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CoCo とバッハと着物 

クイズに当選し、コンサート・チケットが貰えた。
コンチェルト・コペンハーゲンとラトヴィア放送合唱団による、バッハとペルトの「マニフィカト」のコンサートだ。
場所は、エイントホーフェンのフィリップス・ミュージック・ホールだった。

とにかく、タダで行けるというので浮き足立った。平日の夜であるが、貰ったチケットは2枚だから主人も同行するから、車の運転もしないですむし、駐車場はホール地下にあり、外に出ないですむ。着物でお出かけしたいという欲求には、またとないくらいお誂え向きである。
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プログラムの前半は、バッハの管弦楽組曲第1番の合間に、ペルトのMagnificat Antiphonenが挿入されるというものだった。
器楽演奏は、Lars Ulrik Mortensen 指揮のConcerto Copenhagen(略称CoCo)で、モルテンセンはチェンパロを弾きつつ、バッハをかなりのオーバーアクションで指揮していた。
バッハの管弦楽組曲の序曲の後、ペルトのア・カペラ合唱曲の4楽章までを、Sigvards Klavaの指揮で、ラトヴィア放送合唱団が歌う。
それからまたバッハの組曲第1番から3曲が演奏された後、ペルトに交替し残り3楽章が歌われ、最後にバッハの組曲の残り4曲を演奏、という構成だった。

前半のプログラムでのバッハとペルトの曲には、全く共通点も何もなく、ハ長調の明るいバロックの雅な管弦楽曲の合間に、割と深刻っぽいペルトの現代ア・カペラ合唱曲が入る、というわけで、あまり釈然としない構成である。
器楽アンサンブルと合唱団が、それぞれ別の指揮者を伴いながら同じステージに乗ってはいるが、お互いに関連性のない曲目を演奏するから、一方が演奏しているとき、他方は全くの手持ち無沙汰状態である。
このプログラムは、一体どういう意図で企画されたんだろう、と思わず突っ込みを入れたくなるほど音楽的には水と油で、まるで瓶の中でくっきりと上下に分かれ、一体化していないドレッシングみたいだった。

ラトヴィアはバルト3国のひとつであり、ペルトはお隣のエストニア出身の作曲家である。
きっと、エストニア語なんて難しいから、多分言語学的にかなり近いラトヴィアの放送合唱団なら、歌いこなせるにちがいない、という観点で選ばれたんだろうと思った。
しかし、ペルトのこの「マニフィカト」の歌詞は、ドイツ語なのであった。
謎はますます深まるばかりだ。


最近オランダの大手コンサート・ホールで流行中で、いい傾向だと思うのは、休憩中の飲み物はタダ!というサーヴィスである。飲み物の注文に必死にならずに済むので、客同士和気藹々、鷹揚とした態度でいられて、実によろしい。
そうでないホールでは、好みの飲み物をなるべく早くゲットしたい、と誰もが思うので、列はあって無きが如し。ベルギーのおばちゃんたちは横入りが大得意だし、でかいオランダ人のオヤジなんかだと、人の頭越しに後ろからずうずうしく注文したりする。モネ劇場のフォアイエは阿鼻叫喚の巷と言っても大げさではなく、単に飲み物を注文するだけなのに闘争心を剥き出しにしなければならず、精神衛生上よくない。
フィリップスの場合、タダだというのに飲み物の種類が豊富であるのも驚いた。通常、赤・白ワイン、ジュースやソフト・ドリンク、ビール、紅茶・コーヒーといったところだが、季節限定スペシャル・ビールのボック・ビールなど、なかなかポイントが高いラインナップだ。
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休憩の後は、バッハの「マニフィカト」で、CoCoと合唱団とソリストたちが舞台に集まった。合唱の指揮者は、もう登場しなかったから、安堵した。前半同様、指揮者が2人だったらどうしようかと思ったのだ。

バッハの「マニフィカト」に関しては、まだ当方の心の準備および勉強不足なので、ほとんどコメントすべきことはない。
というか、指揮者のモルテンセン一人で盛り上げようと一生懸命だったが、ソリストにも印象的な声の持ち主がいないから、全体としてあまり心に残らない演奏だった。
ただ、やはり危惧していた通り、このホールの無機質的な音響(残響が少ない)は、全然バッハ向きではない、ということだ。
天井以外は全て多分ブナの木材を用いて、見た目はいかにも柔らかで暖かそうな音響という印象を与えるホール内装なのだが、実際は、つれなき乙女、といった感じで、とっても冷たいのだ。思いも音も、どこかに吸収され奪いつくされるようで、返ってくるものがない。

「受難曲」やカンタータなどは、やっぱり教会で聴くのが好きだ。
今シーズンは、「ヨハネ」と「マタイ」の両方とも、聴きたいソリストやアンサンブルや指揮者のがこのホールで予定されているが、はたしてどんなものになるのか。

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      着物は、オレンジがかった香色の万筋。
      江戸小紋は柄が極端に細かいので、
      かなり近寄らないと、無地にしか見えない。
      川島織物の綴れの洒落袋帯を合わせて
      江戸小紋をカジュアルに着てみた。
      パステル・カラーのグラデーションで
      メルヘン調の風景が織り出されている。
      前帯は、パステルカラーの縦縞。
      
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by didoregina | 2009-11-27 15:25 | コンサート | Comments(26)

School of Saatchi とTussen kunst en kitsch

BBC2で、月曜日から始まった4回シリーズの新番組School of Saatchiは、とうとう来るべきものが登場した、という意味で感無量だ。
近年TVで興隆を見せている様々なジャンルのオーディション番組の一つなのだが、これは、なんと、現代アートのオーディションである。

「スター誕生」的な、ポップ・スターや、ミュージカル・スターや、オペラ歌手や、ダンサーや、レストラン・シェフや、スーパー・モデルや、デザイナーや、バトラーや、発明家などを、素人の応募者の中からふるい落としていって発掘(売り出す)というパターンの番組は数多いが、いずれも一応の人気を博しているから、何匹目かのドジョウを狙った番組は、これからも出てくるだろう。
しかしこの新番組は、わたしにとって、まさしく目からウロコというか、コロンブスの卵ともいうべき意外性が大きかった。

チャールズ・サーチといえば、億万長者で、現代アート・コレクターであり、現代アート・ムーブメントの大御所プロデューサー的存在である。一見一般ウケは難しそうだが、話題性を作ることによって多分にコマーシャリズムに乗る要素の多いアートを集める手腕に長けている、という印象がある。実に雑種性の嗜好を持っている人物でもある。

その彼のギャラリーに展示するに値するアートを、無名のアーチストに作らせるためのオーディション、というのは、なかなか革新的アイデアだと思う。

現代アートでは、話題性とコンセプトが最重要視される。
ガラクタを並べたへんてこな作品でも、発するメッセージやコンセプトにアーティな人(現代アート批評家やアート学生)に与えるインパクトや説得力が大きければ、アートになるのだ。美的であることや、基礎デッサン力など、古来の美術に必要な要素は、度外視される。

それで、サーチなどのコレクターに高い値段で買われ、その話題が一般に広まったら、その作品の価値は天上にまで高められる。一般人にとっての価値は、後で付けられたものである。なぜなら、現代アートに対する判断基準を、一般人は持たないか、持っているとしても曖昧模糊としたものであるから、彼らが惹きつけられる対象は、作品ではなく、それに付けられた値段やエキスパートが下した評価だからだ。

だから、この新番組では、他のオーディション番組とは異なったアプローチ方法が取られる。
すなわち、勝ち進む人を決めるのは一般大衆を代表する視聴者ではなく、プロのアート業界人である。
彼らが、サーチが気に入りそうな作品を選び、最終的判断を下すのは、サーチ自身というわけだ。
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まず12人の候補者を選ぶ段階では、通常のオーディション番組と同じく、玉石混交で失笑がもれた。
第一回目では6人に絞られたのだが、その中にヴィデオ・アーチストが3人も残ったのが意外だった。絵画が一番好きなアートのジャンルだと喧伝されるサーチの好みとは、少し外れるからだ。

話題性がなくては現代アート失格という定義上、この番組は、現代アートのプロモーションとしては素晴らしいものだと思う。


それとは対照的な番組に、オランダの放送局によるTussen kunst en kitsch(芸術とキッチュの間)というのがある。(青柳いづみこさんの著書のタイトル「真贋のあわいに」という日本語がぴったりか)
「お宝鑑定団」みたいなもので、家にある骨董などをプロに見せて鑑定してもらうという、25年も続く長寿番組である。

先週、その番組に持ち込まれたお宝に、過去25年間で最高の値が付けられた。約100,000ユーロであった。
ルネ・ラリック作のブローチだが、新発見のものだ。
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ラリックの宝飾品は、実物を見るとよく分かるが、信じられないほどの繊細さと、妥協を排除し極限まで追求した美が、心を打つ。絶対的な美、とあえて言ってしまいたくなる。
このブローチの実物は、わたしは見ていないので何とも言えないが、写真だけでは、きっと実物の100万分の1も美しさが伝わらないのではないかと思う。
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by didoregina | 2009-11-25 17:53 | 美術 | Comments(8)

エリザベス・ペイトン展 Live Forever

わが町にあるボネファンテン美術館では、数年に一度の割で、お金を払っても見る価値のある展覧会が開かれる。1995年にリニューアル・オープンしたアルド・ロッシ設計のこの美術館は、外観も内装もポスト・モダン風でなかなか美しいが、所蔵品に魅力が乏しい。公立の美術館・博物館では、建てられた時代の地元自治体の財政の内実がそのまま表れる内容のコレクションになってしまうのは、仕方がない。
家から徒歩圏内だしよく前を通るが、普段はカフェを利用するだけで、よっぽど特別に面白そうな展覧会でもない限り、素通りだ。

今回のエリザベス・ペイトン展(2009年10月18日から2010年 3月21日まで)は、ボネファンテン美術館創立125周年記念の、まことに力もお金もかかったものとなった。なにしろ、現代アートの寵児の一人で、セレブ御用達のアーチストだから、鉛筆のスケッチ画ですら、1千万円からという高値を呼ぶ。彼女の過去15年の作品90点余を集めた展覧会は、昨年ニューヨーク、この夏ロンドンで開かれ、現在マーストリヒトに来ている。
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   Democrats are more beautiful (after Jonathan Horowitz), 2001

だから、このポスターや、フライヤーやバナーが町なかのいたるところで見られる。しかし、わたしは慎重だった。本当にお金を払って見る価値のあるものかどうか。
美術館には1年に一度オープン・デイという日があり、入場料が無料になる。それが、11月15日であることを突き止め、その日を気長に待ったのである。オランダに住む限り、このくらいの努力をしないとオランダ人に仲間として認めてはもらえない。倹約は美徳であり、国民的スポーツである。

11時開館とほぼ同時に入館した。そうしないと、タダであるから、どれだけ混雑するかわからない。長い階段を最上階まで登り、他のものには目もくれずに、エリザベス・ペイトン(1965年生まれ)の展示室に向かった。

最上階なので、明るい自然光が上から注ぐ。
彼女が描いた有名人の肖像画がずらりと、目線の高さに横一列に並べて壁にかけてある。そのどれもが、A4からA3サイズほどと小さい。
彼女がシンパを抱くアイコン、彼女にとってのヒーロー達である。そして、それらの絵の大半は、雑誌などに掲載されたセレブの写真から絵を起こしたものだ。まれに、自身で撮った写真を元に描いたものもある。
鉛筆やペンによるデッサン以外は、合板の上に下地を塗って、油絵の具で描かれているが、乾くのも待たずに塗り重ねたりしていて、ソフトな色の印象に比べて、タッチは意外なほど粗い。

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        デヴィッド・ホックニー
        色調もテクニックもどこかホックニー調なのは、
        画家へのオマージュか。

彼女の絵の特徴は、単純な線と色でささっと描いたようで、ちょっと見はヘタうまというか、実にさりげない。その軽みが、描かれる側のセレブからも見る側である大衆双方から人気を博すヒケツだろう。
また、どの人物も少女漫画のように理想化されキレイに描かれて、個々としての区別が付きにくい。全てアンドロギュノスのようにみえる。
たとえば、ポスターになっている、民主党員の美しい若い男は誰か。知ったらあっと驚く人がモデルになっている。
正解は、若き日のアル・ゴアだ。


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         Prince Eagle (Fontainebleau), 1999

         自分のボーイ・フレンドを描いたものだから、
         他の絵とは異なり野外風景の中の珍しい構図である。
         しかし、これもまた写真を元に描いたとのこと。
         陽光の下で、モデル・スケッチしたりはしないのだ。
         物語が感じられる絵である。ブルーが印象に残る。


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  パティ・スミスを描いたこの肖像画は、ペイトンの面目躍如の傑作だと思う。
  スミスの友人でもあった写真家ロバート・メイプルソープによる、アルバム
  Horsesのジャケット写真が、花の後方にもやもやっと見える。
  古来の肖像画にみられる、画家と描かれた人物との弁証法的対話が
  完全に打ち崩されていて、このアート感覚は痛快無比。


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    この自画像もいい。
    女性が描いた自画像というジャンルに、以前から興味があった。
    それには芸術品としての写真(セルフ・ポートレイト)も含む。
    自画像は、写真に撮るか鏡に映したものを描くしか手段がないから、
    ペイトンのアプローチ方法にかなっている。


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        展覧会初日のエリザベス・ペイトン

まず展示を一周して、先入観なしに観てから、学芸員などによるガイド・ツアーに2回参加した。
そうすると、展覧会開催や展示方法に絡む、インサイダーならでは詳細なハナシが聞けて面白かった。
ペイトンの身体的特徴(かなり小柄で、右手が不自由)が及ぼした作品や展示方法への影響だの、電話や初日に訪れたアーチストのインタビューでの印象とか、作品には描かれた本人の(多くは故人)の相続人などの個人蔵となっている肖像画が多いことと絵画の値段高騰により保険料もかさみ、大手スポンサーなしでは、弱小の地方美術館では展覧会開催は不可能だっただろう、など、ナマの情報が満載で、ミーハー的興味が満足できた。

  
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by didoregina | 2009-11-21 13:41 | 美術 | Comments(6)

トリスを飲んでハワイに行こう!

20世紀の夢をくすぐるコピーの傑作は、寿屋(現・サントリー)のトリス・ウィスキーに付けられた、これだ。後に作家になった山口瞳が、1961年に作ったものだ。さすがに、CMやコピーの実物は見たことがないが。

当時の庶民にはとても叶わぬ夢を誘う甘美な響きがあり、企業のマーケティング戦略としては先駆的で優れていると思う。
こういうコピーには、わたしは弱い。

今年は、日蘭修好400年だそうで、日本やオランダで地味なイベントがあったり、記念コインが発売されたりした程度の低調な盛り上がりをみせた。
また、ハドソンがニューヨーク(当時のニューアムステルダム)発見したのが400年前でもある。
その記念として、オールド・アムステルダムというチーズが、記念エプロンを作った。帆船の絵が描かれた黒いエプロンは男性的で、料理が趣味の我が家の男性たちにはぴったりだ。
チーズについているクーポン3枚を貯めると、もれなく当る、というもので、チーズ・フェチの我が家では、500グラムのチーズ3つ買うことくらい屁でもない。
それが、今日届いた。真っ黒のエプロンというのもなかなかによろしい。
もれなく当って、とってもうれしい。

コンサート・ホールや歌劇場、市民劇場なども、この不況の中、マーケティングには懸命に励んでいる。
チケット売れ行きのよろしくない出し物の場合、安売りオファーが来るのはよくあることだ。
また、毎週とか隔週に、クラシック系TV・ラジオ局からもメールで様々なお知らせが来る。
そこには大抵、クイズに当ててコンサートに行こう!とか、CDが当る!というのがあって、グーグルで簡単に答えが見つかるような質問なので、毎週応募している。
ちなみに今週は、サンドリーヌ・ピオーが音大で学んだ楽器は何かという質問で、正解を出して抽選に当たれば、彼女の最新ヘンデルCDが当るというものだ。
8月から毎週のように応募しているが、今日、初めて当選した。
エイントホーフェンのフィリップス・ミュージック・センターで来週火曜日に行われる、コンチェルト・コペンハーゲンとラトビア放送合唱団による、バッハとペルト(!)のコンサートだ。
もう、いつ応募したのかもクイズの質問内容も忘れたが、ユトレヒト古楽祭が提供してくれたものらしい。通常32ユーロプラス手数料1ユーロのチケットを2枚くれるんだから、有り難い。

それから、懸案だった来年のホランド・フェスティヴァル演目に関しても、ダイレクト・メールが届いた。例の、ウィリアム・クリスティー、レ・ザール・フロリサン、トリシャ・ブラウンのコラボによるラモーの「ピグマリオン」舞踏オペラ版世界初演!というもので、場所はアムステルダムのカレ劇場、日時は6月13、15、16日だ。ソリストに関しては情報がまだ出ていない。チケットの値段は、20から80ユーロまで。いい席を確保したいなら、なるべく早く申込書を送り返すようとの指示である。特に安くはしてくれないようだ。
いずれも夜の公演なので、ちょっと行くのが難しい。
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   ブラウン女史は、またしても歌手に難しい振りをつけるのか、
   それともダンス・カンパニーの団員だけが踊るのか。。。
   レ・ザール・フロリサンのCD「ピグマリオン」では、
   アモール役がピオーだから、彼女が舞台でも歌ったらいいなあ。
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by didoregina | 2009-11-20 21:06 | コンサート | Comments(14)

お寒いEvolution

Corpus Acrobatic というダンス集団による新作Evolutionを観た。
春に観たニューヨークのダンス集団ピロボロスの公演同様、主人の仕事関係で招待されたからだ。

アムステルダムのこのアクロバット・ダンス集団の公演は、ダーウィン・イヤーにちなんだタイトルを冠したものだ。
宇宙の生成から、地球での生命誕生、生物の進化という過程を、かなり写実的な舞台映像とアクロバティックなダンスで表現していく、という構成だった。
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例えば、映画「地球に落ちてきた男」の宇宙人みたいな格好のダンサーが、ダ・ヴィンチの人体像のようにワッカの中で回転する。その背景には、ディスカヴァリー・チャンネルかなにかのような、宇宙の誕生から銀河系、太陽系の生成がコンピューター・グラフィックが映し出される。
地球が大写しになると、舞台では布を波状に動かすことで海を表現。生物が誕生してからは「ミクロの決死隊」みたいな雰囲気になる。それ以後、生物の形態が様々な動物に進化・変化していくのを、写実的動物ダンスで見せる。

しかし、トータルな思考の根底が浅いため、「進化」の表現方法が、まるで、中学生か高校生が考えそうなステレオタイプのイメージのレベルだった。実際、高校時代にダンス・エクスプレッションの授業で創作したものを思い出してしまった。もちろん、プロのアクロバット・ダンス自体は見ものであったが、振り付けや演出・構成が、唖然とするほど稚拙である。テーマの掘り下げがまるで感じられないから、見世物としては楽しいが、それだけだった。
コンセプト作りが弱いから、いつ破綻するのかとはらはらしつつ、どういう風に結末に持っていくんだろうと、最後には同情を伴う好奇心を持って臨んだ。
巨大な空気人形の人間の胎児の像が膨らんで天に昇っていったのがラストだった。これが進化の終点だという意味なんだろう。

自分でお金を出しては絶対にチケットを買わないタイプの公演に招待され、ビュッフェ形式の食事も出たから、ありがたいことだと感謝はした。しかし、見世物的でほとんど何も心に残らないものを見せられると、こういうことに企業その他がスポンサーとしてお金を使うことの意味を考えざるを得ない。というのも、劇場の階上のパーティ会場に集まった人数をざっとみても、観客の半数以上で、この招待客がいなければ公演は成立しなかっただろうと思われるからだ。それらの招待客は、様々な職場ごとに決められたテーブルに陣取り、仲間内で談笑するだけで、多分本来の目的であるネットワーク作りにはほとんど関心を示さなかった。民がスポンサーとなる芸術振興活動のお寒い実態を見せつけられた思いがする。

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   立食形式なので、汚れても洗えるポリエステルの着物にした。
   ポリ着物はこれ一着のみ。ネットで5000円弱だった。
   形は着物だが、ふわふわと頼りなく、絹の着物を纏った時のような
   気分の高揚が感じられない。
   帯は、アンチックで短かったから、2部式に作り変えた。
   着物の模様は、蔦紅葉。帯にも紅葉などが織り込まれているから、
   季節的にはあっている。
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by didoregina | 2009-11-18 22:34 | ダンス | Comments(10)

3世代による手作りショール

帽子の先生Pは、テキスタイル全般に造詣が深く、様々な特殊専門器具を持っているので、レッスンでは帽子以外のものを作ることもできる。

帽子の木型は、色々なデザインとサイズを揃えなければならず、しかも全て特注になるから、それだけでも大変な投資になる。
また、成型のための器械・道具のほか、ミシン各種も必要だ。
素材となると、もうあらゆる布地を買い込むし、それに大小さまざま各色の帽体、フエルト・ウールやデコレーション小物を収納するために一部屋つぶれる。
手作りを仕事や趣味とする人には、道具フェチの様相を呈する人も少なくない。彼女もそのタイプに当てはまる。

たとえば、スカーフの各辺をまつるための特殊ミシン。端の始末がキレイにできる。
それから、ミシンそっくりのカタチのパンチング機。糸は通さず、ぎざぎざのある特殊針5本で布地をパンチングする。何に使うのかというと、フエルトに模様をキレイに入れ込むためだ。
たとえば、薄い布地にウールの綿をこすり付けても、はなかなか上手くフエルトとして一体化してくれない。パンチング機で一体化させることができる。また、フエルトに違う色のウールの綿で模様を出すためには、特殊針でプツプツと差し込むのだが、大判ショールやブランケットなど大物を作る場合には器械でやるほうが効率がいい。

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薄い紗に、アクリル絵具で描いたようなグリーンと金と銀の線模様が入った生地。
それだけだと、ショールとしては軽すぎるので、ウールの綿をパンチング機で付けた。
回りも同様に囲ったのでショールらしい重みができて使いやすくなった。
ウールは生地の裏までしっかりと打ち込まれているので、ほぼ両面同じくらいの
色と模様。
これを石鹸水で擦るとフエルト化して硬くなり落ち着くが、まだパンチングしただけ。


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         義母が最近編んでくれたモヘヤのショール。
         パープルのツートン・カラーが好み。
         写真では、ブルーにみえるが。
         広げれば薄い大判ショールで、
         折ればマフラー。軽くて暖かい。


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         義母の母親(主人の祖母)が生前編んだ
         ウールのショール。銀ラメ入りなので、
         黒いドレスに合う。
         

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         同型・同モチーフのウールのショール。
         どっしりと重い。ウールの着物に合う。
         しかし、これが一番活躍するのは、
         寒い時期に行われる教会でのコンサート。
         ひざ掛けにも丁度いい。
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by didoregina | 2009-11-17 11:51 | Comments(4)

Alida Withoosのボタニカル・アート

海洋国家オランダの黄金時代は、東インド会社(VOC)発足の1602年から1799年の解散までの約200年間だ。海洋オタクにとって、VOC(Vereenigde Oostindische Compagnie)という単語は、わくわくする響きを持つ。また、その黄金時代の文化は、特に美術の分野において、オランダならではの、味わい深い花々を咲かせ果実を実らせた。

チューリップ・バブルとも呼ばれる、チューリップの球根売買が投機の対象として株式市場をフィーヴァーさせた時代に水彩で描かれたチューリップの絵は、当時の商品カタログの役目を果したので、図鑑的な精密さもさることながら、写実的なだけではない瑞々しい美しさに溢れている。

アート・フェアや古版画専門店で、そういった水彩画や、それを基に彫られた銅版画に彩色されたものなどをよく見かけるが、いつか手に入れたいと思いつつ眺めるのが常である。対象となる花そのものや、色・形態、また紙の状態と値段の兼ね合いで、満足のいけるものには未だ出会っていない。いずれそのうち、と思いながら気長に出会いを待っている。


ワーヘニンゲン大学の図書館で、所蔵品の小さな展覧会をみることができた。
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Alida Withoos(1661?-1730)という女流画家が、エキゾチックな植物や昆虫を水彩で描いた、いわゆるボタニカル・アートである。

c0188818_2145448.jpgワーヘニンゲン大学が所蔵するSimon Schijnvoet(1652-1702)が編纂したKonstboeckというボタニカル・アート集に、彼女の描いたものも6枚納められているので、リンクを張った。
アリーダの手によるこの絵の中の蝶や蛾は、まるで宝石のようで、本来のはかなげな美から変身を遂げ、結晶のような美に昇華されている。
花の命同様、虫の命は短い。それを永遠の姿にとどめようという試みがボタニカル・アートの目的だろう。



当時、女性画家が学術的目的もしくはカタログとして描くことを許されたテーマや対象は限られていた。
植物画や庭園などの風景画にほぼ限定され、動物や人体などの解剖学的なものは、ご法度だった。
VOCが海の果てから持ち運んだ、ヨーロッパ原産ではない植物を描くのは、女性ならではの繊細な感性が生かせる分野だ。しかし、男性画家のように弟子入りした親方の工房で絵画を学ぶ道は閉ざされていたから、女性の場合、画家であった父親の家業を受け継ぐ形で訓練を受け、絵の注文を得るのが常道だったようだ。


絵の注文主が女性の場合もある。
VOCによる貿易で財を成した商人を中核とする市民階級が勃興したのが、オランダの黄金時代である。貴族や王族以外のいわゆるブルジョワも、その財力とエキゾシズム趣味を誇示するために、競ってアムステルダム郊外やオランダ中部森林地帯に別荘を建てた。リッチな商人の奥様達は、室内装飾に凝ったり、庭園や温室で異国の植物を栽培したりの趣味に没頭する。そして、それら物品や植物の財産目録として、絵を描かせたのである。
そのような女性注文主と女性画家のコラボの結果として残された、アーカンサスを描いた絵が印象的だった。
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アーカンサスのモチーフは、ギリシャの神殿の柱頭やフリーズに好まれ刻まれているが、オランダではかなりエキゾチックな植物だったろう。とても男性的で、力強い美しい姿の植物だと思う。
今は、品種改良のおかげか、家の裏庭でもよく育ち、多年草なので毎夏、凛々しい立ち姿を見せてくれる。
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by didoregina | 2009-11-16 14:09 | 美術 | Comments(0)

Antequeraとヨハネット・ゾマーのCantigas de Santa Maria

Aangenaam... Klassiekという、CD販促プロモーションのおかげで、ヨハネット・ゾマーの旧譜CDを格安に手に入れることができた。サンプルCDを10ユーロ出して買って、中に入っているクーポンを使わなくても、このCantigas de Santa Mariaは、期間限定で10ユーロで販売されている。しかも、デパートでは多分間違って選り取り2枚15ユーロのステッカーが貼られていたので、もっと安く買えた。10ユーロでも買うつもりだったが。

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スペインというか、カスティリアとレオンの王様だったアルフォンソ10世(1221-1284)が編纂させた、聖母マリア頌歌集(全部で400ページ以上)から13曲を選んだものだ。
この歌集の写本は、豪華な装飾に彩られた細密画41を含む、非常に美しいものだ。中世のモノフォニー(単旋律)で歌われるマリアへの賛歌がネウマ譜で書かれ、10ページ毎の挿絵に当時の楽器などが描かれていて、見るだけでも楽しい。
マドリッド郊外のエル・エスコリアル修道院の図書館にその写本が所蔵されているが、閲覧できるのだろうか。1度行ってみたい。
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この写本および細密画に関しては、非常に詳しいサイトが2つあり、図版も充実しているのでリンクを張る。

アルフォンソ10世というのは、賢王と呼ばれるように、学術に非常な関心を示したので、この頌歌集には王自らが書いたマリア賛歌の詩も、相当数含まれているらしい。
マリアを讃える詩の内容は、当時の吟遊詩人が高貴の女性へ寄せる愛の賛歌に似たパターンを踏襲していて、無邪気さとロマンが同居している。それには、いわれがある。
13世紀初頭、ラングドック(フランス南西部)に蔓延っていた異端のカタリ派狩りとして、アルビジョワ十字軍が派遣された。政治が絡んだ宗教戦争の様相を呈し、異端尋問は厳しく、ラングドックの封建貴族およびその地方の文化は、根絶やしになった。
ラングドックといえば、吟遊詩人のメッカである。職を失った吟遊詩人の群れが、スペインのアルフォンソ10世の宮廷に集まり、彼らの芸能を伝えたのだという。

また、当時のスペインは、南部はイスラムの王朝に支配されていた。アルフォンソの統治する地域は北部であり、カトリックの牙城であったが、スペイン全体的に見ればイスラム・ユダヤ・キリスト各宗教が混在し、ある意味では融和していた。その証拠として、この写本には、異なる宗教や文化を背景とするような楽器が、沢山描かれている。
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ネウマ譜で書かれた歌集だから、歌い手および器楽奏者が、自由に想像力を働かせて演奏する余地が非常に大きい。
このCDで使用されている楽器も、サンフォニーだの、ルハブだのフルート・ア・ベックなど、珍しいものを聴くことが出来る。打楽器も、タンバリンの化け物みたいのや、アラブ風の小鼓みたいのなどの写真が載っている。
若い人の集まった、古楽器アンサンブルAntequeraは、スペイン人とオランダ人の混成のようだ。

ヨハネット・ゾマーの歌声は、甘くまろやかで明るく、聖母への賛歌という意味からも、これ以上のものは望めない、と思えるほどだ。歌っている言語は、当時のスペイン語方言(ガリシア地方とポルトガル語が混じったもの)である。その歌い方も声も、サヴァールの奥さんであるモンセラット・フェゲラスによく似ているが、ゾマーのほうがもっとクセがない。耳に優しく、とろけるように響くのは、録音場所の教会の音響のせいもあるかもしれない。

13世紀の歌は、ポリフォニーのもやもやとした曖昧さがない分、単純明快でストレートに耳に届き、気持ちがいい。
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by didoregina | 2009-11-11 22:02 | CD | Comments(6)

作曲家か、演目か、歌手か、指揮者か、演出家か

あるオペラを観たい、チケットを買おう、と思う動機として、最重要ポイントは何だろうか。以下に、わたしの場合を列挙してみる。

1.作曲家
これ、と決めた作曲家の作品なら、何でも観てみたい。特に、好きだがマイナーな作曲家の場合や、作曲家のメモリアル・イヤーである場合は、観たいと思う度合いが高くなる。
その際、演目はあまり問わない。

2.演目
特に観たいと思うのは、レアだったりマイナーな作品のほうが多い。有名なものだったら、またすぐに観られるから、ありがたみが少ないのだ。これを見逃したら、一生に二度と観る機会はないだろうと思われるものには、やはりどうしても行きたくなる。

3.歌手
作曲家にも演目にもそれほど魅力を感じないが、この歌手の声をナマで聴きたい、と思う場合もある。田舎の歌劇場にはなかなか来てくれない歌手の場合はなおさらである。ホセ・クーラがタイトル・ロールだったサン=サーンスの「サムソンとデリラ」がそれに相当した。
今シーズンなら、極めたいヨハネット・ゾマーやエヴァ=マリア・ウェストブルックが出るものに注目している。

4.指揮者
指揮者だけで選ぶことは少ないような気がするが、あまり好みではない指揮者とオケだったら敬遠することもある。指揮者が重要なポイントとなるのは、1.2.および3との順列組み合わせの構成上である。

5.演出家
演出家だけで選ぶ、ということもある。しかし、その場合、興味のある演出家の趣味は、だいたいわたしのと似通っているので、1.2.3.4.いずれかにもそそられる要素が大きい。

さて、今注目している演出家は誰か。
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2008年DNO制作 オーディ演出「カストールとポルックス」
                  photo by Clarchen and Mattias Baus

まず、ピエール・オーディ。彼の場合、スケールの大きい舞台作りで、美的感覚にも優れ、当りハズレがないため安心して観ることができる。DNOでの芸術監督としては今年で21年、というキャリアを持つため、アムステルダムの歌劇場の設備や制作面の隅々まで熟知している。だから、全ての面に自分の好みを取り入れて采配を振るうことができるというメリットの大きさは計り知れない。
先日、オーディのオランダ・オペラ界への貢献・功労を讃え、オランダ文化・教育・科学省より、第一回ヨハネス・フェルメール賞が授与された。

次に、ペーター・コンヴィチュニー。
割と好みの合う評論家、許光俊さんお勧めということで興味を持った。しかし、2年前にDNOで観たR.シュトラウスの「ダフネ」演出は、期待を大きく下回るものだった。それで、わたしとしては納得できないので、捲土重来を期して、来月「サロメ」を観にいく。(DNOのサイトにリンクを張ったので、Bekijk 1 minuut Salomeをクリックするとユーチューブの動画サイトに飛び、HP右下の Bekijk het interviewをクリックするとコンヴィチュニーのドイツ語インタビューが見られる)

現在、ベルギーのアントワープを拠点とするフラームス・オペラで、ロバート・カーセン演出の「蝶々夫人」が上演されている。アントワープのは、全て満員御礼ソールド・アウトで、これからゲントに回る。ゲントに観にいきたいと思ったが、舞台がよく見えない席しか残っていない。これは、演出家というより、演目による人気が高い結果だと思うが、トレーラーやメイキング・ヴィデオを見ると、とっても期待できそうな演出だ。あらゆる演出が可能な演目だが、実際はなかなかこれだ、という決定打は少ない。バントでそこそこにヒットは狙えるが、ホームランを打つことは難しい打球のようなものだからだ。出遅れて見逃したのが惜しい。

フラームス・オペラは、モネやワロンに比べて今ひとつ影が薄く、ノーチェックだった。しかし、今シーズンの演目を見たら、2月にコンヴィチュニー演出の「ドン・カルロス」があるではないか。うーむ、歌手に知った名前は見当たらないが、ヴェルディの傑作だし、これは、観てみたい。何より、このお話は、フランダース地方の人にとっては、自分達に関わる地元のハナシ、という気持ちが強いもののはずだ。実際にそう言った人の言葉も聴いたし、フラームス・オペラのHPにもそう銘打ってある。
コンヴィチュニー、3度目の正直、を期待したい。
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by didoregina | 2009-11-09 10:02 | オペラ実演 | Comments(20)

リビング・ルームで歌うマレーナ様

マレーナ・エルンマン・ファンクラブの皆様、いかがお過ごしでしょうか。
錦秋の候にふさわしい、さわやかなマレーナ様の歌声をお聴きください。

Den angen dar du kysste mig (aにウムラウトみたいな点々)という、スウェーデン語の歌を彼女自身のリビング・ルームで歌っている動画が、マレーナ様のブログにアップされているのでリンクを張りました。
タイトルは、「あなたがわたしにキスした野辺」と訳していいかと思います。

今月15日にストックホルムの王立歌劇場でのリサイタルでも歌う曲だそうです。
ちょっと民謡風の明るくのびのびとした旋律の音楽で、へんなポップスよりも、こういう曲のほうが、マレーナ様には似合っています。

動画のバックには、おとなしくママの歌に耳を傾けるご長女が映り、微笑を誘います。

それにしても、マレーナ様のさりげない普段着姿も、無駄な贅肉がなく美しい、とため息が出ます。
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by didoregina | 2009-11-02 09:44 | マレーナ・エルンマン | Comments(8)


コンサート、オペラ、映画、着物、ヴァカンスなど非日常の悦しみをつづります。


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音楽、美術、映画を源泉に、美の感動を言葉にしていきます。


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