カテゴリ:料理( 30 )

自家製リモンチェッロ作ってみた

夏の夜は、冷凍庫でキンキンに冷やしたリモンチェッロが喉にうれしい。
先月買った瓶を飲み切るのを待って、ホームメイドのリモンチェッロを作ってみた。
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ELLE Eten(オランダ語版エルの料理雑誌)で見つけたレシピは、ウォトカを使うもの
なので、願ったりかなったり。
というのは、東欧からのお客様や東欧旅行に行った人からのお土産でいただいたアルコール
度数の高い強いお酒がキャビネットの中に並んでいて、そういうお酒は今後何十年経っても
飲み切ることはないだろうと思えるのだ。

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その中のひとつ、ワルシャワ土産の「ショパン・ウォトカ」アルコール度40%。

これをベースに1瓶の半分を使うことにして、まずレモンの皮三個分を漬け込む。

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三日たったら、レモンの色がかなり出てきた。

レモン汁三個分に砂糖1カップを加え煮て、シロップを作る。

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ところが、レモン汁に砂糖というのは焦げやすく、出来上がったレモン・シロップは
ちょっと色が狐色すぎる、と主人が言うのである。

それで、この失敗したシロップに水を加えてレモネードにして飲んでみた。

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大きなグラスにスプーン一杯分のシロップを入れ、水で割ると色がかなり薄まる。
煮詰めてあるからレモンの酸味が非常に強く、砂糖の甘味がほとんど感じられないほどだ。
これはこれで、なかなかさわやかでヘルシーな味わいである。

とても暑い日が続いたので、シロップはほとんどレモネードにして飲んでしまった。
ホームメイドのリモンチェッロは、仕切り直しである。
レモンは八個買ってあったので、もう一度シロップを作り、レモンの皮の黄色が移って
いい色合いになったウォトカに加えた。(皮はもちろん捨ててウォトカは漉す)

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やっぱり、市販のリモンチェッロに比べるとちょっと色合いが濃いように思われる。

冷凍庫に入れ、日の暮れるのが遅い夏の北ヨーロッパに夕闇が訪れるのを待って、
試飲してみた。

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市販のものほどとろりとした状態ではなく、甘みがかなり抑えめでレモンの酸味が喉に
キュウっと効く感じだ。
喉越しがワイルドで、いかにも強い酒がベースという感じが残るが、ホームメイドとしては
悪くない出来である。
市販のはだいたいアルコール度28~30度だが、一体これは何パーセントくらいなんだろう。
甘味が少ない分、飲み口がやさしくないので飲み過ぎない。これは大変なメリットである。
去年はリモンチェッロの本場でセイリングして、毎晩リモンチェッロの大盤振る舞いの挙句、
ヨットに乗り移る際、海に落ちてしまったのだから。非常に危険な飲み物なのである。
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by didoregina | 2014-08-01 02:28 | 料理 | Comments(0)

デン・ハーグで美味しい小エビのクロケットを食す

オランダ鉄道NSの顧客向け安売り切符(全区間一日乗り放題で12ユーロ)の期限が今週末で
切れるので、熱帯日の合間を窺ってデン・ハーグまで行ってきた。
目的は市立美術館(Gemeentemuseum)である。ここには、現在修復中で閉館しているマウリッツ
ハイス美術館の、海外遠征組でない居残り組のコレクションが展示されているのである。国外不出と
なっているフェルメールの『デルフトの眺望』や最近フェルメール作らしいとの認定を受けた『ダイアナと
ニンフたち』も白眉ではあるが、昨年購入されたクララ・ペーテルスの『チーズのある食卓』を見たい!と
ずっと思っていたのだ。

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            細かい緑の葉っぱのような藻のような水草が表面を覆う池。
            芝生そっくりの色なので、歩けると思ったらしい6歳くらいの子供が
            勢いよく水に落ちたのには、びっくり。


NS安売りチケットの使用条件は、記名式で他人に譲渡できないこと(身分証明書も提示)と、平日は
朝9時以降から、週末は終日有効となっている。
9時2分発の電車で出発したが、途中ユトレヒト駅で詰まってしまって入線に時間がかかり乗り継ぎが
上手くいかず、デン・ハーグ中央駅に着いたのは12時半ごろ。
そこからまた、トラムで市立美術館に向かうのだが、駅前のトラム乗り場も工事のため移転していて、
なんやかんやで美術館に着いたのは午後1時近くだった。

だから、美術館入場前に、まず同じ敷地内にあるカフェ・レストランで昼食を取った。

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           Gember(オランダ語で生姜というのと美術館の名前を掛けてる)という
           名前のカフェ・レストランのテラスは美術館前の池に面している。

わりと新しいこのカフェ・レストランが名物として謳っているのは、小エビのクロケットである。
小エビのクロケットと聞いたら、是が非でも食べたくなる性分だ。
ベルギーの北海岸は言うに及ばず、ベルギーの町々では必ず小エビのクロケットを食べ比べる。
また、オランダならばベルギーと食文化もかなり近いマーストリヒトや、ゼーランド地方でも美味しい
小エビのクロケットにありつくことができる。
しかし、それ以外のオランダの町では、普通のクロケット(肉入り)がハンバーガーと同等のスナックで
あり安価であることから、特に美味しい小エビのクロケットは普及していないから、試す価値はない。
ベルギーのカフェ・レストランで出される小エビのクロケットは、2つで14ユーロが平均である。
つまり、スナックなどでは全くなくどちらかというと高級な食べ物だ。
それに対して、オランダのカフェで出るクロケットは、二個で大体5から6ユーロ見当であろう。
これはもう、別のカテゴリーの食べ物だ。

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           ここの小エビのクロケットには、ブリオッシュが付いてくる。9ユーロ。

ベルギーで一般的な小エビのクロケットは、単純にパセリの揚げたのとレモンだけが添えられている。
それにフランスパンが別に付く。
ここのはブリオッシュが同じ皿に乗っかっていることから、オランダ独特のクロケットの食べ方を踏襲
している。つまり、ナイフでつぶしてからパンに塗ったり挟んだりして食べるのだ。もともとハンバーガー
的軽食であるというお里が知れる。

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小エビのクロケットにナイフを入れると、とろりと中身が溶けて出てくることが必須条件である。
外側があくまでもこんがりかりっとしているのに、中はゆるゆるでないといけないのだ。
ここのは、その条件を満たしているのみならず、中身の組成の柔らかさでは比類がない。つまり、
かなりエレガントで軽いのだ。
そして、ここがオリジナルであることを誇る所以であろうが、小エビ以外にホウレン草とフェンネルが
入っているのだ!味わいだけでなく、食感にも変化が出て、なるほど独創的である。
小エビのクロケットとしては、かなり上位に食い込んだ。
しかし、ブリオッシュが、焼きすぎで皮がちょっと焦げ臭いのとぱさぱさ気味で美味しくない。
サラダはうれしいが、カクテル・ソースが付いてくるのが、納得いかない。この繊細な味わいの
小エビのクロケットをカクテル・ソースに浸けて食べろと言うつもりなのか?
しかし、一皿の量的には満足でき、値段も9ユーロとはお安いから、総合点で合格だ。
意外なところで、美味しい小エビのクロケットに出会えた。でも、よく考えたら、ここからスヘーヴェニン
ヘンの港までは、すぐなのだ。

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         カフェ・レストランの中。インテリアはリチャード・ハットンのデザイン。
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by didoregina | 2013-07-25 01:27 | 料理 | Comments(4)

ヴェジタリアンのペーターのご家族を招いてディナー

大人になってから再開したピアノ・レッスンだが、丁度十年を区切りとして昨年夏以来中断している。
3年前に50歳になった記念パーティー兼コンサートを開いてから目標がなくなり、モチヴェーションが
低下していたからでもある。
しかし、ピアノの師匠ペーターとの一家揃ってのお付き合いは続いている。
主人が作るヴェジタリアン・ディナーに招きたくてもお互い忙くてなかなかスケジュールが合わず、ようやく
実現したのは昨日だった。
ペーターのママEはかなりの料理上手かつ研究熱心、ペーターのピアノ・リサイタルと組み合わせた
ディナーなどでも腕を振るうセミ・プロである。だから、彼ら一家は一般のヴェジタリアンとは一味異なり、
各地に出向いて飽くなき美味を追及したりして舌が肥えているし、厳しい批評眼を持っている。

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それで、主人はディナーの献立を考えまとめるのに一週間かけた。
わたしは前日に主人の作ったリストを持って、2つ星レストラン・ベルーガなどへ卸していて郊外にある
高級八百屋兼食材店エイザーハルテまで買出しに出かけた。
さすがに艶やかでイキのいい一級品の野菜、果物、ハーブ、チーズ、ワインやデリカが揃っていて、
客1人1人に店員が付く。普段のスーパーでの買い物とは異なり、値段は見ないでひたすらリストに
載っている品々を買い込んだ。

主人は金曜日の夜から仕込みにかかり、当日土曜日は朝早くから料理に余念がない。
わたしはといえば、ピアノ・レッスンに通っていたお城に隣接したワイン屋にでかけて、料理に合う
ワインを選んだ。
ワイン屋のご主人Aは、平日はワインの買い付けと大学の観光学科・ホテル専門学校でのワイン
学講義を行い、金・土のみ店を開けている。
金曜日午後に店に寄ったら、なぜか閉まっている。マーストリヒトでは今、TEFAFという世界的
に有数の美術フェア開催中なので、きっとそれに関連してるのではないかと思ったとおり、TEFAF
関連のクライアントの手持ちシャンペンが足りなくなったため、急遽シャンパーニュまで出向いて、その
あとお届けに行っていたのだそう。(マーストリヒトからランスへはパリよりも近い)

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      まずはシャンペンで乾杯。友人からの頂き物を開ける丁度いい機会。
      でも、頂き物だと古くなっていたりして味が落ちているかもしれないので
      別のも予備に買った。これは、マイルドで落ち着いた馥郁たる味わい。

アミューズは、写真に撮り忘れたが、自家製パンのクロスティーニにクリーミーな山羊のチーズと
小さなグリン・ピースのペーストを塗って洋ナシのコンポートを載せたものと、小たまねぎを煮て串に
刺してバルサミコ酢を煮詰めたソースを絡めた。グリーンの色鮮やかな豆とかりっと焼きあがった
パンと黒い小たまねぎの甘みがアピタイザーにぴったり。


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       アーティショークの芯の手作りラビオリ。オランダうどの炒めもの。
       
前日の晩に野菜を大量に茹でてとったスープストックを少し煮詰めてラビオリを茹でた。ヴェジタリアン
だからスープストックにも肉は使えないのだ。

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       アーティショークに合うのはこれ!と、Aお勧めはサルディーニャ産の
       白。ブドウはヴェルメンティーノで、アルコール度14%と強め。

最初から強い白だと後が困るなあ、と思ったが、アクと風味の強いアーティショークのパスタには
このくらい野趣のあるワインが確かに合う。


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       プチ・トマトとへーゼルナッツとパルメザンのクランブルのオーブン焼き。
       バルサミコを煮詰めたソース。モッツァレッラにルッコラにトマト。


ペーターの一家は白ワイン党である。メイン・コース用には赤と白の両方を用意して、味見してから
好きな方を選んでもらった。

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          赤はひたすら軽めのコート・ロワネーズ。少し冷やしていただく。
          白はアルザスのゲヴュルツトラミナーのグラン・クリュでコクがある。

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         リコッタとミュンスター・チーズとズッキーニと松の実のシュトゥルーデル。
         コールラビの薄切りにアンチョビ(隠し味、秘密)のソテー。
         フェンネルにパルメザン・チーズのオーブン焼き。
         フレッシュ・バジリコと松の実のペスト。

2007年のゲヴュルツトラミナーはあと10年は寝かせばもっと美味しくなるという逸品で、ねっとりと
したコクがママEの大のお気に召した。でも、Aは「ミュンスターにはぴったりだけど、ズッキーニと
松の実には合わないから、赤ワインを方を勧める。軽い味わいだから少し冷やして」と言うので、
両方試してもらって、皆それぞれ気に入った方のワインを選んだので問題ない。

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         自家製パンに、ナスとピーナッツの炒め煮。
         ちょっと中華風の味わいだが、イタリア料理として習った。

このパンは、全粒粉にほんの少しだけイーストを混ぜてよくこねてから、12~18時間寝かせたのを
ル・クルーゼ鍋に入れて蓋をしたままオーブンで45分焼いたもの。ぱりっと堅くて噛みごたえのある
皮に中はふんわりとしたカンパーニュ風パンが焼きあがった。


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         マスカルポーネ入りアイスクリームにマンゴーを裏ごしたソース。
         イチゴ添え。マスカルポーネ控えめだがクリーミーに出来た。

アイスクリームは、電動のアイスクリームマシン(家庭用なら50ユーロ位からと安価)があれば、
様々な味と材料でホームメイドが作れるから楽だ。意外にアイスクリームマシンを持っている人は
友人・知り合いにはいないので、デザートに手作りのアイスクリームを出すと喜ばれる。
サバイヨンをしっかりとふわふわに作って、砂糖でなくてグリコーズを加えるととても滑らかでクリーミー
なアイスクリームになる。

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         デザート・ワインには、Oupia の2005年のVin Blanc Noble。
         エレガントでシックな姿に一目ぼれ。とろりとした上品な喉越し。


チーズの写真も撮り忘れたが、バスク地方の青カビチーズ、ブリーに似たクロミエール、比較的
マイルドなシェーブルの3種。胡桃とイチジクのパンを添えて。

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         チーズにもあえて白を合わせた。モーゼルのリースリング
         2004年。

特にアルザス・ワイン大好きなペーター達なので、あえてモーゼルのリースリングの古めのを
選んでみたのだが、これが、皆に大好評。でも、わたしには、甘いデザート・ワインの後では
酸味が強く感じられてイマイチに思えたのだが。

わたしは料理には全くタッチしなかったので、Aのところに1時間腰を据えて料理に合うワインを
選んでもらった。材料は買出しに行ったから全部わかっているので、それを事細かに伝えると
ぴったりのワイン・サジェスチョンがされるのだった。私自身の好みやペーター達のお気に入り
ワインも知ってるAだから、あえて裏をかいたり、今まで飲んだことがないのをピックアップして
薀蓄も聞かせてくれるので、予算に合わせて決めればいいのだ。

料理にもワイン選びにも力を込めたのがわかって満足してもらえた。
次回のヴェジタリアン・ディナーはEが主催することになり、8月の日程を決めた。
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by didoregina | 2013-03-17 22:32 | 料理 | Comments(6)

サント・カトリーヌの魚市場で小エビのクロケット

日曜マチネのモネ劇場へは、いつも1人で電車で行くのだが、『ルル』には珍しく主人も同行した。
オペラの前に何か軽く食べよう、と、魚市場の方に足を向けた。

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       サント・カトリーヌ教会脇の魚市場周辺には、魚介レストランが多い。


日曜の昼間だから、レストラン街は閑散としている。
教会の反対側に回ってみた。


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         教会前広場の一角にある有名立ち食い魚料理店。

ここは、観光客も地元の人も群れていて、まるで祭りのような賑わいだ。
注文するときに、自分の名前も言う。料理が出来上がると、注文を取った係の人が名前を呼ぶから
それを受け取り、空いてるテーブルで立って食べるのだ。
料理が出来上がる前にワインなどを注文しておいて、テーブルのスペースを確保しておく方がいい。


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        店の周りだけでなく広場にある立食テーブルも盛況。

ブイヤベース風の北海の魚スープが、具沢山でヴォリューム満点で4ユーロ50セントと安いので
ちょっと惹かれたが、やはり、わたしはベルギーではお約束の小エビのクロケットを注文。

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        しっかりとした味付けで、小エビもちゃんと入ってるし、悪くない味。
        クロケット2個で7ユーロ50セント。普通のカフェ・レストランの約半額。

ベルギーで今まで食べた中では、1,2位を争うと言ってもいい味の小エビのクロケットなので、
10点満点で8点をつけた。
しかし、ぶっちぎりダントツ1位は、オランダのゼーランド州ブラウニッセにある立ち食い魚テントの
小エビのクロケットである。


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        教会前広場にある牡蠣の立ち食い屋に心惹かれたのだが、
        オペラ鑑賞前なので、なんとなく控えてしまった。


今週末は、マーストリヒトのバッサン(町中のハーバーで、運河沿いの倉庫を改装したカフェや
レストランが多い)で、この夏のフロティッラ・メンバーの再会パーティーがある。
我らのグループはベルギー人が過半数だったのだが、ベルギーからパーティーに来る人はどうやら
少ないようだ。

一昨日、フロティッラのベルギー人グループが独自にゼーランドでの再会パーティを企画したので
12月にブラウニッセで会いましょう、というメールが来た。師走で非常に忙しいからゼーランドまで
行くのは無理だと思うが、ブラウニッセの小エビのクロケットには未練が。。。
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by didoregina | 2012-11-14 09:39 | 料理 | Comments(0)

ディープな東京で食べたレアなエスニック料理

この夏のクロアチアでのセイリング・ヴァカンスに、我が家のチャーター・ヨットにケータリング・クルー
(?)として参加したHとMは、麻布十番にある某大使館前の素敵なマンションに引っ越したばかり。
そこに3泊させてもらって東京見物をした。そうすると、夜は六本木ヒルズ辺りで食事したり、昼間は
恵比寿にある彼らのスタジオから代官山ヒルテラスへお茶しに行ったりと、とてもスタイリッシュな
展開となる。

そういうわけで、わたしの東京土産も、ブランド・ヴィンテージの店で見つけたUnited Nudeの
メビウス・パンプスというファッショナブルぶりである。
オランダの靴デザイナー(レム・コールハースの甥でやはり建築専攻の)レム・D・コースハースと
イギリスの老舗靴メーカー、クラークスの7代目、ガラハド・クラークスによるブランドで、構築的で
幾何学的な美しさのヒールに注目していたのだ。運命的な出会いを感じて(なんと大げさな)、
ほとんど履いた形跡がないその靴を安くゲット!

トレンディでヒップな東京とは別に、ディープな東京も体験した。

東京駅は、丸の内側の古い駅舎が改修され美しくリニューアルしたばかりで、観光客も多かった。
しかし、八重洲側は、まだ色々と工事中で混沌としている。
その八重洲という地名の元となった、ヤン・ヨーステンの記念碑を八重洲通りに見つけた。

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         彼の業績が日本語とオランダ語で書かれている。


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       リーフデ号で日本に漂着後、徳川家康に重用され、八重洲に屋敷を拝領した。


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         朱印船貿易を行ったVOC(オランダ東インド会社)の紋章

なにがディープかというと、この八重洲通りにある中央分離帯ベンチには、ホームレスがいたり
して、新聞や紙くずが散乱。ちょっと、記念碑のイメージとは合わないのだった。

そして、その後で向かったのは巣鴨。
モンゴル料理専門店で、オフ会を行ったのだ。
なぜモンゴル料理か、というと、わたしが「ヨーロッパで食べることができないエスニック料理を
希望」と注文したら、アルチーナさんが「モンゴル料理なんてどうかしら」と提案したのを受けて
bonnjourさんが即見つけてくれて、誰も食べたことがないので参加者全員の賛同を得たからだ。
見事な連携プレーである。さすが、長年のブログ付き合いの賜物か。
参加者は、総勢7名。アルチーナさん、bonnjourさん、straycatさん、 REIKOさんとヘンデル
協会のお友達I子さん、わたしとPである。

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着席すると、まずいきなりミルク・ティーと揚げ菓子が突き出しとして運ばれてきて、度肝を抜かれる。
ミルク・ティーには、岩塩をすりおろして混ぜる。塩味のティーなのだ。
料理はア・ラ・カルトで、羊肉入り小包籠、羊肉のペキン・ダック風など頼んだ。

また、クーポン・サービスで付く飲み物がウォトカというのも凄い。

そして、当店お勧めの料理はこれ ↓

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        羊のぶつ切りとリブの塩茹で。客が自分達で捌くためのナイフ付き。

馬頭琴(馬の尻尾で出来た2本の弦を弓で弾く)のライブ演奏も合間にあったりする、本格的
蒙古料理店であるが、料理の味付けその他には妥協がなく、常人の想像力を超えたもの。


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           モンゴル・チーズ

最後に出てきたチーズが、チーズ・フェチの私でも目を瞠る形状と、前代未聞の味と舌触りの
不思議なシロモノ。
ハード・タイプのチーズをおろして固めて揚げたような感じ。そして、塩味と乳酸の酸味が強い。
比類のないチーズである。デザートよりは、ビールのつまみにしたらよかった、と思えた。

モンゴル料理店でのオフ会では、めったに見つけられないディープな東京を味わえた。

雨の中、わざわざ巣鴨までお越しくださったオフ会参加の皆様には、心から感謝を申し上げたい。
そして、何が出てきても動じず、食べてくださる姿が心強かった。
話題は主にCTやバロック・オペラであったが、テノール談義も食い込んでの丁々発止のやり取り。
ディープな東京と同様に懐の深い皆様の態度に感じ入った次第である。
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by didoregina | 2012-10-25 17:31 | 料理 | Comments(10)

What's eating Stockholm

ストックホルムの王立歌劇場での『セヴィリアの理髪師』鑑賞(というよりマレーナ様との再会が
目的)のために週末遠征を決行した。

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          ホテル近くの広場では、キノコとベリーの市が立っていた。

市内のホテルに到着したのは、14時少し前。
今回はLCCではなくてKLMを選んだ。1時間半のフライト中、なかなか美味しいサンドイッチと
クッキーが出て、オランダ名物のキャラメル・クッキーは大盤振る舞いだったし、飲み物もふんだんに
供されたので、飢える心配はなかった。

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        同じような屋台で広場は埋め尽くされ、色鮮やかな黄色と赤、青の世界。
        恐ろしいほどの量のカンタレッラとベリー類は、スウェーデンの森の豊穣の秋の産物。

オランダで手に入るカンタレッラは主にロシア産なので、ちょっと気をつけてアメリカ産のものを
買うようにしている。だから、この地元産の山盛りのカンタレッラを目の当たりにして、値段の安さ
にもくらくらししてきた。持って帰りたかった。

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        別の広場では、各国の名物食べ物屋台が並んでいた。
        オランダ物産の屋台では、たこ焼きに似た形状のミニ・パンケーキ
        (ポッファーチュ)を焼いていた。

ストックホルムのホテルの朝食にも、焼きたてミニ・パンケーキが供された。ブルーベリー・ジャムと
タラコのペーストを付けて食べるのがスウェーデン流。オランダポッフェルチュの方が少し小振りで、
粉砂糖とシロップをかけるのが一般的な食べ方だ。

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        そして、キャラメル・クッキー(ストロープ・ワーフェル)と
        パンにフリカケのようにざらざらとかけるチョコレート(ハーゲル)
        オランダではごくごく一般的なものだが、外国では珍しい。


オペラのチケットが自宅で上手くプリント・アウトできなかったので、歌劇場窓口まで取りに行った。
観光するには雨模様で寒いのでレストランに入った。

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        楽屋口の隣にあるレストランで早目の夕食を。

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        ポスターのデザインもタイルも、いかにも北欧のインテリア。

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        マレーナ様ロジーナに乾杯。ビールはカールスバーグ(カールスベア)。
        北欧では、一般的にアルコール飲料の値段が高め。

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        歌劇場建物に入っているレストランなので、ランチョン・マットも
        モーツァルトの『コジ・ファン・トゥッテ』。

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        日替わり本日の一皿は、肉か魚から選べる。選んだのは魚のフライに
        具沢山のタルタルソースと茹でじゃがいも添え。

この魚が、ぷりぷりと弾力性と歯ごたえのある白身魚で、見た目よりもずっと充実度が濃い。
お腹にど~んとたまり、三つ目を食べ終えるのに四苦八苦した。


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       ホテルの部屋の窓からの眺め。広い内庭の朝食スペースを臨む。




       
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by didoregina | 2012-09-18 10:28 | 料理 | Comments(0)

古い教会のインテリアを生かしたトレンディーなレストラン

マーストリヒト市内には、オランダ最古の教会ほか、由緒ある教会があまたあるのだが、
修道院付属の教会やチャペルは、フランス革命以降没収されて他の用途に使われている
ものが多い。それらは、大学や、古文書館や、展覧会などのイヴェント会場や、コンサート・
ホール、はたまたディスコ・クラブや、書店などに生まれ変わっている。

そういう元修道院の一つにKruisherenというのがあり、オランダ南部でシャトー・ホテル・レス
トランを幅広く経営する実業家が買い取り改修し、美しいホテル・レストランとして数年前にオー
プン。昨日、そのレストランでランチをした。

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         中庭を取り囲む回廊がホテルの廊下になっている。

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         レストランは、教会の中二階。下は、カフェ・ラウンジ。

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         高い天井のゴシック窓からにサンサンと光が降り注ぎ、
         外は雨模様なのに中は明るい。


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         突き出しは、カリフラワーのムースにチャイブスのソース。
         燻製鰻とカリフラワーのマリネが上に乗っている。

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       スズキのソテー(二枚)の下にクスクスの炊き合わせ、
       グリルした帆立貝の下にポレンタ、薄切りナスやズッキーニ
       などの野菜とトマト・ソースと卵黄のソースが彩りよく、天然
       スレートのプレートに。

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       デコラのテーブルの模様は、天井画の写し。

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            天井画

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            壁画


こんな風に、天井やアーチ部分に近い中二階に座って食事をしていると、まるで宙に浮かんで
いるような気がしてくる。一般の教会に入場したら目に入ることのない細部が間近に迫って、
普通なら見えない角度から天井画も壁画もよく見えてわくわくする。
ロマンチックかつモダンで、教会インテリアの素晴らしい活用法だ。

そして思い出すのは、風景も俳優も美しくストーリーも胸に残る映画『イングリッシュ・ペイシェント』の
あのファンタスティックなシーンである。



ロウソクの道筋を辿ったり、宙乗りで教会の壁画を見ることができるなんて素晴らしくロマンチックで、
こんな風にヴァレンタイン・デーを演出されたら、女の子なら誰でも胸キュン必至。

レイフ・ファインズとクリスティン・スコット=トーマスの究極の愛の舞台となる砂漠の場面もロマンス
に満ち溢れているが、後半トスカーナに舞台が移ると、叙情的な風景と天真爛漫な看護婦役の
ジュリエット・ビノシュの明るさとで清々しさが増す。
繰り返し見ても飽きない、素晴らしい映画だ。


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           レストランへのエントランスは、銅のトンネル。
           写真では、食事が終わって、外に出るところ。


さて、教会のインテリア利用は、我が家でも行っている。
義父が関係していた教会が不用品としてドアよりも大きな鏡を放出した。それを手に入れ、床から
天井まで届く姿見として便利に使っていたが、枠が細すぎて鏡の大きさとの釣り合いが取れず、
シャビーな印象なのがしゃくの種だった。
長男が、鏡の回りを額のように覆う枠をDIYで作ってくれた。

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          幅とプロファイルが異なる3種類を組み合わせて重厚に。
          金色のペンキを塗ったらゴージャスで、満足の仕上がり。
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by didoregina | 2012-02-16 15:09 | 料理 | Comments(4)

ヴェジタリアン・グルメの食卓

ピアノの師匠ペーターは一家揃って(両親とペーター)、ヴェジタリアンである。
ヴェジタリアンの定義は、人によってまちまちなのだが、ペーター達は肉や魚介類を食べないが、
乳製品はOKである。厳密には、一般的なチーズ凝固用には子牛の胃液に含まれるレンネットが
使用されているので、化学物質の凝固剤を用いたヴェジタリアン用チーズ以外は不可なのだが。
キノコを原料に作られた代替肉がいろいろ出回っている。ある人は、キノコは生き物ではないか、
と疑っていた。そこまで考えると、食べるものが限られてしまう。

ヴェジタリアンのゲストが3人、それぞれ異なる時期に2ヶ月半、我が家に滞在したことがあったので、
工夫して菜食料理を作るのは苦ではなくなり、今でも週に1,2度は菜食だ。
ペーター達や、他のヴェジタリアンを食事に招くこともある。
今回、私達は招待された側で、ペーターのママ、Eが腕を振るってくれた。凝り性の彼女の料理は
オランダらしからぬ繊細さとヴァリエーションに富み、見た目も美しい。

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          テーブル・セッティングは、クラシカル。
          Eのインテリアの好みは、エトロやマルベリーのテキスタイルを
          多く用いたトラディショナル・シック。


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        前菜は、6種の根菜をそれぞれ別に煮炊きして味付け。
        ピーチやグレープフルーツのように見えるが、野菜。
        ルッコラ、イチジク、胡桃、チーズを添えて。
        非常に手が込んだ一品。ゆったりと味わいたい滋味だ。


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          トマトと桃と生姜の冷たいスープ。
          ガスパチョのような色と舌触りだが、
          甘みとさわやかな酸味と辛味が混じっている。


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        ズッキーニとリコッタのタルトにトリュフ・ソースのせ。
        パルミジャーノをすりおろしてリング状にぱりぱりに焼いた。
        トリュフの香りが鼻孔に心地よい。


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        バジリコ入りフェトチーネのアーモンド・スライスとパルミジャーノ和え、
        ネクタリンのカラメリゼ添え。
        薄くて羽根のように軽いパスタ。オイル使用していないので
        口当たりが重くない。素晴らしいパスタ料理だ。


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        オーストリア、フランス、ベルギー、イタリアのチーズ盛り合わせ。
        ありがちなチョイスではなく、見事。りんごのシロップを煮詰めた
        甘酸っぱい水飴状のものが箸(?)休め。


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        フォルム・ド・ソーテルヌという青カビチーズのタルト。
        イチジクのソース添え。


今回も例外ではなく、こちらのヴェジタリアン料理には、タンパク質としてチーズがよく使用される。
それ以外は卵とナッツというのが定番だ。アジア系ヴェジタリアン料理に豆がよく用いられるのとは
対照的。
だから、ヴェジタリアン料理でも、あっさりした精進料理のような味わいとは異なり、腹持ちはいい。
カロリーも高い。


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         ペーターが淹れてくれた、ベリーのジュース入りコーヒー。
         生クリーム、シナモンとチョコのトッピング。


これらの材料調達や下ごしらえ・調理に3日間かかったと言う。美味しいヴェジタリアン料理を作り、
人に食べさせるのを至上の悦びとするEである。
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by didoregina | 2011-08-22 17:27 | 料理 | Comments(6)

庭で実った作物の物々交換

天候が不順で、雨がやたらと多い夏(夏とは言いがたいほど)だったのに、なぜか、庭の
イチジクの実がよく熟して豊作だった。毎日毎日、大きなのが実って食べきれないほど。

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        人間が食べきれない分は、鳥や蟻やその他の
        昆虫が食べてくれる。

モッツァレッラと一緒にサラダにしたり、ケーキに入れたり、またはそのままおすそ分けしたり。

近所に住むAが、自律神経失調症で自転車に乗れなくなった。バランス感覚がおかしくなり、
倒れてしまうのだという。わたしも3週間前に自転車ごと横転(歩道に乗り上げるのに失敗して
滑った)して負傷したので、同病相哀れむ者同士、一緒にお茶をした。
Aの庭で取れる香りの高いチョコレート・ミントを煮出したお茶の合いの手に、我が家の裏庭で
採れたイチジクのケーキを持参した。
今年の始めに、Aのご主人Pが庭を大改造していた。裏庭は、原型を留めないほど様変わりして
菜園風になっていた。特に、インゲン豆の蔓を這わせた棚が見事だ。豆の花は可憐でキレイだし、
その後は実がなるので、見て楽しんだあとは実用になる。実利を重んじるオランダ人らしい庭である。

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        昨日、Aが持ってきてくれたインゲン豆。
        ぷっくりと柔らかくおいしそう。

2週間前は小さかった豆が、もう毎日毎日食べきれないほど取れるので、おすそ分けに与った。
オランダのスーパーで見かける豆は、近年はケニア産が多い。地元の豆は珍しい。

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        インゲンのサラダにしたら、タンパク質が豊富で
        ほくほくと肉肉しい食感だった。豆腐サラダを思わせる
        味わいである。ヴェジタリアンの食事にはこの上ない。


丁度、長男がブラックベリーのマフィンがを焼き上げたところだったので、インゲン豆のお礼に
Aに渡した。

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ブラックベリーは、初夏に実るラズベリーに形が似ているが、ほろほろと柔らかいラズベリーよりも
色がずっと濃いし、芯がある質感の果実だ。
ブラックベリーが庭に実ると、夏も終わりだ。過ぎ行く夏の名残を感じさせるベリーである。
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by didoregina | 2011-08-21 18:27 | 料理 | Comments(0)

お城めぐりの週末とクロケット

週末は、ピアノのレッスンを受けているお城、ライクハルト城のアート・ウィークエンドだった。
お城を取り囲む堀の周り草地に様々なアーティストが、彫刻や絵画や陶器やアクセサリーなどの
展示即売を8月の週末2日間行うのが、ここ数年の恒例になっている。
今年は、帽子の師匠Pも出展した。

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午後から始まるのだが、土曜日の12時ちょっと過ぎに行ってみると、駐車場はほぼ満杯。
200台は軽く入るのに。付近の牧草地を臨時駐車場にして交通整理までしている盛況だ。
入場料3ユーロ50セントで、これは村のブラスバンドへ寄付される。

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お城の広間ではペーターとハンスのミニ・コンサートも行われる。40分ほどのそれぞれ異なる
プログラムのコンサートが3回で、来シーズンのお城コンサートのPRを兼ねるのでタダ。

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        壁もドアも寄木の床もカーテンも照明も一新して
        きれいにリフォームされたばかりのインテリア。
        
1740年代に建てられたこのお城の現在の持ち主が、7月に結婚式および披露宴をここで挙げた。
それに間に合うようリフォームされ、オーセンティックに生まれ変わった。
オーナーが聞かせてくれたリフォームにまつわる新発見の話が面白かった。

なるべく当時のインテリアを再現しようと古文書を調べると、暖炉の設計図が見つかった。その
日付は1810年代になっている。お城はそれより50年前に建っているはずだ。暖炉のない広間という
のは考えられない。なぜだろう。修復のため、壁の漆喰をはがしてみると、正面に面した壁に家畜と
馬用の大きな出入り口を塗り固めた跡が見つかった。つまり、建った直後から50年間、現広間は
畜舎だったのだ。1810年代に城の両脇に翼を増築し、堀の外に家畜小屋と馬の厩舎が建てられた
ので、元畜舎は広間に変わり、暖房のための暖炉も作られたというわけだった。

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        城の裏手には堀に掛かる橋とボート。
        この橋を日本風の橋にしてジヴェルニーの
        モネの家の庭みたいに庭園も整えたらいいのに。

厩舎と御者の住まいだった別館は、現在は結婚式などに使われる。お城の広間より広いので、
比較的有名な演奏家のコンサートはキャパの大きなこちらで。ケータリングももちろん完備している。


日曜日には、ベルギーのオウド・レーケムという村に出かけた。国境のマース川を越えてすぐだ。
立派なお城のあるこの村は、2008年にはベルギーのフラマン地方で一番美しい村に選ばれた。
8月の毎週末には、行楽客向けイヴェントがある。お城の入場料(現代美術の展覧会も)、ガイド
付き村観光、マース川遊覧船で川上のピータースハイムにあるお城までの往復とその入場料全て
込みで5ユーロという、超お得なパッケージも。

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       オウド・レーケムにあるお城の門の建物。

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       お城の中には入らず、外から眺めただけ。

この村に出かけたのは、お城の門の建物に入っているレストランの食事が美味しいと聞いたからだ。
ところが、そのレストランは閉まっていた。レストラン・オーナーだってヴァカンスを取って休むのだ。

ヴァカンスは、神聖にして犯すべからざる、労働者の権利である。先週の金曜日、近くの郵便局に
行ったら、そこもヴァカンスで閉まっていた!普通の局は最近どんどん消えてしまい、文房具店に
委託した形式の郵便局が多い。文房具屋は開いているのに、その中の郵便局は閉まっていた。
郵便取り扱いライセンスを持っている文房具店オーナーがヴァカンスに出かけてしまい、ライセンスの
ない店員は店番していても郵便物は取り扱えない。仕事上、どうしても郵便を出さなくてはならない。
仕方なく、街中の郵便局兼文房具屋に出かけのだが、帰りに自転車ごと横転してしまった。肋骨を
傷めたようで腹筋を使うと痛い。どのくらい激しく横転したかというと、向かいのレストランから客が3人
あわ食って飛び出してきて、通行人といっしょに助け起こしてくれたくらいだ。傍から見たらかなりな
事故の印象だったようで「どこか痛くないか」「さあ、肩につかまって」「骨は大丈夫か」と大変
心配してもらった。恥ずかしい。そして痛い。それもこれも、全てヴァカンスのせいだ。


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         お城の向かいにあるカフェで昼食。
         中庭が普通の家の庭みたいでくつろげる。
         小海老のクロケットが意外にも絶品だった。
         8ユーロ(安い!)でサラダとパン付き。
         小海老の量が結構多くて、サラダにも添えられている。
         
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by didoregina | 2011-08-08 22:02 | 料理 | Comments(4)


コンサート、オペラ、映画、着物、ヴァカンスなど非日常の悦しみをつづります。


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別名: didoregina
性別:女性
モットー:Carpe diem

オランダ在住ですが、国境を越えてベルギー、ドイツのオペラやコンサートにも。
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音楽、美術、映画を源泉に、美の感動を言葉にしていきます。


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