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アムステルダムの西部開拓  オランダ一周セイリング記その3

アムステルダムまで行くのは、日帰りとはいえほとんど遠征、という感覚になる。電車で片道
(最速の場合でも)2時間半かかるからだ。そして、NS(オランダ鉄道)は週末を保線の
日と決めているので、大概迂回路を通ることになり、2時間半で着けることはめったにない。
日帰りでオペラやコンサートを鑑賞するためには、駅に着くや否や、歌劇場なりコンセルトヘボウ
なりまで一目散に直行するしかなく、わたしにとってアムステルダムのそれ以外の地域は、
今まで足を踏み入れたことのない未開の地である。

3日間、中央駅真裏にあるヨット・ハーバーに係留したので、アムステルダム探検・開拓の
いい機会だ。

アラード・ピアソン博物館で開催中の『馬  ホメロスからジンギスカンまで』という特別
展覧会へ行ってみた。
この博物館の前は、歌劇場に行く途中いつも通る。隣接して中で繋がっているアムステルダム
大学や付属博物館には入ったことがあるが、この古代博物館の見学は初めて。

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           古代ギリシャ赤絵陶器の破片。馬と少年の交わす
           親愛に溢れた眼差しが魅力的。

常設展は、エジプト、メソポタミア、ペルシャ、ギリシア、エトルリア、ローマなどの様々な
発掘品。展示数が比較的少ないから、駆け足にならずじっくり見て回れる。

特に、エトルリアの墓室内部を壁に投射したインタラクティブの展示が迫力あり。十字に線が
引かれた床に立って前後左右に動くと、その方向に合わせて墓室内に入ったかのようにヴァー
チャル見学ができるのだ。ズームしていくと、ちょっと頭がクラクラしてしまうが、面白い。

今回の特別展では、馬に焦点を合わせて、特に東西の大国(モンゴルとギリシア)での
対照的な違いを浮き彫りにしている。
ギリシアは、北部の一部を除いては山がちであるため、馬の使用は軍事的にも農耕面でも
出遅れていた。だから、実用的というよりは、富の象徴としての価値が高かったという。馬が
大々的に戦争に使用されるようになったのは、アレキサンドロス大帝の東征以後からである。
(彼は、ギリシア北部のマケドニア出身)

それに対して、広大な草原の遊牧民であるモンゴル人は、馬の扱いにも慣れ親しんでいた。
馬具や馬頭琴などの展示や、実物のパオが設置してあり、美しくかつ実用的な内装もしっかり
見られるのがうれしかった。
それから、モンゴル独特の不思議な上音が倍音のように響く発声法ホーミーも聴くことが出来た。


未開の地、アムステルダム西部にある西公園とウェスターガスファブリックまで行ってみた。
そこに行く途中のハーレマーストラートは、個性的な商店が並ぶとても楽しい通りだ。

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      チョコレート屋さんのショーウィンドーには、漁解禁・水揚げされたばかりの
      旬のニシン(ホランセ・ニュー)そっくりのマジパン菓子が。
      スヘーヴェニンヘンで初物を食べそびれた。


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      アムステルダムの西の外れ、元ガス工場の敷地が文化施設になっている。

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      緑溢れる広大な敷地内は、キャンパスの趣で、赤レンガの様々な
      建物が点々と。ここは、カフェ兼映画館。
      また、巨大なガス・ドームは、現在、多目的ホール。

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      池のほとりに並ぶ身障者用の小型車デ・カンタ。      

ガス・ドームの中に入ると、身障者用の小型車が集結していて、色々なコースを運転している。
運転実技試験の最中だろうか?

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          外にも、デ・カンタが勢ぞろい。

たまたま、車の近くにいた背の高い女性に「特別な教習か、運転実技試験なんですか?」
と、訊くと、「自動車に乗った身障者とナショナル・バレエのバレリーナたちとのダンス・コラボ
なのよ。6月下旬にここで公演します。」と言って、脚が不自由なその女性は自らデ・カンタ
まで歩いて、フライヤーを何枚か持ってきてくれた。「めったにない企画だから、観に来てね」
と言われると、コンテンポラリー・ダンス・カンパニーを学生時代は主宰していて、ダンス教師の
資格を持つダンスおたくであるHは喜んだが、あいにく出張の日程と重なるので悔しがった。


デ・カンタとバレリーナたちによるダンス・リハーサル。
         
その日たまたま見たリハーサルは、デ・カンタのみのダンスだったが、驚いたことに、このコラボの
ドキュメンタリー番組が4回にわたってTV放送された。


          トレイラーの声の主、最後の方に登場する赤いスカーフの
          女性が主催者で、私たちにフライヤーを分けてくれた人。


こんな風に、ちょっとアルタナティブでクリエーティブな人びとが集まるこの界隈が、とても
気に入った。
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by didoregina | 2012-06-27 09:06 | 旅行 | Comments(4)

水上から眺めたアムステルダム  オランダ一周セイリング記その2

アムステルダム中央駅真裏、アイ湾の対岸に位置するヨット・ハーバー、シックス・ハーフェン
に3日間ヨットを係留した。
町に出るためには、渡し舟に乗って中央駅まで行く。アプローチ方法が水上からとなり、
普段とは異なる視点から眺めるアムステルダムは格別だ。

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        巨大なクルーズ客船がアイ湾を通ると、中央駅がその
        後ろに隠れてしまう。毎日のように、異なる客船が来た。

アイ湾沿い、中央駅の並びと言ってもいい位置にクルーズ客船のターミナルがあるから、
そこに毎日のように巨大な客船がやってくるのだった。

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        ターミナルに停泊している客船を渡し舟から眺める。

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        客船ターミナルの隣は、ミュージックヘボウ・アアン・ヘット・アイ
        (アイ湾に面した音楽ホール)

ミュージックへボウ・アアン・ヘット・アイのテラスは、アイ湾に張り出す形になっているので、
水上にいる気分になり開放感抜群。中央駅を背景に、豪華客船や運河観光クルーズ船や
ヨットや貨物船や渡し舟が行き来するのを眺めるのも楽しい。

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        ミュージックヘボウは、折りしも開催中のホランド・フェスティヴァル
        本部および会場でもある。幟がはためく。右手奥が中央駅。

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        カフェ内部インテリアも、ガラス張りで開放感のある気持ちのいい空間。


中央駅の表側に回り、ふと上を見上げると、新発見があった。
正面左の塔に示されているのは、なんと、時刻ならぬ風向き!

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             南南西の風で、北北西に針路を取るには最適。

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           風向き盤のある塔の隣の破風上には風見鶏。


毎日、毎時のように風向きや風力を気にしているヨット生活だと、この新発見も偶然とは
思えない。さすが、海洋国の首都にある中央駅だ、とうれしくなった。



ミュージックヘボウに対座するように、中央駅裏のアイ湾対岸に新しい映画博物館EYEが建つ。
四角いガラス張りのミュージックヘボウとは対照的に、外観は白いカマキリのような目を惹く
デザインだ。

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夜、バレエ鑑賞した帰りに、渡し舟の上で立ち話をした地元のおじさんがそこでコーヒーを飲む
のが最高!と勧めるので、EYEのカフェにも行ってみた。

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        こちらも素敵なインテリア。舞台照明風のライトと、劇場っぽく階段状
        に作られたカフェ。対岸の町の灯が水面に煌く。

カフェのウェイトレスさんたちは皆とてもフレンドリー。映画を観たの?と訊かれたので、いや、
歌劇場でバレエを観た帰り、と答えたら、わざわざ渡し舟に乗ってここまで来たの!?と
驚かれた。このすぐ隣にあるヨット・ハーバーに泊まっているから、と言うと納得してくれた。
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by didoregina | 2012-06-26 12:17 | セイリング | Comments(2)

北北東に針路を取りアムステルダムへ!  オランダ一周セイリング記その1

6月4日から2週間のセイリングは、風向きと天候があまりにマイナス要因であるため、
フランスへ南下することもイギリスへ渡るため西に向かうのも諦め、北北東に向かうことに
なった。すなわち、オランダ一周に変更である。

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           北海に面したアイマイデンの砂丘

Hと主人は、数ヶ月前から、満潮・干潮の時間およびそれに合わせて変化する潮流の
向きを調べて、セイリング予定ルートの各地点にマッピングしていた。その際、第一案、
第二案、第三案とそれぞれ針路の異なるプランを練っていたので、実際にセイリングする
週の風向きと天候に対応できるようにはなっていた。長期的展望が効かないのが北海の
天候の難しいところで、直前の予報に合わせたルートを取るしかないのだ。

ゼーランド州でも海から奥まった一番小さなトーレン島にあるシント・アナランドのマリーナに
車で到着すると、土砂降りだった。
荷物をヨットに移して、食料および故障していた機器や修理用器具などの調達を終えると
午後になった。その日は、同じゼーランドでも北海に近い北ベーヴェランド島にあるロームポット・
マリーナを目指す。そこまでは、フランスに行くにもイギリスに行くにも通るルートなので、翌日
天候を見極めてから最終目的地を決定することに。

最近は、様々なアプリから刻々と変化する気象予報が入手できる。また、無線による情報も
ヨットでは重要だ。それらの予報が個々に微妙にずれているので判断が難しいところだ。
いずれにしろ一致している意見を鑑みると、北に向かうのが安全だし、翌週戻る際にも風向きが
よさそうだ。

北海に出てから、スヘヴェニンヘンを経て、アイマイデンまで北上する。
航行距離としても無理のないコースだ。
アイマイデンからは、北海運河で内陸に入り、アムステルダムへ。

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        北海運河のフィナーレは、アムステルダムのあるアイ湾。
        右手が中央駅。左手白い建物がオープン間もない映画博物館Eye


ヨットで首都に入港してそこのマリーナに係留するというのは、胸が高鳴る経験だ。
アムステルダムには、中央駅の裏にヨット用のハーバーがあるので、市内観光に便利。
すなわち、ヨットに泊まりながらシティー・ライフが満喫できるという願ってもない立地なのだ。

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        Eyeのすぐ脇にあるハーバー、シックス・ハーフェン入り口。
        アイ湾の反対側は中央駅(左手)

北海運河沿いには、工業地帯および大小の港がずっと並び、アムステルダムの港湾を形成
している。
いよいよアムステルダム中央駅に近づくと、アイ湾には貨物船、運河観光船、大型客船その他
様々の船が航行していて混雑。緊張する。
渡し舟の邪魔をしないように、規則どおり右舷を岸近く取って大きく回りながらシックス・ハー
フェンに入港。無線で事前に連絡すると、予約は不可だが、空きバース数は十分とのこと。

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        中央駅裏側はアイ湾に面している。無料の渡し舟が頻繁に
        行き来していて、駅とアムステルダム北部を結ぶ。


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        ハーバー・マスターが、きびきびとバースを指定してくれる。
        桟橋の真横は、地下鉄工事中。6年前もそうだった。。。
        中央駅前から伸びる地下鉄の工事現場は、何年経っても
        全く変化していないように思える。

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        のどかなヨット・ハーバー。帆柱の向こうに見えるのが中央駅。


結局、雨や暴風のため、このハーバーに3泊したのだった。
そして、毎日・毎晩、アムステルダムの観光およびラスト・ミニッツの半額チケットでホランド・
フェスティヴァルのコンサートとバレエ鑑賞を楽しんだ。
こういう風に、首都の真ん中で水上生活を送りつつ文化エンタメの恩恵を享受できるというのは
理想的なヴァカンス。ロンドンまでヨットでセイリングしてタワー・ブリッジ脇のセント・キャサリンに
数日係留してみたい、と望む所以である。
        
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by didoregina | 2012-06-24 13:19 | セイリング | Comments(0)

ヨット用ブーツは信頼度と快適さが決め手

北海でのセイリングには、アイルランドのデュバリー社製のヨット用ブーツがほとんど並ぶもの
なし天下無敵である。
ヴェテランつわものスキッパーや北海での耐寒トレーニングを毎年行う夫も、口を揃えて勧める
のは、その中でも最高級モデルのアルティマだ。
外側は茶色の皮(表皮と裏皮のコンビ)で内側はゴアテックス、底は深い凹凸のないゴムで
滑りにくく防水・発汗・断熱に優れ、足にフィットし、海水に浸されても柔軟性が変わらず、頑丈
なので一生ものだと言う。

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          実用第一のスポーツ用品としては皮の色もデザインもおしゃれ。

しかし、特殊用途でさほど需要が高くない品物だから扱う店が限られ、調べると、家から一番
近いのは、約150キロ北のデン・ボッスにあるマリン・スポーツ専門店だった。
履き心地を試したいし、お店の人のアドヴァイスも欲しいから、通販は避けたい。

それで、デルフト・デートの帰りにちょっと遠回りしてデン・ボッスまで行ってみた。
木曜夜なので、店は夜九時まで営業しているのだ。

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          ご当地有名人、ヒエロニムス・ボッスの銅像。

専門店であっても、全てのサイズが置いてあるわけではない。一番小さいのが39だった。
分厚いソックスを履けばピッタリなのだが、店員によれば薄いソックスの方がよいから、サイズ
38が丁度よさそうだ。一週間半後に北海でセイリングするから、至急取り寄せてもらいたいと
頼んだ。
その間に精霊降臨祭があるから、取次ぎに時間がかかる。でも、翌週土曜までには入荷は
出来るはずだと言う。

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            修復が完了した聖ヤン大聖堂。

約束した土曜日には、コンセルトヘボウに『ファルナーチェ』を聴きに行く予定だったから、
デン・ボッスは丁度通り道だ。途中下車すれば、余分な交通費がかからず有り難い。

そして、木曜日にパリ日帰り旅行をした。
ルーブルで絵画を鑑賞中に、携帯電話が鳴った。
デン・ボッスのマリン・スポーツ店からの電話である。

「ご注文のヨット用ブーツなんですが」
「土曜日にそちらに伺います」
「土曜日にご来店されるのはかまいませんが、注文品を検品したところ、お客様のサイズが
入っていませんでした。」
「え、そ、それでは困ります。月曜日から北海に行くんですから。それで、至急取り扱いを
お願いしたのに」
「4日後の月曜ですか、11日後ですか?」
「4日後です」
「それでは、間に合いませんね。。。」

お互い、電話口でうろたえるのだった。
長電話になっても回りに迷惑だし、国際料金がかさむ。
「今、パリに居るんです。パリの専門店ならサイズがありそうですから、探します」
そう、宣言して電話を切った。

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         怒りと早まる動悸を抑えつつ、名画鑑賞。ジャン・フーケによる
         勝利王シャルル7世(1403-1461)の肖像画

そうは言うものの、パリのどこにそういう専門店があるのか、見当がつきかねる。
スマートフォンやタブレットがあれば、検索可能だが、普通の携帯電話しかない。
バスティーユとセーヌ川の間にあるアルセーヌ・ハーバー辺りなら、マリン用品専門店がある
かもしれない。。。。

結局、パリでデュバリーのヨット用ブーツを扱う店を探すのは諦めて、手持ちの長靴で月曜に
ゼーランド州シント・アナランドにあるマリーナに向かった。この村にもマリン用品店があるが、
欲しいモデルのブーツは置いてなかった。

そこから北フランスに針路を取り、友人の友人の別荘のあるトレポールに行く、というのが
第一案だった。
しかし、風向きが全く悪い。ベルギーおよび北フランスの海岸沿いは、潮流が速く満干の差が
非常にあるため、強い逆風だと距離が稼げない。向かっても向かっても進めないのだ。

第二案は、イギリスに渡るというものだった。これも、非常に悪い風向きであり、しかも暴風に
なりそうとの予報だ。
それで、第三案として、針路を北に向けることになった。
つまり、オランダ一周ということに変わってしまったのだ。風任せ・天候任せのヨットならでは。

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       一ヶ月も経たずに戻るとは思わなかった、スヘヴェニンゲンのマリーナ。
       前回と同じベルギー・ビール専門のカフェ・レストランで乾杯。


勝手知ったるここのマリーナには、大きなマリン・スポーツ用品店が2軒ある。
そのうちの一軒に入ると、デュバリーのアルティマが全サイズ揃っている。しかも、幅広足用
のエクストラ・フィット・モデルもあるので、同行のHもお買い上げ。
うれしいことに、デン・ボッスの店よりも30ユーロ安く、299ユーロなのだった。

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            頼もしいブーツをようやくゲットできた。
(日本語のオフィシャル・サイトを見ると、約6万円するから、ほぼ半額で買えたことになる)

履いているうちに、皮が足に馴染んできて、フィット感抜群。暖かいし、信頼度の高いブーツが
手に入って満足だ。
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by didoregina | 2012-06-21 12:43 | セイリング | Comments(2)

中世・ルネッサンスの細密画を観るため、パリまでバスで日帰り旅行

5月最後の日に、パリまでの日帰り旅行を決行した。
今回の目的は美術展2つで、オペラ鑑賞の予定はないから、宿泊する必要はない。

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             目指すはルーブルと国立図書館

リエージュもしくはブリュッセルからのタリスを利用すれば、パリはすぐで日帰りも楽々だが、
直前だと料金はかなりの額になる。
それで、目を付けたのは、バス旅行である。東名バスみたいなもので、往復35ユーロ。
行くかどうか迷って、決めたのは10日を切っていたのでオンライン予約ができず、手数料
6ユーロが加算された。電話口ではロイヤル・クラス・シートを勧められた。12ユーロ増しだ。
総額53ユーロになったのだが、それでも、タリスの片道料金よりも安い。

なぜ直前まで躊躇していたのかというと、出発時間が午前4時で、戻ってくるのは午前2時
過ぎという正にほぼ24時間存分に使うというスケジュールだったのと、こういう格安ツアーを
利用するのはパワーのある若者ばかりではないかという気がしていたからだ。

午前4時15分前に集合場所のマーストリヒト駅前に着くと、若者グループがたむろしている。
そんな時間の駅前にいるのは、麻薬ジャンキーやディーラーはたまたホームレスなどの
怪しげな人々じゃないかと心配していたのだが、それは杞憂で、そんな時間に起きていられる
ほど元気なジャンキーやホームレスなどは存在しないのだった。

バスの中にはすでに、他の集合場所から乗った人々が座っていた。
2階建てのダブルデッカーの1階がロイヤル・クラスで、サロン風にゆったりとして座席数は20
だから、ビジネス・クラスみたいなもの。オランダ人仕様で前後の幅も広いから、リクライニングに
すると足台に足が届かないほど。
2階は通常料金のエコノミー・クラスで、1階の倍の人数が座っていたのではないかと思う。
1階ロイヤル・クラスのメンバーは、落ち着いた夫婦連れ2組と、中高生の子供三人の五人
家族と大人三人の家族とわたしだけで、隣席には誰もいなくてくつろげる。

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             乗降場所は、コンコルド広場

途中、2時間おきに、ベルギーのモンスとパリに入る直前のSAで休憩。9時ごろにパリの
環状道路に入った。
しかし、そこからが渋滞で、しかも、エッフェル塔、凱旋門、オペラ座その他の名所巡りも
してくれて、コンコルド広場でようやくバスから下ろしてくれたのは10時半に近かった。
帰りは、夜8時15分に集合だ。

まず目指すは、ルーブルである。目的は、シュリー翼で開催されている、『ベリー公の美しき
時祷書展』鑑賞だ。


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       ルーブル内のカフェ・リシュリューからの眺めは最高。

ルーブルに並ばずに入場する方法の情報を集めて、実践に移してみた。
すると、前売り券やパスなしでも、本当に全く並ばずに入れるのだった。ルーブル付属美術校
の並びにあるライオン門は、とてもひっそりとしていて、知る人ぞ知る入り口である。
手荷物検査もチケット窓口も、前に人がいない。ほぼ一瞬にしてルーブルに入場できた。

しかし、ルーブルは広い。ゆっくりと名画を鑑賞しているとシュリー翼の特別展会場の場所が
わからなくなった。係員に聞いても知っている人は少ないようだ。何度も違う翼や階に行かされ
て、迷いながらようやく特別展示室に入れた。

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時祷書から47葉がばらされて一挙に観ることができる、世紀のご開帳ともいえる展示で、
ランブール兄弟の驚異的な手わざの細密画の数々は、貴石のごとく光を放って輝いていた。
彼ら好みのノーブルなブルーと抹茶色に近い若草色の美しさが目にしみる。

絵のテーマとしてより面白みを感じたのは、聖母マリアの生涯やキリストの受難などの聖書の
内容をストレートに描いたページよりも、世俗的な場面や、後の時代の聖人を題材にした絵だ。
聖マルティノスやシャルル・マーニュ、聖ルイ王などの騎士姿に惹かれた。わたしは甲冑の人物
像フェチでもある。

貴族は皆、優美な姿で佇み、纏った服のドレープが浮き彫りになったような質感と、背景の
霞んだシャトーなどのデリケートな描き方の対比が素晴らしい。
まるで平安王朝の絵巻に見られるような引目鉤鼻のように類型化された表情が特徴的で、
このような描き方が東西で見られることが私的な新発見だった。


思う存分ランブール兄弟の細密画を堪能したあと、1時過ぎに遅いブランチ。
エレベーターで一緒になったカフェのギャルソンが運んでいたプチ・パンが美味しそうだったので、
その階で降りてみると、アンジェリーナがルーブルに出店しているカフェ・リシュリューがあった。
カフェのテラスは、リシュリューなどの彫像に囲まれ、目の下はガラスのピラミッド、その先に
カルーゼル門、そしてはるか彼方にエッフェル塔を見晴るかすリッチな一画だ。

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         カフェ・リシュリューのあるリシュリュー翼には枢機卿他重臣(?)の彫像が。

隣に座っていたアメリカ人親子の食べていたサラダが美味しそうだったので、訊いてみると、
シーザーズ・サラダとフォアグラのサラダであった。後者の方を選んだ。22ユーロは結構な
お値段であるが、朝食はスルタナ・ビスケットとコーヒーだけだったから、野菜たっぷりのサラダが
胃に心地よい。フォアグラをトーストと例のプチ・パンにたっぷり載せて白ワインと共にゆっくりと
いただいた。


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         フランス国立図書館は、開いた本の形のガラス張り高層ビルで
         4棟が向かい合って建っている。

食後は、フェルメールの絵2点に挨拶してから、フランス国立図書館へ直行だ。
ミッテランの建てた新しい図書館へ通じる地下鉄は、確か初の無人運行で、完成したばかりの
頃、最前列車両に子供達と乗り込んだ覚えがある。

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             こちらでは、フランドルの細密画展

この日は、丁度図書館のオープン・デイで、展覧会の入場料はタダだった!なんとありがたい。
そのためか、こういうマイナーな展覧会にしては、会場はかなりの盛況である。
こちらの展示は、ベルギー国立図書館との共同展覧会で、双方のお宝である中世から
ルネッサンスのフランドル地方の写本を集めて見せている。図書館所蔵の本であるから、
綴じた本のままで、一度に見ることができるのは開いたページのみ。

ルーブルでは、修復のため綴じた本を解いたものを絵のように壁に掛ける形だったが、
こちらは、ガラスケースの中に90度の角度で開いた本のページが展示されているのを上から見る。
集めてある本の数は驚異的で、それぞれ見開き1ページしかみられないが、たっぷりと堪能できる。
そして、それぞれに大体1人ずつの客がへばりついているという具合だ。

細密画としては、ランブール兄弟の優美かつ驚異的な筆致に及ぶものは少ないが、時祷書に
限らず大型の本も多く、最盛期のブルゴーニュ公国のビブリオフィルたちが金に物を言わせて
作らせた素晴らしい本の数々が展示されている。一挙にこれだけの写本が観られる機会も
めったにあるものではない。
お宝ばかりのこの部屋で、ガラスにへばりつくようにして食い入るように見つめた。


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      一番のお気に入りは、ファン・デル・ウェイデンの絵を基にした
      ブルゴーニュのフィリップ善良公を描いた『エノー年代記』のこのページ。
      この展覧会では、ファン・デル・ウェイデンが細密画も描いたような扱い。
      時代が下ると、細密画のテクニックもさらに発達し、人物の表情が画一的
      でなくルネッサンス的に個性が表わされるようになる。


一日でかなりの数の本物の写本・細密画を観ることができ、大満足だった。
図書館からセーヌ川を渡って、対岸のベルシーまで歩く。

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        セーヌ川もパリなのにこの辺まで来ると、まるでマーストリヒトそっくりののどかさ。


夕食には、オペラ座界隈の日本食レストランで冷やし中華を食べた。
今まで、パリで日本食を食べたことがなかったので、本物となんちゃっての店の違いが判らず、
外に張り出されたメニューと店の名前から本物だろう、と判断して入ったら、「冷やし中華」という
日本語も通じない。外のメニューに写真があるアレ、と説明したら「ああ、フォー・フロワね」と
ここもヴェトナム人によるなんちゃって日本食であったが、麺も薄焼き卵も焼き豚も茹でたて・焼き
たてで、ぴりっとしたタレの味もとてもよかった。冷やし中華は7ユーロ50セントで、サービスの
水は飲み放題だから、悪くないしとてもお安い夕食だ。


バスは、乗客は定刻前に来て待っているのに、渋滞で30分遅れて来た。夜9時ちょっと前にパリを
去り、マーストリヒトには予定通りの午前2時半に着いた。充実の一日である。
また気になる展覧会があったら、次回もバスでパリに日帰り旅行に行こう、と思う。
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by didoregina | 2012-06-18 23:28 | 旅行 | Comments(10)

『オルランド』@モネと『ファルナーチェ』@コンセルトヘボウ

モネ劇場でヘンデルの『オルランド』を鑑賞したのは、もうかれこれ一ヶ月近く前だ。
すぐに記事にすればよかったのに、字幕が見えない席だったため、モネのサイトからの
ストリーミング配信を見てから書こうと思ってのばしのばしにしていた。しかも、5月は超多忙
だったため、そのストリーミングを見たのは、なんと昨日、ようやく6月になってからだった。
そうなるともう、初回の感動は失せてしまっている。

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        『オルランド』カーテンコールでのアンジェリカ役ソフィー・カルトホイザー


そして今日は、コンセルトヘボウでヴィヴァルディの『ファルナーチェ』コンサート形式を
聴いてきた。これも、今日中に書かないと、セイリングから戻る2週間後になってしまう。
それでは、また『オルランド』@モネと同じ轍を踏むことになる。

そこで、趣向を変えて、両方ともカウンターテナーが主役であるというに着目してこの二つ
のオペラ公演を比較する形でレビューを書いて(お茶を濁して)みようと思う。

また、主役がCTであるという以外にも、この二つのオペラを比較するのはさほど荒唐
無稽な試みとは言いきれない共通項がいくつかあるのだ。

まず、ヘンデルとヴィヴァルディというほぼ同時代のバロック・オペラ好敵手による作曲である。
そして、どちらの作品でも苦悩する騎士が主人公である。
最後にはいきなりハッピーエンドになるのもお約束であるが、それまでの過程には紆余曲折
があり、主人公やその愛する人にとっては理不尽ともいえるような愛憎の葛藤の存在も共通
する。


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             絶好調だった公演後のチェンチッチ。
             パープルがかった茶色のビロードのジャケットに
             金色っぽい幅広のネクタイがダンディー風。


Handel Orlando@ De Munt 2012年 5月 6日

Muzikale leiding    René Jacobs
Regie   Pierre Audi
Decors en kostuums   Christof Hetzer
Belichting   Jean Kalman
Video   Michael Saxer

Orlando   Bejun Mehta
Angelica   Sophie Karthäuser
Medoro   Kristina Hammarström
Dorinda    Sunhae Im
Zoroastro   Konstantin Wolff

Baroque Orchestra B’Rock

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     けなげな看護婦のようなドリンダ役のスンハエ・イムとオルランド役のベジュン・メータ


ベジュン・メータが主人公オルランドで、CTの中でも明らかに暗い彼の声が、この役には
とても合っている。そして、メータは、毎年聴くたびに歌唱が上手くなっている。
ショルと同年とはとても思えないほど、40代に入ってもまだまだ進化を止めないのだ。
比較的歌手としての寿命の短いCTとしては、驚異的である。
彼はまた、大スクリーンに映し出される茫然自失の表情も素晴らしく、役者としても成長して
いる。

アンジェリカにソフィー・カルトホイザー、ドリンダにスンハエ・イムという共に可憐で清楚な
ソプラノ2人に対して、メドーロ役のクリスティーナ・ハマーストレームのズボン役がヴィジュ
アル的にもバッチリ決まっていた。ドラマを影で操るザラストロは出ずっぱりで、オルランドの
上司というより創造主のような趣。
ズボン役には、北欧系歌手が一番、とかねがね思っているのだが、ハマーストレームには
その歌声ともども惚れ惚れさせられた。

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           凛々しいメドーロ役のクリスティーナ・ハマーストレーム


ヘンデルの『オルランド』は、主要登場人物が5人と少ないため、室内劇のような息詰まる
サスペンスの趣で、悩める主人公の心理劇になっている。今回のオーディによる演出では、
オルランドの狂気を表現するのに、屈折した彼を放火魔の消防士にしてしまうというもので、
めらめらと燃える炎が病んだ精神の暗闇を炙り出している。この心理描写の着想は秀逸で
オーディは(ハネケの)映画にインスパイアされた手法(フラッシュ・バックやフラッシュ・
フォワード)を用い、舞台後方のスクリーンで映像を流した。今までのオーディらしくないが、
新境地開拓という意味で興味深かった。シンプルかつシャープな舞台装置もわかりやすくて
よかった。

『オルランド』@モネの指揮はルネ・ヤーコブスだが、オケはモネ専属でも、当初予定されて
いたというフライブルク・バロック・オーケストラでもなく、ベルギーの若手古楽オケのビーロック
であった。この名前を最初に見たとき、どうもあまりいい予感がしなかった。去年聴いた
『四季』その他のヴィヴァルディの演奏があまりにこじんまりとしていて、若さや躍動感に
乏しかったからだ。
このオケに白羽の矢が立ったのは、予算的な理由であると、インテンダントも指揮者も明言
している。だからあまり期待していなかったのが幸いしてか、首都の王立オペラ出演という
ことで発奮して練習もバッチリで臨んだのか、全体的にそれほど悪いとは思わなかった。
ただし、演奏にギアが入ってドライブ感が出てきたのは Fammi combattere以降からだ。
それまではなんだかおずおずといた調子だったので、ああまたか、と思ってしまった。



c0188818_7492957.jpg

       一番乗りできたサイン会でチェンチッチとツーショット


Vivaldi - Farnace RV 711@ Concertgebouw 2012年6月2日

I barocchisti o.l.v. Diego Fasolis

Farnace   Max Emmanuel Cencis
Gilade   Vivica Genaux
Bernice   Mary Ellen Nesi
Tamiri   Sara Mingardo
Pompeo   Daniele Behle
Aquillo   Emiliano Gonzalez Tro
Selinda   Carol Garcia

対する『ファルナーチェ』のタイトル・ロール、マックス・エマヌエル・チェンチッチの声は、
今日コンセルトヘボウで聴くと、CDとは全く異なる印象だった。男らしさよりは、古典的な
女っぽさ(女性演歌歌手のような艶っぽさ)を感じさせる。
前回のコンセルトヘボウでの不調を挽回するかのような力強さが漲り、コントロールも自由
自在に利いているので、聴いていて安心感がある。
指揮者ファゾリスとも、共演歌手との息もぴったりと合っていて、座長の風格すら感じさせる
チェンチッチの堂々たる歌唱であった。
しかし、この『ファルナーチェ』は、主役の登場場面が少ないのと相まって、対訳と歌詞の
ブックレットを見ながら聴いていたMevさんによると、かなり端折っての公演だったらしい。
だから、座長格のチェンチッチは、美味しいところをとって甘い汁を吸ったと言えるかもしれない。

『ファルナーチェ』の演奏は、ディエゴ・ファゾリス指揮イル・バロッキスティだ。生で聴くのは
多分初めてだと思う。
まず、ファゾリスのノリノリのしかしオーヴァーアクションとは無縁でポイントを絞った指揮姿の
美しさにびっくり。体全体から発散されるオーラでオケを引っ張っていく。しかも、立ったまま
チェンバロも弾く。チェンバロの音はほとんど聴こえてこないから、通奏低音というよりリズムを
リードするための弾き振りなのだった。あの体格だから、小型のチェンバロが壊れそうなくらいで、
キース・エマーソン張りのエネルギッシュな弾き方が見ていて楽しかった。
オケは、どうも、弦が弱い印象であったが、リュートは八面六臂の大活躍。

そして、女性歌手が全員素晴らしい充実度。ネジは堂々たる迫力で率先して全体を引っ張って
行ったし、ミンガルドは、声量こそ少な目ながら滋味のある深い歌声でしみじみと聞かせる。
ネジに比べて華やかさも声量もないから損な人だが、コンセルトヘボウの客は見掛け倒しの
派手さにだまされる人たちではない。まるで『スターバト・マーテル』を思わせる味わいの
ミンガルドの美しい弱音の魅力溢れるアリアに対して「ブラーヴァ」が飛んだ。
ネジは、ギリシャ風デザインの薄いシルクの花柄ドレスが素晴らしく似合っていて、美しい。
自信満々で悪役を歌うからかなり得なのだが、さすがの実力で圧倒的。
CDでは、なんだか鼻にかかったべったりしたような声で、男性的だが魅力に乏しいと思って
いたのとは生の声が全然異なりびっくりさせられたのは、ヴィヴィカ・ジュノーだ。
CTばりの唱法と声質のため、歌唱の変化に乏しいきらいはあるが、テクニックの凄さには圧倒
された。
アジリダの回り具合はもちろん余裕でしっかりと決まるし、リズムの安定したポルタメントが小気味
よい。もっと生のオペラ舞台で聴きたい観てみたいと思わせる人である。

アラン・カーティス指揮の『アリオダンテ』(サラ・コノリーがディドナートの代役で主役)を
コンサート形式で聴いたときにも感じたのだが、CD録音後にCDとほぼ同じキャストで各地を
巡回公演していたから、チームワークというか歌手同士の結束が強まり、コンサートも納得の
行く出来だった。
それに対して、2年前の『スザンナ』は、その時クリスティーがコンヘボでのコンサートを録音
するとか言っていたが、あまりいい出来のコンサートではなかった。その日、チェンチッチは病
上がりみたいだったし、録音のために歌いなおしすらさせていたが、歌手の出来不出来に
差が大きすぎた。まず、練習を積んでからスタジオで録音してこなれてから、そのキャストで
コンサートを行う方がよさそうだ。


c0188818_7505139.jpg

          Mevさんが疑惑の目を向けたチェンチッチの髪形。
          ステージでは、かなり金髪に近く見える薄いモヒカン。
          これって、地毛それとも鬘?
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by didoregina | 2012-06-03 01:01 | オペラ実演 | Comments(6)


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