<   2009年 08月 ( 17 )   > この月の画像一覧

Al Ayre Espanolによるハイドン「十字架上の7つの言葉」

ユトレヒト古楽フェスティヴァルでのアル・アイレ・エスパノールのコンサートに行ってきた。

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            ユトレヒトと言えば、ご当地キャラはミッフィー。
            ミッフィー形の信号を発見!

古楽フェスティヴァルとしては、相当大規模なこのユトレヒトのフェスティヴァルは、もう30年も続くもので、確固たる地位を築いた恒例の伝統行事になりつつある。
今年のテーマは「イギリスに渡った3人のドイツ人」で、すなわち、いずれもメモリアル・イヤーの作曲家達、ヘンデル、ハイドン、メンデルスゾーンの作品を、2週間近く朝から晩まで、様々な演奏家やアンサンブルが腕を競って聞かせてくれるのである。
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             コンサート会場のヤコブ教会

まず、日帰りで可能な演目を選んだが、第一および第二希望のコンサートは、すぐに売り切れた。
夜のオペラなどは、最初から諦めていた。
それで、第三希望のコンサート・チケットをなんとかゲットした。

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ハイドンの「十字架上の7つの言葉」には、管弦曲版、弦楽四重奏版、ピアノ版、オラトリオ版があり、その全てが今回のフェスティヴァルでは演奏される。
フランス・ブリュッヘン指揮18世紀オーケストラ演奏のオラトリオ版のコンサートが、第一希望であった。ソールドアウトになったので、それに近いアル・アイレ・エスパノールによる管弦曲版を聴きに行った。予習用として、4月に発売されたブリュッヘン指揮18世紀オケの管弦曲版CDを買って、本番に臨んだ。
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ブリュッヘンのCD(Bとする)とエドゥアルド・ロペス・バンゾ指揮アル・アイレ・エスパノールの生演奏(Aとする)とでは、楽器編成は多分同じだが、まずなんといっても、出だしのテンポからして違う。
予想がつくだろうが、Bのほうがテンポが速い。18世紀オケによる、淡々と疾走する序章に慣れた耳には、悠揚迫らぬテンポのAの演奏が、妙にロマン派っぽく聞こえるのだった。情感があふれ出すようで、濃いのである。オランダ人とスペイン人の血の濃さの違いか、と頓珍漢な感想を思わず口走ってしまいそうである。

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       開場前、教会脇に三々五々と集まりたむろするオケの面々

「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」をモチーフにした7つの章(ソナタ)プラス、序章と大地を揺るがすフィナーレとで構成されている、このハイドンの曲は、よく考えたら、受難シーズンの音楽のはずである。
実際、聖週間のカディス司教によるミサのために作曲されたものだ。バッハの受難曲だったら、完全にキリスト教の暦に即して、復活祭前の受難週に演奏されるのが、ここプロテスタント・オランダでは伝統年中行事のようになっている。日本での師走の「第九」のごとくで、それ以外の季節に演奏されても有り難味がないから、ぴんと来ないし、客も来ないだろう。それより、そんなことをしたら、主催者と演奏者側の常識が疑われる。それが、ハイドンの曲だったら、キリストの受難がテーマであっても、季節外れの演奏会も許されるというのが、ちと解せない。

それよりも、教会の割と殺風景な窓から入る光の加減もうららかで、Aによる演奏を聴いていると、苦難とか受難よりも、暖かく包まれるような幸福感が強く感じられるのだった。北ヨーロッパのアンサンブルによる古楽演奏にありがちなストイックさとは逆で、真面目で優等生っぽい演奏なのにケレンミすら少々ある。こういうを指して、ナマで聴くアンサンブルの妙、とでも言ったらいいのか。

大体、わたしにとってのハイドンは、楷書の名人みたいなイメージである。
古典派らしく、きっちり四角四面で、生真面目さが行間から表れるような音楽である。
それに対してロマン派の音楽は、行書のイメージである。かなり自由闊達に感情の動きが筆遣いに込められている。
それが、Aによる演奏は、どうもかなり、行書に近いのだった。
そして、最後にはとどめのフィナーレ「地震」で締める。

フィナーレに行き着く前の、暖かな演奏を聴きながら、頭に浮かんだのは、万葉集の
「うらうらと照れる春日にひばり上がり、心悲しも独りし思へば」(大伴家持)
だった。

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         終演後、うれしそうに抱き合う演奏者達
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by didoregina | 2009-08-31 17:44 | コンサート | Comments(3)

マレーナ様の納涼パフォーマンス

残暑厳しい折、マレーナ様ファン・クラブの皆様は、いかがお過ごしでしょうか。

さて、マレーナ様の公式サイトを久しぶりに覗いてみましたら、新たなニュースとファン必見の動画がアップされていました。クリックしてぜひ、ご覧になってください。
夏の暑さを吹き飛ばしてくれること確実の、マレーナ様渾身の納涼パフォーマンスが映っています。(Helgingborgと Dalhallaでのコンサートです。)

まず、ニュースですが、マレーナ様主演の「ダイドー」アムステルダム公演は、パリとウィーンでの公演同様、1週間で全てソールド・アウト。発売初日ですでにほぼ完売に近かったので、驚くにはあたりませんが。
しかし、同オペラのロンドンでのコンサート形式版は、まだ僅かですが残席があるそうですので、ロンドンにお住まいで、しかもまだチケットをゲットされていない方、もしもいらっしゃいましたら、即お買い上げをお勧め申し上げます。

そして、「ダイドー」は、予想通り、DVD製作中でまもなく発売予定だそうです。
パリ、ウィーンそしてアムステルダム公演を見逃した方は、ぜひDVDでご堪能ください。


ついでながら、「ダイドー」で器楽演奏を担当する、ウィリアム・クリスティー指揮レ・ザール・フロリッサントによるコンサート形式ですが、ヘンデルのオラトリオ「スザンナ」が、アムステルダムのコンセルトヘボウで10月24日にマチネ上演されます。土曜のマチネで、しかもまだ残席がありますので、やはり聴きに行くべきでしょうね。
タイトル・ロールのゾフィー・カルトハウザーのサイトを見ると、このプロダクションは、ヨーロッパ各国の主要都市を巡業予定のようです。
しかも、カウンター・テナーのマックス・エマニュエル・チェンチッチも出演しますし、あまりナマの演奏を聴く機会がないレアものでもあり、期待していいかと思います。
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by didoregina | 2009-08-31 10:43 | マレーナ・エルンマン | Comments(6)

グッピー号とアムステルダム市号  Sail away, sail away, sail away

このところ、ニュースでは、13歳のラウラ・デッカーのことで持ちきりだ。
8.3メートルのヨット、グッピー号で、ソロ世界一周セイリングし、世界記録を樹立しようという大志は、社会庁の児童・青少年保護機関に拒まれ、世論は割れている。

13歳の女の子が、たったひとりで小さなヨットで2年がかりの大航海をすることは、良識の範囲内や否や、という議論である。
大海原に一人で長期間いるという孤独に耐えられるのか、肉体も精神も極限まで酷使した結果どうなるか、海賊が出没する危険地域は避けて通れないし、ヨットが故障した場合の修理なども一人でできるのか、義務教育の学業はどうするのか、非常識な親の親権は剥奪すべきだ、等々。

世界中から注目を集めていたが、今日、判決が下された。
ラウラの出航は差し止められ、今後2ヶ月間、児童・青少年保護の管轄下に置かれ、心のケアやカウンセリングを受けることになった。

ヨットで生まれ育ったラウラの体の中には、海の潮が流れている、とは弁護人の言葉である。
ラウラは、先日、17歳で世界無寄港一周を果したイギリス人少年の記録を破りたいのだった。もうすぐ14歳になるラウラ(とその父親)は、今年中に出発すれば、2年後には最年少の16歳で世界一周が達成できるの、と目論んだ。
しかし、オランダ当局からの反対があまりに大きいため、プラン実現は難航し、一時は、ニュージーランドへオランダから転出させる、という手段も考え出された。ラウラは、両親が世界一周航海の途中で生まれたため、現地出生主義のニュージーランドの国籍と、母親のドイツ国籍と、父親のオランダ国籍の3つを保持しているのだ。

とうとう昨日は、判決を待たずに出航する、という奥の手プランを発表したが、結局、出発は先に延ばすことにしたようだ。
個人的には、この奥の手プランを実行するのではないかと、ひそかに期待していた。
そうすれば、歴史的な航海が、同じ日に始まることになったからだ。

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今年は、ダーウィン・イヤーなので、ビーグル号航海の軌跡をたどるという大プロジェクトが進められていた。アムステルダム市号というクリッパー(帆船)で世界一周して、地球の生態系がダーウィンの頃からどう変化したかを調査する、科学プロジェクトである。
そのアムステルダム市号が、今日、ベルギーのオステンドから、予定通り出航した。その航海の様子は24時間、ネットで追うことができる。この記事を書いている現在は、ドーヴァー海峡横断中である。

ちなみに、このアムステルダム市号は、普段は個人乗船可能である。たまたま、わたし達と同時期にイギリスのポーツマスからオステンドに向かって航海していたくらいである。(1日違いだったと後で判明)
豪華客船のようにお仕着せで楽しませてくれる船旅ではなく、クルー兼客として帆船に乗船し、ワッチなど様々な体験をすることができるのだ。値段もそれほど高くないから、一度、乗ってみたいものだ。

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           夕闇のオステンドのヨット・ハーバー。
           写真の帆船は、メルカトール号。


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海から町なかのマリーナには、水門(ロック)を通る。オランダからのヨットですし詰めのロック。

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ロックはオステンド駅正面にあるから、ロック開閉は市民や観光客にとって最大のアトラクション。観客が多いので緊張する。
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by didoregina | 2009-08-28 16:28 | セイリング | Comments(4)

料理番組と料理本の関係

イギリスで、最新の料理本を三冊仕入れてきた。

7月からBBC2で始まったヴァレンタイン・ウァーナーのWhat to eat nowの新シリーズにあわせた内容のWhat to eat now, more please!
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同じく7月から始まったリック・スタインのFar Eastern Odyssey

そして、やはり、BBCでおなじみのヘストン・ブルメンタール(ミシュラン3つ星のレストランThe Fat Duckのシェフ)のIn Search of Total Perfection

この三冊は、それぞれ異なる本屋で手に入れたのだが、やはりTVシェフということで、平積みになってたりしていやでも目を惹く。そして、TVシリーズは始まったばかりなのに、すでにディスカウントになっていたりするのだった。


まず、ヴァレンタイン君のTV番組は、毎回30分で季節の食物を取り入れた料理を3,4種類は作る。そして、調理シーンよりもその食材の現地取材シーンの方が多いから、TVを見ただけで、うちでまねして作るには、かなりの熟練の技を必要とする。
次男に言わせると、彼の番組は、彼の料理本の長いCMだ。本がないと作れないし、本が欲しくなるから。

カントリー青年ヴァレンタイン君は、いつも食物への愛情にあふれているし、同じくらい情熱を注いでその食物を作っている人を訪ねているため、キッチンの外にいることが長い。料理番組というよりは、文化教養番組と思ったほうがいいだろう。

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リック・スタインのこの本を、イギリスの本屋で見つけたときは、2週間ヨットに乗っていたため彼の最新番組を見逃していたので、最新作だとは知らずに買った。安くなっていたから、ずっと前に放映されたものの売れ残りかと思った。

彼のOdysseyシリーズでは、フランスのミディ運河をカナル・ボートで行きながら各地のおいしいものを訪ねて自分でも作る、というヤツや、地中海の各国を飛び回って、海産物のおいしいものを市場やレストランで探して自分でも作る、というヤツが以前放映され、それぞれ本も出ている。

今回買った本の内容とタイトルも同じTVシリーズが始まっていた。東南アジア食紀行である。番組のほうは、時間も1時間以上とってエキゾシスムを強調し、旅と料理を融合させたタイプだ。
旧イギリス領だったインドやバングラデシュやスリ・ランカの様々のカレーには、ビーツのカレーとか、ナッツのカレーなど珍しいものがあり、作りたくなってくる。
それに対して、マレーシアやインドネシア料理には、オランダでもおなじみのものが結構あったりして、元植民地の料理は、宗主国の食に大きな影響を与えたことがよく分かる。


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     穴あきチョコを作るため、密封して掃除機でチョコ・ムースから空気を抜く
     ヘストン・ブルメンタール

3冊目の本のシェフの番組は、BBCで放映したのは、わたしは見たことがなかった。主人や子供達は何回か見て、それが家族の間では伝説化していて、本を見つけて思わず買ったのだ。
そうしたら、昨晩からベルギーのTV局で再放送が始まった。
これが、In Search of Total Perfectionというタイトルに偽りなく、凄い内容である。
粗雑で簡単で誰にでもできる料理とは、対極にある、ほとんど実験室で作る芸術作品みたいなものだ。

究極のレシピーを求めて、究極の料理を作るというコンセプトである。
第一回目は、黒い森のトルテだった。
ふつうは、ココア入りのスポンジ・ケーキの間に、さくらんぼをキルシュで煮たコンポートをはさんで、生クリームを塗って、チョコを削ったものをかけた、甘いだけがとりえのつまらないものだ。
食べたいと思わないから、自分で作ったことはない。どこのスーパーでもケーキ・ミックスが売られているから、お手軽ケーキのイメージである。

それが、バーデン・バーデンのケーキ屋ケーニヒスで作られる本物は、全然違う。それは6層からなり、普及版との共通点は、ホールを上から見た場合の外観のみである。
それをもとに、ブルメンタール流の妥協を知らない美味の追求と凝りに凝った洗練のおかげで、工芸作品みたいなものに生まれ変わった。
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薄い固めのスポンジ台に杏のジャムを塗り、その上にブロスみたいな穴あきチョコ、ガルナッシュ、さくらんぼのコンポート、チョコ・ムース、ホワイト・カスタード・ムースが層になって、チョコで全体をコーティングし、さくらんぼで飾ったものだ。


こうして、三者三様のTV番組と料理本を見比べると、共通する点は、BBCという威光の七光りのおかげで、知名度アップ、レストランは毎晩満員、しかも本も売れて万々歳、というマーケティング・パターンだ。そして、それにすっかり乗せられている我が家である。
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by didoregina | 2009-08-26 23:16 | 料理 | Comments(2)

Der Rote Kakadu  ユーロ・スタイルなシックスティーズ

なんの予備知識もなくこの映画(Dominik Graf監督作品  2006年)を見て、リリシズムに溢れながらどこかポップでユーモラスな映像と思わぬ展開に惹かれていった。

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       60年代ってどうしてこんなにスタイリッシュなの?

まず冒頭、主人公ジギ(Max Riemelt)が、写生しているシーン。美しい城の庭園で、城には背を向けて庭園もスケッチしないで、鳥の死骸かなにかを描いている。妙にシュールである。

それから、公園にロックンローラーが多数集まり、音楽なしで踊っている。なんだなんだと、引き込まれずにはいられない。そこにプレーヤーとレコードが届いて、音楽が鳴り始めたとたん、レコードは何者かに踏みつけられ粉々になる。そこへ警官隊が現れ、ロックンローラーたちは警棒でさんざんに殴られ、追われるのである。しかし、映像はあくまでも明るく牧歌的に美しいから、これは、「1984」みたいな近未来の全体主義国家のSFっぽい話かな、と思ってしまった。

実は、これは、1961年、東ドイツだったドレスデンの姿なのだった。
ベルリンの壁が築かれる直前の話である。
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田舎から大志を抱いてドレスデンにやってきた青年ジギと、詩人になりたい女工のルイーズ、その夫で自堕落で女たらしのヴォレとの奇妙な三角関係が中心だが、題名になっているクラブに出入りするデカダンな人々と秘密警察との攻防が、Das Leben der Anderen(邦題「善き人のためのソナタ」)みたいな展開になる。

一見素朴で無垢だけど、結構世渡りも上手い田舎出身のキュートな芸術家の卵、という主人公の設定が、やはり、同時期のドイツの青春もの長編TV映画Die Zweite Heimatと同じで、だれからも好かれるタイプだから肩入れせざるをえない。

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         大人っぽいルイーズに、ジギは惹かれる。

ルイーズは詩を書いて仲間内で発表しているが、検閲が厳しい東ドイツでは出版は望みようがない。模範女工としての出世しか考えられず、共産党員だった亡き父との約束を守り西側には行くつもりはない。西側の説く自由はプロパガンダにすぎないと信じている。

その夫ヴォレは、仕事にも身が入らず女たらしでどうしようもないが、逼塞した毎日の中、自由への憧れが強く自堕落な生活をしている。
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                ヴォレとジギ

「アメリカン・グラフィティ」と時代はほぼ重なる映画なのに、東ドイツとアメリカのシックスティーズの状況はかくも異なるのか、と驚いてしまう。共産主義の圧力が現実に存在した、東ドイツの青春は、苦渋に満ちている。しかし、アメリカはアメリカで、ベトナム戦争の泥沼から這い上がれなくなるから、その前のつかの間の甘いひと時ではあったともいえるが。

ドイツでは、公開当時ベルリン映画祭に出品されたようだが、あまり反響はなかったか。マラケシュ映画祭では最優秀監督賞と最優秀主演男優賞を受賞したようだ。
「グッバイ・レーニン」ほどのユーモアはなく、「善き人のためのソナタ」ほど社会派人間ドラマもないが、東ドイツの60年代青春群像という、その二つの映画が描かなかった世界が垣間見れる。拾い物のいい映画だ。
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by didoregina | 2009-08-24 12:16 | 映画 | Comments(18)

ムール貝戦争   Brugese Zot      

このところ、ベルギー・フラマン政府とオランダの間で、一悶着が起きている。各界の様々な思惑が複雑に絡み、解決は難しそうだ。そして、それが、オランダ産デルタ・ムール貝の不買運動に発展しようとしているので、ムール貝戦争と呼ぼうと思う。

2005年に両国間で結ばれた「スヘルデ条約」のオランダ側の不履行が原因である。

ベルギーのアントワープは、内陸に位置し、海に面していないが、スヘルデ川沿いに港を持つ。
スヘルデ川は、アントワープを出ると、オランダ国内に入りウエスタースヘルデ川と名を変え、ゼーランド地方を流れ北海に注ぐ。
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          ゼーランド地方下方がウエスタースヘルデ川
          アントワープは、白いベルギー領の右下方に位置する。

アントワープはベルギー最大の港でもあり、年々貨物船の取り扱い量が増え、貨物船が大型化しているので、航行を容易にするため、ウエスタースヘルデ川の川底掘り下げ願いを申し出た。2007年にはオランダ下院で、2008年には上院でも、この案は可決された。しかし、一向に実行に移される気配がないのに、ベルギーは業を煮やしているのだ。

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          レゴのように見えるコンテナを積んだ貨物船

スヘルデ条約では、川底を掘り川幅が広げられるため破壊される自然環境の埋め合わせに、最低600ヘクタールの河川敷面積を新たに増やさなければならないとしている。
しかし、もっと厳しいヨーロッパ生態系基準に基づくと、実際には、自然環境回復のため、ゼーランド地方のポルダー(干拓農地)3000ヘクタールを、もとの自然に帰さなければならないという。
ここにきて、ゼーランド農民および当地出身の首相はじめ、オランダは反対または及び腰になり、環境保護団体と、ベルギーとの三つ巴の三すくみになってしまったのだ。

ベルギーはオランダに対して、じわじわと圧力をかけている。そのひとつが、ゼーランドのデルタ地方産ムール貝の不買運動というわけである。

もともと、ベルギーとオランダは1830年にベルギーが独立するまでは、ひとつの国を形成していたが、ひとつの国とはいえ、南北ネーデルランドの確執は歴史的に見ても、複雑だ。
アントワープは、1585年にスペイン軍から港を破壊された。そして、1609年のオランダ独立戦争停戦条約で、(カトリックの)南ネーデルランドはスペイン・ハプスブルク領として留ることに決めたため、(プロテスタントの)北ネーデルランドの制裁により、1792年まで、アントワープ港への北海航路は封鎖されていた。

いまさらスヘルデ川を拡張しても環境破壊に繋がるだけだから、アントワープ港は発展をあきらめて、北海に面したゼーブリュッヘをもっと活用すればいいのだと、いうのがオランダ側の言い分だ。
これは、しかし、歴史的にみてもベルギー人の感情を逆撫でするだけだ、と思えるのだが。


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      リセウェッヘで食べた「北海の魚のスープ」
      ブイヤベース風だが、魚は、タラ、鮭、ムール貝、小エビに手長海老
      ルイエも付いてきたが、ラードに大粒の灰茶色の海塩を混ぜたものが
      田舎風パンにあって、美味しかった。

ともあれ、ベルギーには、ベルギー・ビールをはじめ、オランダにない(というより、他のどこの国にもない)美味しいものが沢山ある。わけてもベルギー人に好まれるムール貝の消費量はかなりのものだろう。それを我慢してまでも不買運動をするのは、見上げた根性である。

        それを讃えるのにふさわしいビールはこれだ。
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       ブルージュ市内に残る唯一の醸造所De Halve Maan製Brugese Zot

「ブルージュの阿呆」という名前の、De Halve Maan職人芸のビールである。
上面発酵ビールで、瓶でも後発酵しているので、ちょっと滓がある。泡を大目に乗せるのがうまい。ちょっとだけ甘みがあるが、やはり少々酸味があるすっきり系で、アルコール度数は6%。
この醸造所はブリュージュ市内にあって、工場見学もさせてくれるから、次回ブリュージュに行くときはぜひ寄りたいものだ。
  
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by didoregina | 2009-08-21 15:56 | ベルギー・ビール | Comments(10)

日常的に国境を越える      Tripel Karmeliet

オランダには、今まで3ヶ所に住んだが、そのいずれもドイツもしくはベルギー国境に接した町だった。
その国境線というのが、低い山や、畑や林、または住宅地を分断する形で通っていて、散歩の途中知らずにいつのまにか越境してしまう、みたいなかんじであるから、日本だったら県境みたいなものだ。
バスで、ベルギー、ドイツに通勤していたこともある。

近場でヴァカンス気分を味わいたいときは、ちょっと国境を越えればいい。歩いて行ける距離であっても話す言語が変われば、異国情緒が味わえる。(<-ほんとか?)
土曜日は、ドイツに住む義弟の誕生バーティに行ったし、子供達は今日から1週間、ベルギーのヨット・スクールに通う。越境は、日常的である。


マース川が、オランダとベルギーの国境をなしているこの辺りだが、マーストリヒトだけは、例外的にベルギー側に入り込む形になっている。
他にマース川に沿った町で、マースが名前に付く町では、ベルギーのマースメヘレンやマーセイク(Maaseik)がある。マーセイクは、北方ルネッサンスの画家、ファン・エイク兄弟出身の町とされ、マルクト広場には二人の像が立っている。
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日曜日には、マース川を少しさかのぼった村(オランダのエイスデン)にお茶しに出かけた。家から、10分ほどである。
ハイキングには暑すぎる陽気なので、サイクリングの人たちが多い。風を切って川沿いにサイクリングするのは、気持ちがいい。

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    マース川の渡し場。対岸はベルギー。渡し賃は1ユーロ。

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    川沿のカフェ・テラス。ここも広場も村の通りも全てカフェは満員。


    ようやく、結構広い個人の庭みたいなカフェを見つけて、一服。
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お茶、といっても、オランダでは、自宅以外でお茶を飲むべきではない。カフェなら、お湯の入ったカップが出てきて、そこにティーバッグを入れたものがお茶だから、払う値段の価値はない。
せっかく飲むなら、家で飲めない美味しいもの。となると、樽出しのベルギー・ビールだ。
カフェによって異なるが、大体どこも、樽入りのを何種類か置いてある。

この写真のビールは、かなりレアな、Karmeliet tripel。このカフェの「今月のビール」である。
ベルギー・ビールの製法・味付けは、各醸造所がオリジナリティーの追求に切磋琢磨しているので、とても変化に富む。
また、ビールの法的定義が、日本やドイツのように原材料で限定されていないので、常識が覆される。
そして、ベルギー・ビールは、それぞれのビールに合ったグラスで飲まなければならない。その形も様々である。

トリプル・カルメリットは、カルメル派修道院の1679年以来のレシピを厳守して、小麦、燕麦、大麦の三種の麦から作られている。アルコール度は8.4%で、このグラスには半リットルくらい入るから、軽く飲むというわけにはいかない。
香りはハチミツっぽいが、味に甘みはほとんどなく酸味が強いのでフレッシュな感じで、夏の暑い時期向けだ。少し濁り気味で、樽から出してくれる。
グラスの形が変わっていて、上部はまっすぐで下が大きなボール型。
この醸造所は、クワックもそうだが、変な形のグラスを作るのが好きみたいだ。
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by didoregina | 2009-08-17 16:12 | ベルギー・ビール | Comments(15)

ついに目的達成!   ブライトンからポーツマスへ

ヨットでイギリスに渡る、という第一の目的は達せられたので、最終目的地を決めた。
天候しだいではあるが、ポーツマスには絶対行きたいというのが、家族全員の望みであった。
ポーツマス港の乾ドックに現役艦として鎮座している、トラファルガーの海戦でナポレオン軍をやっつけたネルソンの軍艦、ヴィクトリー号を拝みたいと願っていた。家族揃って、海洋ロマンおたくなのだ。

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映画化されたパトリック・オブライアン原作の「マスター・アンド・コマンダー」は、ガラパゴスの自然や航海の様子、海戦その他の映像が、たまらなく美しい。原作は、海洋ロマン小説として長いシリーズになっているので、映画の続編も作って欲しいものだ。


ブライトンでは、着いた日から悪天候で、翌日は足止めを余儀なくされた。マリーナの中でさえ、波が立ち風が轟々と唸るから、外の海は相当な高波だろう。海沿いに歩いてブライトンの町まで行き、1日観光。海岸から少し離れるとぽかぽかといい陽気で、荒天がウソのようだ。海というのは、だから、陸にいると想像できない世界である。
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     荒天のため、ブライトンに留まるヨットが多く、マリーナは満員。
     オランダから来た47フィートの大きなクルーザーの横に係留させてもらう。


次の日は、波もほとんどなく、風は良好で、まるで地中海のようなのんびりした海だった。
ここまでの航海は、北斎の「神奈川沖浪裏」そのもののような、高くうねる波に翻弄されたのだ。
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   われらのヨット「ツイスト号」も、この絵の舟さながらにツイスト(身をよじる)。


しかし、本日は晴天なり。わたしも途中から楽々と舵をとり、結局ポーツマス入港までずっと、ナヴィゲーター・グィドの指示通り、舵を握った。後で、航跡をナビでみると、理想的なタッキングの様子がよくわかり、グィドに褒められた。波が低かったため、高波を避けずにすんだからだ。

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       風向きが絶好で、ぐんぐん進む。風をはらむ帆の様子と波とを
       見ながら、風向計・深度計にも注意を払いつつ、舵を取る。
       風上に向かうので、ヨットは、かなり傾く。
       澪つくしのような、ブイの間を選んで、深度がある水路を通る。

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       遠くからもよく見える、ポーツマス港のシンボル、スピナーカー・タワー。

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ブライトンで隣に係留していたオランダ人から聞いていたので、ポーツマスの中心にあるマリーナに迷わず入った。
アウトレット・センターの正面でレストランも多く、ヴィクトリー号にも、歩いていけるので、快適だ。その他のマリーナは、対岸にあり、いちいち渡し舟に乗らないと町の中心には行けない。
ヨットに乗る同志、こういう情報交換は、とっても重要だ。

さすがに、ここまで来るベルギーのヨットは少ないらしく、珍しがられる。
「どこの旗?」「ベルギーです」
「海峡を渡って一気にここまで来たのか?」「いや、ブライトンから」と答えると、
「ブライトンからでも、相当な距離だ」
本当に、今日も長い海上の1日だった。

後から到着したヨットの係留は、先に着いた者が助ける。自分のヨットに傷がつくのを防ぐためにも。。。
狭いマリーナでの接岸は、少しの風でも影響を受けるヨットにとって、非常に難しい。
ベルギーから来たのだとわかると、皆「メルシー」と言ってくれるのが、面白かった。
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by didoregina | 2009-08-15 15:05 | セイリング | Comments(2)

モネ劇場「セメレ」の舞台裏

そろそろ、モネ劇場の来シーズン最初のオペラ、9月公演のヘンデル「セメレ」のチケットを買ったほうがいいかな、と思って、モネのホムペを覗いてみた。
日曜のマチネ・チケットは、例のごとく高い席か安い席しか残っていない。それなら、初日が始まってから、リターン・チケットを探すほうがいい。一人分くらいなら、必ず、中間レベル(値段が)の席がリターンで出てくるから。

c0188818_0323520.jpg

         このポスターの写真は、中国の戦争花嫁かなんかのを使ったのか。。。


手持ち無沙汰だったので、モネ劇場HPの広報ページなどを見ると、求人がいくつか出ていた。
オケの楽員や、照明の助手、アーカイブ部門などのほか、「セメレ」のエキストラ出演者募集というのがあるではないか。

曰く、「求む、アジア系女性2名。非常に若く見えること。細身で長髪。一人は舞台に短時間だがヌードで登場することを了承のこと」
なんだか、怪しい結婚マッチングか風俗系の求人みたいだ。

しかし、面白そうだ。エキストラとして出演したら、モネの舞台裏が覗けるし、指揮はルセだし。
わが身を客観的に眺めると、純正アジア人で、(年齢の割りに)若く見え、北ヨーロッパでは細いうちに入るし、髪も長い。問題は、「一人はヌードで舞台に登場」というところだけだ。
う~ん、ブリュッセルに住んでて、独身だったら、このチャンスをつかもうとしただろうが、今回は辞退しよう。


ついでに、「セメレ」の出演者やその他をチェックしてみる。

主役セメレはYing Huang ジュノーはNing Liangと、女性は中国人で、ジュピター役の
Jeremy Ovendenはじめ、男性陣は、西洋人である。

演出は、ニューヨーク在住の中国人アーチストZhang Huanで、舞台はチベット。
彼は、450年前の木造の先祖の廟を上海郊外から持ってきて、モネの舞台に乗せるらしい。
ギリシャ神話を、仏教的な因果応報をテーマ見立て、カルマ(宿命)の力の前には、なすすべのない人間の業を見せる、ということである。
うーん、あんまり、政治的にしないほうがいいだろうが、中国人キャストを主役にしているし、舞台装置も本格的みたいだから、この読み替えには結構説得力があるかもしれない。俄然観たくなってきた。
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by didoregina | 2009-08-11 17:41 | オペラ実演 | Comments(12)

ドーヴァーからイーストボーンを経てブライトンへ

ドーヴァーに上陸して1日観光し、英気を養った後は、いよいよイギリス南海岸を西進する。
最初の目的地は60マイル先のイーストボーンである。

西南西の風、風力5から6で、絶好のセイリング日和との予想。それでも、10時間はかかるから、今日も長い長い海上での一日になる。
それなのに、ドーヴァーのマリーナ水門開閉時間は気まぐれで、8時のはずが、9時にならないと開かない。グィドの怒ること。それは、そうだ、そのつもりで、潮流、満干、風力、風向きをナビにインプットして計算したのが、おじゃんになるんだから。特に重要な潮流は、潮の満干と時間によって刻々と変わるので、専用の本が用意してあるほどなのだ。

ヨットにはしぶきよけのスプレーフッドが付いているが、それでも高い波が前方から来ると、波しぶきが激しく降りかかり、コックピットにいるとびしょぬれになる。

ブラウン・フィッシュと呼ばれる、イルカの一種が海上に見えた。エーゲ海では、よくイルカの群れに取り巻かれたり、ヨットと競争するかのようにいっしょに泳いでくれたり、楽しませてくれるが、北海でもお目にかかれるとは思わなかった。

        夏は日が長いので、遅く着いても明るいのがうれしい。
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        イーストボーンの外港は満干の差が激しい。

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     水門は、昼夜30分ごとに開閉するので、マリーナへの出入りがスムーズ。

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      イーストボーンのマリーナは、ロンドンのセント・キャサリンに似て
      シックで、ハイソな雰囲気は、英南海岸随一。

翌日は、ブライトンまでで、距離が短いので3~4時間のセイリングだ。12時出発で、朝ゆっくりできるので、イーストボーンの町に向かって、海岸沿いに歩いてみた。ブールヴァードやリゾート・マンションがきれいでリッチな雰囲気だ。

イーストボーンからブライトンまでの海上からの風景は、イギリスの南海岸でも白眉であろう。
白亜の切り立った崖が続き、崖の上にも下にも建物がないので、自然美を堪能できる。
次男に言わせると「今までで最高にきれいな眺め」。
1000の島のあるクロアチアや、紺碧のエーゲ海のギリシャ、トルコと比べても遜色ない、と言うより、比類ない美しさだ。

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              ビーチー・ヘッド岬

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         セブン・シスターズといわれる、白亜の絶壁。

家族全員、思い出したのは、昨年公開された映画「エリザベス・ゴールデン・エイジ」のシーンだ。
スペインの無敵艦隊を向かえ撃つため、エリザベス一世率いるイギリス軍が、この白亜の崖に集結する。

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        ジャンヌ・ダルクばりの騎乗のエリザベス一世が、軍に檄を飛ばして
        士気を鼓舞する。

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 残虐なシーンも多いけど、アルマダ海戦など、海洋ロマンの心を刺激する時代劇。 

しかし、主人は、白亜の崖に刻まれて海辺へ下る階段を、発見した。
ミスター・ビーンの例のビーチでのシーンに使われたロケーションであるのは間違いない。
ズボンの上から水着に着替える、絶妙のシーンである。(なぜか、セキュリティ上、貼り付けができない。)
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by didoregina | 2009-08-10 13:34 | セイリング | Comments(10)


コンサート、オペラ、映画、着物、ヴァカンスなど非日常の悦しみをつづります。


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