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カテゴリ:セイリング

  • 日曜日には、川辺でビール
    [ 2012-05-22 22:27 ]
  • ヨットとビールのシーズンの始まり
    [ 2012-04-01 23:54 ]
  • 飛龍のごとく、セイル・アウェイ!
    [ 2012-02-06 09:54 ]
  • リニューアルしたアムステルダムの海事博物館
    [ 2011-11-15 11:37 ]
  • コルシカ島へ    エメラルド海岸セイリング記番外編
    [ 2011-08-06 11:42 ]
  • エメラルド海岸セイリング記その5 荒天時の過ごし方
    [ 2011-07-30 21:33 ]
  • Seven Seas 輝ける7つの海  エメラルド海岸セイリング記その4
    [ 2011-07-27 11:21 ]
  • クルーザーとヨットは犬猿の仲? エメラルド海岸セイリングその3
    [ 2011-07-27 00:48 ]
  • エメラルド海岸セイリング記その2 サルデーニャの物価はさほど高くない
    [ 2011-07-25 23:36 ]
  • サルデーニャのエメラルド海岸をヨットでセイリング その1
    [ 2011-07-24 19:34 ]

日曜日には、川辺でビール

デン・ハーグから帰って、日曜日には恒例のマース川沿いの散歩。



先週の日曜日には、マース川沿いの自転車道でベルギーのヴィゼとマーストリヒトを往復する
フル・マラソンが開催されていた。


       対岸の山の上の聖ピーター教会とアンドレ・リューのお城。
       その手前には小さなヨット・ハーバー。

気温も湿度も高いから、行く先は涼しい噴水や水辺に面したカフェに決まり。
マース川沿いには、川風が気持ちよく吹き抜けるカフェはいくつかあるが、一番は何と
言っても、ステイオーケー(旧ユースホステルだが、オランダでは十年ちょっと前から
こんな名称に変わって、お手軽価格だが、場所によってはヒップな宿泊施設になった)
の川に張り出したカフェである。


        オランダのトラピスト、ラ・トラッペの白ビール!

ここのテラスに座っていると、水上のヨットのデッキやコックピットにいるのと変わらない
くらい水が近いので、涼風もさわやかなことこの上ない。大変お勧めである。


       ステイオーケーの対岸には、アルド・ロッシ設計のボネファンテン美術館。
       お天気がいいから、遊覧船の上部デッキも大賑わいだ。


       クロアチアでのヨット・チャーターを仲介しているエリックが4月から
       マース川と運河でのスルップという小型ボートのチャーターも開始した。
       そのスルップが2隻、マース川を走っているのを発見。


スヘベニンゲンでは、北海でのセイリングに必須のしっかりしたオーシャン仕様のジャケットと
海でのヨット・レースにも対応できるサスペンダー式ズボンを買った。
とにかく、防水と防風が完璧で縫い目にもテーピングが施されていること、外からの水分は
シャットアウトするが蒸れないように汗は外に逃がすことと、顔半分を覆うほど首回りがびっしり
詰まっていることが肝心である。
女性用のレース対応のズボンだと、サスペンダーの位置とファスナーに工夫が凝らされていて
両脇のファスナーを下ろすと、上着やサスペンダーを外さなくてもトイレに行けるのだ。
内陸部のヨット用品店では、そこまで専門的なウエアはなかなか扱っていない。Henri Lloydの
製品だ。動悸が速まるほどのお値段だったが、一生ものだと思ってクレジット・カードで支払った。

北海ではウェアがどれほど重要であるか、身をもって体験している。波をかぶって濡れると、乾く
暇はないのだ。それが10時間も続くと体力の消耗が甚だしく、危険である。


       先週も今週も日曜日に同じ場所で日向ぼっこしていた白鳥の親子。
       父鳥はちょっと離れたところで睨みをきかせていて、近寄りがたい雰囲気。

あとまだ、ヨット用のブーツも要る。持っているのはMurphy & Nyeというイタリアのヨット・ウエア
のデザイン・ラインで、地中海とは異なる北海では実用的でない。可愛いデザインだが、紐通しの
穴から水が中に漏れるし、ゴムなので足が冷える。
主人もTも持っていて皆が勧めるDubarryのブーツを買おうとすると、もう一度清水の舞台から
飛び降りなければならない。。。
もう、2週間後には北海でのセイリングが迫っているから、ぐずぐずしている暇はないのだが。
湖や地中海でのセイリングなら、これほどの重装備は必要ない。






by didoregina | 2012-05-22 22:27 | セイリング | Trackback | Comments(2)

ヨットとビールのシーズンの始まり

メンバーになっているヨット・クラブでは、ヨット・シーズンは4月から始まる。
冬の間陸に上げていた船を水上に戻す解禁日が、本日4月1日である。


       毎年決まった桟橋Bに係留する。我が家のヨットと同型で
       青い帆布のカバーも同じヨットの隣が指定席。今日はまだ一隻のみ。

しかし、その前に船のメンテと整備をする必要がある。
空気は冷たいが、太陽が出ると日が当たる場所は暖かい。格好のメンテ日和である。
作業する人たちで、水上よりも陸上の方が賑わっている。


       船底に付いた貝殻や藻などの汚れは、陸に上げたときに
       落とした。今日は、船の上部のサンドかけとニス塗り。


       こういうポリエステル製のヨットだったら、メンテの手間も少ない。
       クレーンで吊り上げて水に下ろす作業を見ていたら、なんと
       4,5年前仕事でお世話になっていた会社の人のヨットと判明。

今日の作業は済んだが、ニスが乾くまでカバーがかけられない。その間、クラブのカフェで
一休み。


      テラスはまだ肌寒い。中に入ると今度は暖房が効いているので、
      ビールが飲みたくなった。ご当地ビール、リンデボーム醸造所の
      ピルスナー・タイプのスペシャル・ビール、グブヌーア140の生。

リンデボーム醸造所は1870年の創業で、2010年に140周年を迎えたのを記念して、
昔ながらの味わいのビールというイメージで作り出されたのが、グブヌーア140だ。


      グラスの足元に注目。ちょっとアールヌーボー的な曲線になっている。

いかにもリンブルフのビールらしいきりっと苦味が利いたビールだが、喉ごしはマイルド。
丁度、ブランド(苦味が勝る)とアルファ(すっきり)の中間のような味わいで、とても
おしゃれな飲み口が気に入った。
使ってる水がよさそうだ。ドラフトだと澄んだ色だが、瓶入りのは後発酵が進み少し濁るらしい。
アルコール度数は5.5%。次回は、グブヌーアのブロンドとダークなドゥブルを試したい。

by didoregina | 2012-04-01 23:54 | セイリング | Trackback | Comments(0)

飛龍のごとく、セイル・アウェイ!

暖冬から一変して、酷寒と雪のヨーロッパ。
窓の外の雪を愛でつつ、一年の休暇予定を立て、予約しないといけないものは予約した。


         ピアノのレッスンのあるお城の玄関ホールからの眺め。
     
予約しないといけない、というのはチャーター・ヨットの割引が大体1月末までだからだ。
この十年近く、我が家のヴァカンスといえば、セイリング中心である。

4月に主人は、恒例の北海セイリング・トレーニング(耐寒訓練とわたしは呼ぶ)を行う。
オランダ北東部のフリースランド州ハーリンゲンから、アイセル湖とワデン海を経て、イギリスの
ハリッジまで北海を横断し、ラムズゲイトとドーヴァーに寄港して、フランスのブーローニュまで
海峡を渡るルートを一週間で走破という、わたしには考えただけで身震いのくるプランである。

6月には、HとTのクルーザー・ヨットで、オランダ南西部のゼーランド州から、北海をベルギーの
海岸沿いに南下して、フランスのノルマンディーまでセイリングして戻ってくる予定だ。
一応予定では、彼らの友人の別荘のあるノルマンディーまでということになっているが、風向き
しだいでは、航路を変更してイギリスに渡ることになるかもしれない。
あまり無理はしたくないので、10日から2週間の余裕を見て休暇をとってある。

今回は、わたしもケータリング・クルーとして同行する。34フィートのヨットに夫婦二組の大人4人
だから、人員構成としては丁度いい。ただし、狭い空間に四六時2週間近くいっしょに過ごすことに
なるから、よっぽど気があう人同士でないと辛いものがあるだろう。
また、北海セイリングは地中海とは全然別物であるから、着るものもしっかり準備しないといけない。
それにお金がかかるのが辛いところである。
コースタルまたはオーシャン仕様のジャケット、ズボン、ブーツ、浮力の高い自動膨張式ライフ
ジャケットその他を揃えると、ボーナスも一度に吹っ飛ぶ。比較的需要が少ないから、元々高価な
上にバーゲン割引率も低いのだが、命に関わるものだけに、ケチるわけにもいかない。


         お城の周りの堀にも氷が張っている。


そして、夏のヴァカンスには、一家全員でクロアチア南部を2週間セイリングすることに決めた。
イタリアのナポリ南部にあるサレルノからシチリア島近くまでのワンウェイ・セイリングというのも
魅力的で、色々比較検討したのだが、スプリットからドゥブロフニクまで島々を回るコースのフロ
ティッラに参加することにした。これで、クロアチアの海岸線は北から南まで制覇することになる
はずだ。
クロアチア南部には有名な観光地が多いので、ナポリ以南のイタリアよりもずっと物価が高いが、
ヨットのチャーター代金は、フロティッラのメッカであり、マリン・スポーツのインフラ充実に力を入れて
いるクロアチアの方が断然安い。イタリア南部では、多分来年セイリングすることになろう。

チャーターするヨットを詳しくチェックしていると、色々と問題点も見えてくる。
4人家族なら最低でも34から36フィートのヨットを借りたいところだ。
イタリアではサローネ34というのが魅力的なお値段だった。しかし、このヨットの設計図を見ると、
メインセイルのブームがとても長く舵の近くまで来るため、ビミニという日除けが舵手の頭を覆うだけ
になり、航行中、他のクルーは日に焼かれることになりそうだ。
以前、クロアチアでやはり34フィートのレース・タイプのクルーザー・ヨットを借りたときにもビミニが
非常に小さくて、日陰争奪戦が熾烈だった。その苦しみを思い出し、サローネのビミニの大きさを
問い合わせたら、やはり小さいということがわかった。残念だが、このヨットは避けよう。
そうすると、イタリアではあまり小さなヨットのチャーターがないので、値段が一挙に上がる。

地中海でのフロテッィラでは自然の湾に投錨することが多いので、錨のチェーンの長さも重要だ。
強風時でもしっかりとヨットを固定するために最低50メートルは欲しい。ところが、やはり以前、
エルバ島でヨットをチャーターしたとき、最初の30メートルは鉄の鎖だが残りはロープになっていた
ことがあった。
これも借りる前にチェックしたい点であるが、そういう細かい情報はなかなか事前に知ることが困難
なのである。

結局、クロアチアで借りるのは、32フィートのサン・オディッセイというフランスのメーカーのヨットに
決めた。大人4人ではちと窮屈だが、お値段はぐっと安くなる。
島々を巡り、入り江に投錨し、たまには大きなマリーナにも係留し、トロギール、スプリット、
コルチュラやドゥブロフニクなど元ベネツィア領の美しい町に上陸することになるだろう。子供達も
自然美を堪能するだけでは満足せず、ヴァカンスでも町が恋しい年頃である。


ヨットのチャーター予約が済んだところで、別の会社のブロシャーを見ると、カリブ海フロティッラが
あるではないか。マルチニックからグレナディンまで、フランス領や英国領の島々を2週間自分で
ヨットを操舵してセイリングする。11月ならお値段もほどほどだ。いつか、こちらにも飛んでみたい。






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by didoregina | 2012-02-06 09:54 | セイリング | Trackback | Comments(2)

リニューアルしたアムステルダムの海事博物館

家族全員、海洋とか海事とか船舶には目がない。各地にある海事博物館や歴史的船舶の
レプリカなどを訪問・見学するのを楽しみとしている。
アムステルダムの海事博物館Het Scheepvaartmuseumは、2007年から改修工事を行って
いたのが、ようやく2011年10月に完成。リニューアル・オープンした。というより、ほぼ全く新しい
博物館になったというほうが正しいだろう。


      外観は兵器倉庫そのまま。1655年にDaniel Stalpaertが設計。
      古典様式の威容とエレガンスが同居し、水辺に映える。


      外からは全く見えないが、四辺を取り囲まれた中庭が
      新たな付加価値。34x34メートルの天井にはガラスと
      鉄鋼のクーポラが取り付けられた。
      石を敷いた床には特殊防音が施され、レンガとガラスで閉鎖
      された空間なのに音がこもらない。残響は3,3秒。


      ガラスと鉄鋼で出来た天井は、ブリュッセルのNey + Partnersによる
      技術設計・施工。1000個以上の三角、四角、五角、六角形の各々異なる
      ガラス(60トン)と全長2200メートルの鉄鋼(150トン)から構成され、
      86箇所の交点にはLEDが内臓され、下から見上げると天空のイメージ。
      ガラスには遮光・断熱・強化加工が施されている。


博物館全体の再開発設計は、Liesbeth van der Pol女史率いる Dok Architectenが
2005年に請け負うことになった。ファン・デル・ポル女史は、2008年から2011年までオランダの
建築家の最高峰ともいえる地位のRijksbouwmeester(Government's architect)という
役職についている。

そして、天井のイメージとデザインの元になったのは、海図のコンパスローズ(羅針図)だという。


      上の写真と比べると一目瞭然。いかにも海事博物館にふさわしい。


ファン・デル・ポル女史の描いた博物館のイメージ画を見て、実物の博物館と比べると、ほぼ実際に
イメージが具現化されているので、びっくりする。


       過去の栄光が博物館という小宇宙の中を飛遊する。
       時空の概念と実在の建物および展示物が、絶妙に
       空間に配置され、軽やかに浮遊している。


例えば、16世紀、17世紀、18世紀のキャビン・コンパスの展示室では、暗い空間に星空のような
照明で、王冠の形をした羅針盤が宙から吊るされ、下から羅針盤が覗けるようになっている。
ロマン溢れる展示方法だ。


       王冠型の羅針盤が四方からと下からもよく見える。

博物館の白眉は、様々な地球儀と天体義のコレクションで、一つ一つの全体像が見えるように展示
されている。(一部、見えにくいものもあるが)
その展示室にいると、まるで、自分が大航海時代の世界発見の旅の渦中にいるような気分になる。

そして、各種船舶の模型の展示も素晴らしい。
船の模型は、大概どこの海事博物館にも沢山あるのだが、様々な時代の様々な型の船が
ごちゃごちゃと並べてあるのが普通で、印象が散漫になるような展示方法なので感心したことがない。
しかし、ここでは、ガラスの大きなケースの中に入った様々な船の位置に、上下左右に移動できる
モニターの照準を合わせると、インターアクティブで説明が現れるのだ。楽しく長居が出来る。

それから、素晴らしい海戦図などの海洋画のコレクションも堪能できた。
東インド会社、西インド会社などの商人の家族の生活を、フェルメール風の凝ったカメラワークの
実物大の動画で説明するのもわかりやすくてよかった。

しかし、結局、海事博物館というのは、海運国家および世界帝国としてその昔君臨した国の
過去の栄光を誇示するものなので、その国の黄金時代の歴史に興味のない人には、全く面白みが
感じられないどころか、帝国主義的発想とその成果を集めた展示物に呆れてしまうかもしれない。

古い建物の構造をなるべく生かした内部は、階段が異常に狭いため上下昇降の人がすれ違うのが
ほぼ不可能なのが難である。
トイレの数が沢山あり、最新デザインの機器も内装も美しいのは、非常によろしい。
美術館や博物館では入るのがお約束のカフェ・レストランだが、ここはオープンして間もないため
異常な込みようだったので入るのは諦めたが、中庭で軽食が買える。


        アムステルダムの町の中心まで歩いて、ダム広場の王宮裏手に
        あるショッピング・モールMagna Plaza(当時のRijksbouwmeester
        C.H. Peters設計で1895~1899年に建造の擬古ゴシック・ルネッサンス)
        の中に入っているカフェOvidiusでくつろいだ。ここは、なぜかウィーン的な
        味わいのある落ちつけるカフェで、カプチーノが美味しかった。



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by didoregina | 2011-11-15 11:37 | セイリング | Trackback | Comments(2)

コルシカ島へ    エメラルド海岸セイリング記番外編

サルデーニャ島の北に位置するコルシカ島へは、ヨットで半日のセイリングだ。
エメラルド海岸からマッダレーナ諸島を右手に見ながら北上する。島と島の間は海峡になるので
この海域では風がいつでも強い。


        コルシカ島南部のボニファシオを海から臨む。

まるでイギリス南海岸のように白亜の切り立った崖が屹立する様と、海の青のコントラストが
目にまぶしい。情緒満点の美しい風景である。


        切り立つ断崖の上に立つボニファシオの上町。


        まるでイギリスのドーヴァーかセブン・シスターズのような
        白亜の崖の海岸線。


        ボニファシオの港は、フィヨルドのような細長く深い
        入り江の奥にある。文字通り天然の良港だ。
        様々な大きさのヨットやモーター・ボートやフェリーその他が
        行き交い、恐ろしく混雑している。


        町のど真ん中のマリーナ(電気と水道のある桟橋)に舫った。
        フロティッラ・リーダーの長期に及ぶ交渉が実ったおかげ。

多い週には12隻のヨットで船団を組むフロティッラなので、マリーナや湾などで全員の場所を
確保するのは、ハイ・シーズンともなると大変だ。お金で解決できれば、そうするのが一番。
港に面した通りにあるレストランのオーナーと冬から交渉して、フロティッラ参加者全員がそこで
食事することを条件に、通常は予約不可の桟橋を確保したリーダーの手腕に、皆感謝した。

フィヨルドに入っていくと、ゴムボートに乗ったマリネーロ(マリーナでヨットを誘導するクルー)が
近寄って来て、港は満杯だから引き返すように言われる。しかし、「ゴーファン・セイリングで予約
してある」と言うと、港の奥に確保してある桟橋まで誘導してくれる。風が強くて接岸に難儀すると、
バンパー状に硬く強化してあるゴム・ボートの舳先でヨットの舷を押してサポートしてくれる。
その手数料として10ユーロ取られたが。(プラス一泊約70ユーロの停泊料金。トイレ・シャワーは
ないが、レストランのトイレを使わせてくれる)


           大漁旗をなびかせている日本のヨットを発見。

コルシカ島は、イタリア領のサルデーニャから目と鼻の先だが、フランスに属する。港の雰囲気が
がらりと変わるから面白い。異国情緒さえ感じる。

桟橋確保と引き換えに夕食を取ることになったレストランは、もちろんフランス料理で、定食ムニュは
3コース18ユーロまたは22ユーロだった。これも、信じられないほど安い。(オランダでは、普通の
カフェ・レストランでも20ユーロ以下でメイン一皿はなかなか食べられない)
22ユーロのムニュからわたしが選んだのは、魚のスープ(正式なブイヤベースを頼むと最初に出て
くるのと同じ、岩魚を煮出して砕いたトマト味のスープ。ルイエと硬くグリルしたフランスパン付き)と
魚の盛り合わせに、アイスクリームだった。魚の盛り合わせの調理法がいかにもフランス風で、クー
ル・ブイヨンで煮たあっさり味にクリーム・ソース。


             夜のボニファシオを散策。


             翌朝、同じ坂道を登って早朝の散歩。


             坂の上から眺めたボニファシオの下町と港。


             坂を上り詰め、反対側(海側)の崖を下る。


             朝なので人気が少ない。澄みきった水辺。


             白亜の崖と奇岩の続く海岸。

散歩の帰りに、焼きたてのクロワッサンを買って帰った。イタリアのパンは固くて味気ないのが
多いので、久しぶりのクロワッサンが非常に美味。港に面したカフェ・テラスでゆっくりとカフェ・オ・
レを飲んだ。桟橋に着けたのも久しぶりで、お尻を濡らさずに上陸できるので、ゆったりした落ち
着ける気分になれる。
昼食および夕食用に、ソーセージとコルシカ島の子牛を買った。皆、ボニファシオがすっかり
気に入った。

フロティッラ・リーダーが言うには、来年は2週間でサルデーニャとコルシカ両方をセイリングする
フロティッラを企画中。そうなったら、ぜひまた参加したい。





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by didoregina | 2011-08-06 11:42 | セイリング | Trackback | Comments(4)

エメラルド海岸セイリング記その5 荒天時の過ごし方

セイリング・ヴァカンスの2週間ずっと好天が続けばいいのだが、大概1日くらいは荒天になる。
今回は、強風のため2回計3日間足止めを食らった。


        投錨したカラ・ディヴォルペから強風のため出航できず、
        暇を持て余した2日目はゴム・ボートのレースを開催。
        風力6~7なので静かな湾内にも白波が立っている。


        買い物やレストランでの食事には、ゴム・ボートに乗って陸へ。
        船外機が活躍した。(風が強すぎて手漕ぎでは危険だし無理)


フロティッラのリーダーは刻々と変わる気象情報を集め、風向きから判断して安全な港や投錨地を
選ぶ。参加艇が12隻と多いから、安全な場所確保もタイヘンだ。
そして、風力6以上では何か起きた場合フロッティラの保険が下りないので、出港を停止する。
強風の中、セイリングはできても、その後無事に入港・係留できる保障はないからだ。実際、強風で
コントロールがきかず、桟橋に上手く係留できなくて、隣のヨットや桟橋にぶつかり船体に傷つけた
ヨットもあった。


        2週目の後半はラ・マッダレーナに3泊を余儀なくされた。
        港の桟橋に係留してもヨットは揺れにゆれ、コックピットに
        波しぶきがかかる。轟々たる風の音に耳が痛くなる。
        写真だと揺れも風の凄さももわからないが。


          夕立のような驟雨が上がって、虹が出た。

コックピットにいるだけで波しぶきでぬれるし、船内にいると揺れで気分が悪くなる。なにより、ビュー
ビューと鳴る風の音で頭がかき乱されて落ち着けないから、晴航雨読という具合にはいかないのだ。
そこで、陸に上がって散歩や観光をするのが、荒天時のキマリ。


          ラ・マッダレーナの町の路地裏。
          陸では風もさほど強くない。


          夜になると広場に屋台が沢山出る。
          陸は毎晩賑やかだ。
         
小さな町なので歩きつくして、さすがに飽きたので、3日目はフェリーに乗って対岸のパラウへ。
ヨットのヴァカンス中にフェリーを使ったのは初めての経験だ。


         サルデーニャ本島とマッダレーナ島を結ぶフェリーは、
         数社が運行して、ほとんどひっきりなしに往復している。


         パラウの海岸。ヨットからでなくて陸から海に出るのは
         新鮮だ。砂浜に松林、巨石の奇岩のあるキレイなビーチ。


         ラ・マッダレーナでいろいろ試したうち一番美味しかった
         ジェラートの店。手作りでミルト(サルデーニャの果実酒)味
         や、オレンジ・ピール入りチョコレートなどがおいしかった。


         ニョッキに似たマッロレッドゥスというサルデーニャの
         フレッシュ・パスタを買ってきて、ヨットで自炊。


         海老のトマト・ソースと相性抜群だった。

   
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by didoregina | 2011-07-30 21:33 | セイリング | Trackback | Comments(2)

Seven Seas 輝ける7つの海  エメラルド海岸セイリング記その4

アサヒ・コムの速報ニュースで、スティーヴン・スピルバーグがヴァカンス先のイタリアのビーチで
モーター・ボートを爆走し罰金を食らう、という記事を読んで笑ってしまった。


Seven Seas

ネット上の様々な情報を総合すると、7月11日にスピルバーグは、ゲストのグウィニィス・パルトロウ
を乗せてメガ・クルーザー Seven Seas号からスピード・ボートでラ・マッダレーナ島の砂浜に近づき
轟音と共に暴走。浜辺の人からの通報で駆けつけた沿岸警備隊に罰金約2万円を課せられた。


        エメラルド海岸南部にあるTavolora(テーブル島)の南岸。
        海から垂直に屹立し圧倒的なマッスで迫る島が北風を防いで
        くれる。フロティッラから離れてここに投錨して一夜を過ごした。
        

丁度、私達も10日から同じ海域でセイリングを開始していたから、Seven Seasとは、多分どこかで
すれ違っただろう。Seven Seasは時価280億円らしいが、その程度のクルーザーなら、エメラルド
海岸には履いて捨てるほどいた。

英語やオランダ語のネット記事によると、そのクルーザーは、昨年オランダのアルブラッサーダムに
ある造船所で完成し、スピルバーグ自らが取りにやってきたらしい。(ただし、ドックにいた技術者は
スピルバーグ本人が来たというのは作り話だとも証言している)
船籍が英領ケイマン島になっているのは税金逃れのためのお約束だ。

全長86メートルのクルーザーには、図書館完備のアン・スイート・マスター・ルームのほか、VIP
ルーム2部屋およびゲスト・ルーム4部屋に計12人のゲストを迎えられる。クルーは26人。
通常の映画室のほか、室内プールに投影して泳ぎながら映画が見られる設備もある。
デッキ上には屋外プールが2つあるが、ヘリ発着時には自動的に水が抜かれ底がせりあがり、ヘリ・
ポートになる。週100万ユーロでチャーター出来るという。



        テーブル島の南端から細長い砂洲が伸びている。  
        レストランが一軒あるほかは無人島であるここまで、
        小さなモーターボートに乗った行楽客がやってくる。
        昼は賑わうが、ここで夜を明かしたヨットは私達だけだった。
        2週間のフロティッラの場合、1週間で参加メンバーが
        変わるので、週末は1隻で航海のベア・ボートになる。
        フロティッラから離れて、小さな湾に投錨した3泊は
        楽園のような所ばかりだった。

このメガ・ボートSeven Seasは、なかなか豪勢な仕様である。(リンク先ページの
Discover Oceancoをクリックして Yachts 2005 onwardsから Y706 Seven Seasを選ぶ)
オランダでは、豪華クルーザーやスーパー・ヨットなどの造船が結構盛んだ。
デルフト工科大学の海事技術学科は、卒業後に技術を生かせる就職率ほぼ100%で、
学んだことが即仕事に繋がりサラリーもいいというので、長男に進学を勧めたのだった。
オープン・キャンパスに出向いて説明を聞くと、船の設計は物理・力学がメインのため退屈そうだと、
長男は建築学科を選んだ。スーパー・ヨットの設計なんてすごく面白そうなのに。

海洋は傍から見ればロマンの宝庫だ。しかし、それに携わる仕事は結構地味なもの。それが
現実。


        クイーンの『輝ける7つの海』Seven Seas of Rhye
        1975年初来日の時の映像が被さって、ファンには感涙モノ。

by didoregina | 2011-07-27 11:21 | セイリング | Trackback | Comments(0)

クルーザーとヨットは犬猿の仲? エメラルド海岸セイリングその3

クルーザーとヨットは、同じ海上、同じ湾内、はたまた同じマリーナにいても、双方相容れない
ものがある。互いに敵対視しているわけではないから、犬猿の仲、というのは当たっていない。
ペットを飼う人が猫派と犬派に分かれるように、クルーザー派とヨット派を分つのは、単に好みの
問題にすぎない。
ただし、双方とも自分の好みには絶対の自信があるので、蓼食う虫も好きずき、という憐憫に
近いものを感じながら相手を眺める。

ヨット派でよかった、という幸せを感じるのは、海上でイルカに会えた時だ。


       写真ではよくわからないが、親子のイルカが3頭
       私達のヨットの下や周りや別のヨットとの間などを
       泳いだり跳ね上がったりしてくれた。
       海と同じ紺色なので、写真ではいるのかいないのか。

イルカは音に敏感なので、エンジンのモーター音を響かせて機走している船には近づかない。
風任せで進むヨットの帆やロープやその他のきしむ音は好きなようで、近くに寄って来ては
じゃれるように泳いで行く。地中海や北海でも、今までのセイリングでイルカに出会わなかった
年はない。

かように静寂を好むのはイルカだけではない。ヨット派は、皆、風と波の音だけの世界に浸る
ことを非常に愛するエコ派とも言える。
その証拠に、2週間のセイリングで使用したディーゼルはたったの23ユーロ分だった。
帆走している分には、燃料はいらない。
水だって惜しみつつ大切に使う。(水道の通じた桟橋に来ることがあまりなかったからだが)


       投錨した湾で、朝起きて天気がよかったら、
       そのまま海に飛び込む。運動と水浴びを兼ねて。
       シャワー使用は海水を洗い流す程度に抑える。

それに対して、クルーザーが使う燃料と水は莫大なものになる。とにかく全てをぴかぴかに
していないといけないので、なんでも水でジャブジャブ洗い流すし、モーター・ボートは風力では
微動だにしないから、燃料を使った動力で動かすしかない。

出発したマリーナに最後に戻ると、レンタ・カー同様、使った燃料を補給して満タンにして返す。
そのための水上ガソリン・スタンドがマリーナにはある。水のタンクも桟橋で満タンにする。


       ヨットとモーター・ボートとヘリコプターまで搭載した
       メガ・クルーザー。トルコでは、こういうのが港に近づくと
       「ビル・ゲイツが来た」などと言っていたが。 

しかし、私達は見た。でかいクルーザーに、陸から呼び寄せた燃料補給車からディーゼルを
入れているのを。それは、まだ許す。なぜか消防車がメガ・クルーザーの桟橋に来ていた。
怪訝な目の私達を尻目に、桟橋の水道蛇口からの普通のホースでは追いつかないらしく、
消防用の太いホースで消防車から大量に水を補給していた。これには、あきれてしまった。


       ヨットでのセイリングは、水上でキャンピングしているようなもの。
       シャワーのついでに洗濯して干す。風ではためいて強い陽光で
       すぐに乾く。
       陸では山火事。散水のため飛行機やヘリコプターが飛んでいた。

地中海地方では、夏に山火事がとても多い。毎年どこかで出くわす。
海や湖から飛行機やヘリが汲んで、空中から放水する。消防車では間に合わないのだ。

カラ・デ・ヴォルペというこの湾には、同名のホテルが建っている。サルデーニャで1,2を争う超
高級リゾート・ホテルで、一泊20万円は下らないそうだ。同じ湾には、超豪華クルーザーが沢山
停泊していて、小型モーター・ボートが、ホテルとの間をひっきりなしに往復していた。小型といっても
3人はクルーが乗り込んでいるのが普通だ。(クルーは皆白いユニフォームだからすぐにわかる)

呉越同舟ではないが、わたしたちのフロティッラも同じ湾に投錨していたので、風景や海は共有。
しかし、クルーザー派とヨット派との交流は全くない。興味の接点がないのだから仕方ない。
ここでは、陸に上がるとピザも普通料金の2倍だった。しかし、湾内に投錨する限り停泊料はタダ。
メガ・クルーザー族の華やかなヴァカンスの様子を垣間見ることができた。









      
       

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by didoregina | 2011-07-27 00:48 | セイリング | Trackback | Comments(4)

エメラルド海岸セイリング記その2 サルデーニャの物価はさほど高くない

サルデーニャ北部のエメラルド海岸は、世界のフゴーの遊び場だから物価はめちゃ高、という
イメージが刷り込まれていたので覚悟はしていた。また、湾内に錨を下ろして停泊することが多い
から、現金を多めに持って行くよう事前に言われていた。
確かに、チャーター代金、デポジットや保険およびフロティッラ料金、マリーナ停泊料などは、
クロアチア、ギリシャ、トルコに比べたら高い。でも、それはイタリアの物価から推し量れば
妥当な値段といえる。
それ以外の物価は、オランダから来るとめちゃ安に思えた。

物価の比較材料として一番判りやすいのは食べ物だ。


     ムール貝とアサリのサルデーニャ風スープ


     イカの網焼き

親子4人でレストランで外食した場合、飲み物込みで一番高かった時でも140ユーロだった。
出発港に到着した晩にフロティッラ参加者顔合わせの意味もあり、リーダーが予約して
くれたレストランは、前菜各種、パスタ4~5種、イノシシの煮込み、子豚の丸焼き、野菜、
チーズなどがタパス風に次々に出てきて、ワインと水は飲み放題、デザートにコーヒー、
食後酒まで込みで、一人35ユーロというものだった。
オランダでは考えられない値段である。

上の写真2枚は、2日目に行ったレストランで注文したもの。前菜と主菜、もしくはパスタなど
皆それぞれ好みに応じて別々のものを選んだが、トータルで85ユーロだった。ワイン込みで
4人分の食事代金である。
オランダでは、中華レストランでもこの値段は難しいだろう。

それ以外の日の外食も全てその間の値段で収まった。平均したら110ユーロくらいになろうか。
しつこいが4人分である。



       富豪たちの集まるポルト・チェルボのマリーナ。

サルデーニャで物価が高いのは、ポルト・チェルボ周辺だけなのではないだろうか。


       ポルト・チェルボにある別荘群の外観は目立たず控えめ。


ポルト・チェルボから山一つ越した岬の奥にある湾内に、昼食と昼寝のために錨を下ろした。


       アンカー・ブイが設置してあり、メガ・ボートも来る美しい湾だが、
       ブイの係留料金を聞いてびっくり。一晩500ユーロとか。

風が強かったが、昼食と昼寝だけだからブイには係留せず錨を下ろしただけだったので、
料金は徴収されなかったが、コントロールのゴム・ボートが巡回してきた。


       お昼の定番は、カルボナーラやツナとトマトのパスタ。
       電気があるところでないと冷蔵庫が使えないから、
       保存のきく材料で作るしかないのだ。


さて、昼寝を終えて錨を上げようとすると、我らのヨットが錨を下ろした場所の上あたりに大きな
モーター・ボート(クルーザー)がいつの間にか停泊している。錨を上げつつ辿り進むと、その
モーター・ボートのすぐ脇まで来てしまった。
大きなクルーザーには、錨専用クルーもいる。その人が顔を青くして、ぶつかっても大丈夫な
ようにフェンダーを出したりしている。
ぐるりとクルーザーの周りを回ってなんとか錨を上げることが出来たが、なんでアンカー・ブイに
留めないんだろう、と怪訝に思った。
後でリーダーにそのことを話すと、ブイの料金がめちゃ高だから、ということだった。
大きなクルーザーを持っててクルーにも不足しないフゴーなんだろうから、昼食のための停泊
料金500ユーロくらいケチるなよ、と思った。



       








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by didoregina | 2011-07-25 23:36 | セイリング | Trackback | Comments(4)

サルデーニャのエメラルド海岸をヨットでセイリング その1

サルデーニャ北部を2週間セイリングした。


          エメラルド海岸セイリングの予定ルート。

我が家にとっては全く新しい海域なので、行く前にあれこれ情報を集めると、「億万長者の
遊び場」とか、「美食の宝庫」とか、「地中海で一番澄んだ海」とかのバブリーで紋切り型の
表現が多く、「高級でシックでセレブで物価が高い」という固定観念が出来上がった。

しかし、実際に行ってみると、上記で固められたイメージは、ある意味では当たっていたが、
崩れていったものもある。


         ケルン・ボン空港からオルビアまで2時間弱。
         そこからタクシーで30分弱のポルティスコがチャーター基地。
         マリーナを見下ろす丘は、夾竹桃の潅木で埋まる花の海。


今回も、フロッティラというシステムを利用した。リーダー船と12隻の参加艇とからなる船団だ。
新海域では安心のシステムだ。そして結果的に、かなり風力が強くマリーナ等のインフラも限られた
この海域では、経験とコネの豊富なリーダーのアシストを相当必要とした。

今回フロッティラに参加した人達は、クロアチア、ギリシャ、トルコなどは制覇しているので、
新しい海域開拓に鵜の目鷹の目。この海域のオランダのフロッティラは今年が最初だから、
結集したのは、セイリング経験が比較的豊富なつわもの達(?)だ。
非常に社交的な人達で、子供もかなり大きくて我が家の子供たちと同年齢が多数で、しかも
主人と同種の職業の人が多いのに驚いた。要するに似たもの同士が集まったのだ。


         マリーナ停泊料金は馬鹿高いので、ほとんどは
         静かな湾内に錨を下ろしての停泊。
         砂底なので、水が淡く澄んで、錨もしっかりと留まる。


マリーナでは小さなヨットでも一泊150ユーロの停泊料金は当たり前、と聞いていた。
自然の湾内でもブイに繋げば、他に全く何の設備がなくても高額の料金を徴収される所もある。
風が強すぎて錨だけでは危険だとリーダーが判断して、週末近くに出発港に戻ったのだが、
そこでも一泊122ユーロ取られた。通常なら、チャーター会社の基地であるマリーナ利用はタダで
ある。

結局、悪天候のためそれ以外の港にも4泊したのだが、一泊平均70ユーロ弱だった。
値段だけ聞くとまあまあだが、マリーナではないので、トイレやシャワーの設備はない。
それでも、桟橋に無事係留させてもらっただけでも感謝しなければ罰が当たる、というくらいの風の
強さだった。


          自然との調和が取れて美しい別荘が見え隠れする。
          木より高い建物はほとんどなく、色も周りの岩に溶け込んでいる。



          2本マストのクラシックなスクーナー(右)と
          エレガントで美しいJボート(左)がすぐ脇を交差して、
          息を呑んだ。


クロアチアと比べると、行き交うヨットの数は非常に少ない。
スピード狂のイタリア人は、モーター・ボートのほうが好きなのだ。
そのモーター・ボートも半端ではない大きさで、世界の富豪が集まる海域という面目躍如だ。


          モーター・ボート(クルーザー)3種。
          右のはまるでクルーズ船のようにでかいメガ・ボートで
          ディンギーですら、我が家が借りた35フィートのヨットよりも大きい。
          ヘリコプターを搭載したり、ジェット・スキーも数台完備。
          使用人やクルーが10人以上乗り込んでいないと航行不可。


                            
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by didoregina | 2011-07-24 19:34 | セイリング | Trackback | Comments(6)


コンサート、オペラ、映画、着物、ヴァカンスなど非日常の悦しみをつづります。


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プロフィール

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別名: didoregina
性別:女性
モットー:Carpe diem

オランダ在住ですが、国境を越えてベルギー、ドイツのオペラやコンサートにも。
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音楽、美術、映画を源泉に、美の感動を言葉にしていきます。


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