フレイバー・ティーは生活アート

最近、フレイバー・ティーづいている。
立て続けに、新しい味の紅茶をいただいたり、新しいティー・ルームを教えてもらったり、出会ったり。

昨日、デン・ハーグでBetjeman&Bartonのお店を見つけた。可愛い看板もさることながら、
お店の中に入ると、さまざまな香りが立ち込めて、ポットやカップその他お茶の道具が山のようで、
紅茶党なら正気を失ってしまいそうだ。
まず、一体どれを選んだらいいのかわからなくなる。
フレイバー・ティーのネイミングは、勝手気ままというかお店がセンスを競ってるためか、イメージ
重視だから、名前だけではお味の想像がつかない。説明だけでもよくわからないから、缶の蓋を
開けてもらって香りを嗅ぐ。

選んだのはこれ。
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     C'est une Belle Histoireという、秘密のお話みたいな名前もいいし、
     いろいろ付いてる香りも色もいい。これを選んだのにはワケがある。
     125g缶入り6ユーロ50セントというプロモーション価格だったのだ。
     何10種類も匂いを嗅ぐのは無理だから、これに即決めた。
     後で、パリ本店のサイトを覗くと、同じものが17ユーロほどで、
     缶だけでも10ユーロすることがわかり、思わず快哉を叫んだ。


明日、友人のCを訪問することになっている。
胃が機能しない彼女だが、お茶なら飲んでもいいので、お土産はフレイバー・ティーが定番。

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        クスミ・ティーのプリンス・ウラディミール。  
        中国茶のロシアン・ブレンドにベルガモット、レモン、
        グレープフルーツ、ヴァニラ、スパイスの香り。


今日は日曜日だが、行楽地・観光地であるマーストリヒトでは、11月と12月の商戦シーズンには
毎日曜日午後からお店が開いている。先日教えてもらったティー・ルーム兼紅茶屋さんで、クスミ・
ティーをプレゼント用に包んでもらい、自家用に何10種類も並んでいる大きな缶の中からこれを
選んだ。名前に惹かれたのだ。

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        やはりパリが本店のTheodorという紅茶屋さんのオリジナル。
        Carpe Diemという名前がよろしい。わたしのモットーでもある、
        「この日をつかめ =今日を楽しめ」というのは、古代ローマの
        詩人ホラティウスの詩が原典。
        ルイボス・ティーにイチゴとラズベリーの砂糖漬けが入ってて、ロースト・
        アーモンドの香りもする。
        これのオリジナル缶もなんともいえない桃色が、名前のイメージに
        ぴったりの可愛さだが、やはり缶だけで10ユーロするのでパス。
        紅茶の空き缶ならイギリス土産のが家にいくらでもある。
        でも、やっぱり欲しくなった。自分用のクリスマス・プレゼントにしようか。


紅茶にはそれ自体で香りがあるのに、別の香りをつけるというのは、邪道といえば邪道である。
紅茶好きを自認するイギリス人だったら、眉をひそめるかもしれない。
フレイバー・ティーが、紅茶の国とは言いがたいフランスの専売特許のようになっているのは、
香水の伝統と関係があるかもしれない。
香りを生活芸術の域に高める努力は厭わないフランス人の作り出すフレイバー・ティーは、だから、
突拍子もない香りの組み合わせとそのイメージにあったネイミングの妙が売りだ。想像力を駆使
して、鍛えた鼻も使ってクリエイトしたものだから、これもやはりアートと呼びたい。
 
c0188818_5112736.jpg

        12月に入ると、町の中心フレイトホフ広場はウインター・ワンダー・ランド。
        観覧車、スケート・リンク、ポニー乗り場などのほか、揚げスィーツの
        店やビヤ・ホールなど、いろいろな屋台が出る。今はまだ準備中。
       
        
by didoregina | 2010-11-28 21:13


コンサート、オペラ、映画、着物、ヴァカンスなど非日常の悦しみをつづります。


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プロフィール

名前:レイネ
別名: didoregina
性別:女性
モットー:Carpe diem

オランダ在住ですが、国境を越えてベルギー、ドイツのオペラやコンサートにも。
ハレのおでかけには着物、を実践しています。
音楽、美術、映画を源泉に、美の感動を言葉にしていきます。


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