カテゴリ:サイクリング( 6 )

リンブルフ州北部のマース川流域をサイクリング

秋の週末、友人たちと別荘を借りてともに過ごすのは毎年の恒例行事である。
15年以上通ったベルギーのアルデンヌ高原から3年前に河岸を変えて、オランダ・リンブルフ
州北部のマース川流域の温泉場アルセンで過ごした。
オランダならば、ハイキングではなくてサイクリングである。

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こんな金色の自転車をレンタルした。24時間で10ユーロほど。

オランダでは、国中サイクルロードが網羅されていて、車道、歩道とは区別されているから
ドライバー、歩行者、サイクリストの三者にとって安全・安心である。これに慣れると、
よその国でサイクリングするのはちょっと怖く感じる。

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出発進行!(普通の自転車の場合、ヘルメットは必要ない)

マース川流域の畑や牧草地や林や村々を通り抜ける。
この辺りは人口密度もさほど高くないので、川に橋が架かっている場所は大きな町だけだ。
その代わり、渡し場は沢山ある。

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小さな渡し船だが、自転車、車、歩行者が乗り込める。
対岸に留まっている渡し船は、大きなベルを鳴らして呼んでこっちに来てもらう。

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船に乗り込む。


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料金は、渡し場によって異なるが、50セントから1ユーロの間。往復割引はない。


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両岸に渡したワイヤーを手繰って進みつつ船は行き来する。
たった数分のクルーズだ。

対岸には有名なカフェ・レストランTante Jetがあるから、コーヒーとリンブルフ名物の
果物パイ(フラーイ)で、テラス休憩。

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休憩が終わったら、怪しかった雲行きがとうとう大降りの雨に変わった。
それで、仕方なく(?)カフェの中に入って、ビール休憩。

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近くにはヘルトグ・ヤンというビール醸造所があるが、飲んだのはトラピスト・ビール。
オランダのティルブルフ近郊にあるトラピスト修道院で作られるラ・トラッペのダゥブル。
次回、またアルセンに来たら、ぜひ、ヘルトグ・ヤン醸造所を見学したい。
(いつも日曜日にサイクリングするので、醸造所は休みなのだ。)

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のんびり焦らずに、天気が回復するのを待ったのだった。
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by didoregina | 2014-10-17 16:26 | サイクリング | Comments(0)

自転車泥棒

次男のアパートがユトレヒトに決まったので、契約のため、先週ユトレヒトまででかけた。
聖堂などの観光名所や運河のある旧市街とは反対側の、中央駅の裏口に出ると、なにやら
ごちゃごちゃと工事中である。
運河の方に歩いて向かう途中、きたない爺さんから呼び止められた。
「ヘイ、ボーイ、自転車はいらんか?」
おおかた、今どこかから盗んできたばかりの自転車であろう。いかにも怪しい。なるべく速く
金に替えたいのだろう。
値段交渉する気もしない。目も向けずに「いらないよ」と言い捨てて通り過ぎた。

そんな話をしながら、フレイトホフ広場のカフェ・テラスに座って、帽子レッスン後のランチを
取っていたのは、火曜の2時ごろだ。

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          イタリアン・カフェのマーストリヒト地ビール。
          ダブル・シーズンという名。ダークですごくビターな味。

3時15分に自転車置き場に戻ると、1時40分ごろに駐輪したわたしの自転車が見つからない。

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          いつも自転車を停めるのは、ボンボニエール脇の駐輪場。

よくよく探すと、駐輪台に切られた鋼鉄製のチェーンだけ残っている。自転車の後輪にリング状に
設置された鍵と連動するチェーン式ロックの付け根がすっぱりと切られている。

あーあ、と思う間もなく、建物のすぐ角で駐車違反の注意をしていた婦人警官の元へ。
ざっくりと切られたチェーンを見せると「あーら、残念。警察署に行って被害届けを出してね」
とのこと。

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       ボンボニエールの隣は、元修道院付属のラテン語学校

自転車を停めた場所は正式な駐輪場で、町のど真ん中であるフレイトホフ広場と、もう一つの
中心でもある聖母マリア教会の中間。カフェになっているボンボニエールの左角にはテラスが
出ているし、向かいにも反対側の角にも高級ブティックがあり、しかも車の進入は難しい所だ。
人通りが少ないわけでもない町の中心部の白昼の短時間での盗難だ。しかも鋼鉄製の分厚く重い
チェーンを切っているから、プロの仕業であろう。

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       ボンボニエールはマーストリヒトに多い、元修道院だが現在は他の
       用途に用いられている建物。17世紀初頭にイエズス会修道院の
       教会として建てられたが、フランス革命で没収。その後、市民劇場
       になった。フレイトホフ劇場が出来てからは、パーティ会場とカフェ。

警察に行って盗難届けをしようとすると、「オンラインでお願いね」と言われた。
ボンボニエールの隣の駐輪場で盗られたと言うと、「あそこは、監視ヴィデオ・カメラがないから。
監視する人のいる有料駐輪場の方がいいかもね」とのこと。

調書の内容は、盗難場所、時刻、自転車の機種や特徴、鍵の登録番号など、かなり細かく
記入するので、警察署にしてみれば、手間ばかりかかって見つかる見込みもないから、盗難の
調書など取るのは不必要でやりがいのない仕事なのだろう。オンラインで被害者の自己申告制に
なっている。

1,2,3と数種類記入すべき鍵は、去年買った自転車の明細書を見るとDefenderとあり、
調書に通用する正式名称がわからないので、自転車店に電話して訊く。
「リング・ロックと強化鋼鉄製のチェーン・ロックの多重式」とのこと。
そして、「盗難被害届けの警察からの受領メールが着たら、持ってきて。こちらで保険会社に
連絡するから、お客さんが書類提出したり連絡する必要ないから」と言われた。

そして、翌日の水曜朝、警察からメールが届いた。わたしが自己申告した内容の受理と被害届出
証明である。こと細かい内容だから3枚にわたる書類をプリント・アウトして、昨年買った領収書、
保険の証明書および自転車の鍵2つを持って、家から歩いて5分の自転車店に行くと、店主が
保険会社に電話を入れて、即、その場で全額補償が認められた。絶対に必要なのは、オリジナ
ルの鍵二つである。これが揃っていないと盗難の保険が降りない。

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         今回は、見た目がもっと頑丈そうなチェーン・ロックにしてみた。
         盗難意欲をなくさせるのも目的のうち。去年のはサドルが
         細身でガゼルの絵が付いていて気に入っていたのに。

「どの自転車にする?同じメーカーの同型?」と訊かれ、「え、速いわね。去年買ったのは
限定ヴァージョンだから、同じのはないでしょ」と言うと、今年の限定ヴァージョンを出してきて
くれた。同型でパーツもメカニカル面もほとんど同じだが、色やディテールが若干異なるモデルだ。
変速や、ブレーキ、ライト、スプリングなどテクニカル面でも気に入っていたので、色はちょっと
気に入らないが、それに即決する。

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         盗難から24時間以内でわたしのところにやって来た新しい自転車。

駐輪場に残されたすっぱりと切られたチェーン・ロックを自転車店の人に見せると、
「この数日、盗難がやたらと多いんですよ。一時鳴りを潜めていたけど、また窃盗団が活発に
なってきている」と言われ、他のお客さんも「そうそう、この向かいのスーパー前に停めといたら
盗まれたのよ、わたしの友人も」と言い出し、「ありえないわよね、短時間に」と盛り上がった。
皆、当然、二重三重に鍵をかけているのである。

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        去年の限定モデルはシルバーにレモンイエローとミントグリーンが
        効いていてスポーティだったが、今年のは、白っぽいグレーに
        控えめなオレンジと紺なので、ちょっともっさりした感じに見える。

以前、自転車盗難にあったのは、6,7年前で、なんと、自宅の裏庭から盗まれた。
公道や公共の敷地内だと、盗難届けもスムーズに受理され保険もすぐに下りるのだが、鍵のある
門の中であっても自宅の裏庭というのは、保険が利きにくい。自宅の建物内なら家財保険だが、
家の外に停めてあったらだめなのだ。外に停めてあっても家に直接チェーンでくくりつけてあれば
家財保険が利くと言われた。だから、前回は、全額は補償されなかった。

昨年自転車を買った時に、自転車屋経由で、3年間の故障修理および盗難保険に124ユーロ
払って加入していた。だから、新品の自転車の849ユーロは全額戻った。まだ9ヶ月しか乗って
いないから、安くついたとはいえないが、全額補償されたので心は軽い。
そして、また新品の自転車を買ったので、124ユーロ払って保険に入った。
頑丈そうなチェーン・ロックは、サーヴィスでタダで付けてくれた。結局、窃盗団の暗躍で儲かった
のは自転車屋だからだ。

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by didoregina | 2012-07-05 16:56 | サイクリング | Comments(2)

リムストの結び目ルートをサイクリング

2度目の転倒もなんのその、心待ちにしていた週末は穏やかな秋日和。青空に陽光が輝き、
風もない絶好のサイクリング日和である。

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          土曜日は、ピアノのレッスン兼ワインの買出し。
          ライクホルト城まで片道8キロほど。
          天気はいいが、気温が低かった。

日曜には、主人と二人でサイクリング。その前に、ルートを決めなくてはならない。
サイクリング・ルートは、オランダ・ベルギーには星の数ほどあり、縦横無尽に広がる。
それらを効率よく体系化したシステムがあり、クノーププント(結び目)と呼ばれる。
通常、クノーププントというのはオランダ語で高速道路のインターチェンジのことであるが、
サイクリング・ルート・システムでは、交通量の多い一般道を避け、もしくは自転車専用道を
中心に要所要所に標識を立てたルートを結んだもののことを言う。

例えば、マーストリヒトの場合、中心街の聖セルファース橋の袂にクノーププント・ナンバー1
あるから、そこを出発点・終点にしてサイクリングが出来る。
ハイキングと異なり、サイクリングではスピードが出るから、いちいちクノーププントで停まったりする
のは能率的ではない。事前にルートを作るのに便利なサイト(上記リンク)があるから、地域を
選んで、赤丸になっているクノーププントを結んでいくと、サイクリング・ルートが完成する。
ベルギーのリムストを中心にするルートを作った。それを、首からかけられる水陸両用GPSナビ
Germinにダウンロードして出発だ。

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         街中を抜け、ベルギーのカンネ村に向かう。
         木立の向こうにシャトー・ネアカンネが見える。

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         秋の収穫、まっさかり。砂糖大根の収穫機は、
         うまくできている。掘り起こして葉っぱは畑に残し、
         根菜部分だけをコンベア式に荷台に送り積み込む。

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         北ヨーロッパでは、砂糖は砂糖大根から作る。
         蕪のようだが、かじると甘い。収穫から運河での
         船積み、そして砂糖工場まで見学したことがある。

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         カンネ村でアルベール運河を渡る。

運河を渡った先からの登りがきつい。川沿いや運河沿いほど楽なルートはないのだが、川岸の
丘の斜面は大体どこでも切り立っている。

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          左手に見える丘の坂道は九十九折。

九十九折の丘は、アムステル・ゴールド・レースのルートにもある。
日差しが強いので、日陰になるとほっとするが、途中で止まると自転車を降りて引いて歩くことに
なりそうなので、最後までがんばった。この坂道で、24段変速の威力を認識したが、汗だくだ。
ダウン・ジャケットでは暑かろうと、薄手のシルクのタートルとヨット用の防風・防水ジャケットを着て
ウールのキャスケット・キャップを被った。
サイクリング用の衣類はまだ持っていないのだが、この日はこの格好で快適だった。

そこからは、ベルギーのなだらかな丘陵の畑道を走るルートである。コンクリートで舗装した農道
みたいなもので、トラクター一台が通れる幅。ジャガイモ、砂糖大根、とうもろこしの収穫が盛り。
一般自動車は(住民以外)基本的にほとんど通らない。似たような教会のある小さな集落を
いくつも通り抜けた。

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         要所要所にある標識は、しっかり整備されていた。
         主人は、念には念を入れるタイプなので、首からかけた
         ナビで、位置を確認しつつサイクリング。ベルギーの場合、
         ハイキング・ルートでもよくあるように途中で標識が消えて
         なくなっていることがあるから、地図は必携だ。
        
クノーププントのルート名と数字以外に、ここの標識にはカフェのマークが付いているのが珍しい。
大分走った後なので喉が渇いていたし、カフェは魅力的なのだが、結局ベルギーではカフェに寄らず
マーストリヒトまで戻った。


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         マーストリヒトのカフェで、ベルギー・ビール。
         ウェストマルのダブル・トラピスト(主人)と私は
         モルト・スビトのクリック(4.5%)。このクリックは
         自然発酵のランビックを樫の樽で熟成させ、クリック
         (さくらんぼのような果物)で味付け。すっきりと
         して、あまり甘くない。
 

ナビでの走行距離は17.5海里。ヨットでのデフォルトのまま、海里の表示になっている。計算すると
32キロほどだ。クノーププントのルート表示だと35キロ。

           
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by didoregina | 2011-10-18 11:00 | サイクリング | Comments(2)

新しい自転車

先週の金曜日に新しい自転車がきた。

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        スポーツ用とシティ用のクロス型
 
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        今まで乗っていたシティー用自転車は次男に譲った。


オランダの老舗自転車メーカーGazelle製の2011年限定モデルAllureだ。
時計なども限定モデルと聞くと欲しくなってしまう性質であるから、出会うべくして出合った自転車。


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          ボディーはシルバーグレイと白が基調で
          アクセントに黒に黄色が効いてスポーティー。
          サドルにもガゼルの絵。サドル・バッグに
          1mの鎖付き鍵(オランダでは必要)をしまえる。

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          ガゼルの絵が限定モデルの印

片道12㌔を往復してみた。ずっと川沿いの平坦な道だが、川上に向かう時はかなりの向かい風
になる。変速ギアを変える必要もなく、すいすいなのだが、走りが軽いのでスピードを出したくなり、
結構汗をかいた。
前輪とサドルにサスペンションが付いているので、でこぼこのショックを吸収してくれるのがうれしい。
ローラー・ブレーキが軽くて、停まりかたがソフトでアグレッシブでない。

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          週末にはどこに遠出をしようか。


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          昨日、アルデンヌの山の中で出会ったサイクリングの子供たち。
          急な坂の脇に立って声援を送ったら、皆張り切ってペダルをこいだ。


ベルギーでは、クラシックと呼ばれる伝統ある1日自転車レースが、年に何度か開催される。
プロのレース走行コースは200キロ以上だが、30キロから50キロの美味しい部分の選りすぐり
ルートを集めたガイドブックを見つけた。クラシック・レースに思いを馳せつつ、アマチュアでも醍醐
味をちょぴり味わえる。

それから、RAVeL(Réseau Autonome de Voies Lentes)と名付けたルートがベルギーには
ある。1995年に始まり現在も拡張している自然の中のレジャー専用道で、歩行者および動力を
用いない乗り物(自転車や馬など)のために、廃止された線路や運河沿いに昔は馬が船を引いた
道や廃道になった狩猟道などを、自動車にわずらわされずにハイキングや乗馬やサイクリングが
楽しめるように整備したものだ。
アルデンヌ高原でもRAVelの標識を見かけたし、マーストリヒトを拠点に北海に近いフランダースまで
繋がるルートもある。

サイクリングという新しいホビーの世界、未知の領域に足を踏み入れることができそうで興奮気味だ。   
        
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by didoregina | 2011-10-10 17:11 | サイクリング | Comments(4)

それぞれの自転車

新しいカテゴリとして、『サイクリング』を設置した。
新しい自転車を注文したからだ。スポーツ用兼シティ用のハイブリッド・タイプで24段変速。
30キロから50キロの中距離や丘陵地帯をサイクリングするつもりだ。
早く届かないかとわくわくして、夜中に目が覚めたりして興奮状態である。

もう注文してしまったのだが、今までは全く気にならなかった他人の自転車が目に付いて
仕方がない。

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         街中でよく見かけるママチャリの典型。主に買い物用。
         ビール・ケースそっくりの大きな荷物入れの箱が近年流行している。


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         上の写真とほぼ同型でピンク。
         ビール・ケース型の荷物入れでなくバスケット。


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         公共のレンタル自転車。鮮やかなツートンカラーが目を引く。
         ハンドブレーキなしで、ペダルを逆回転させて止めるタイプ。

オランダでの自転車数は、一人に1.1台で、国民一人当たりの数では世界一らしい。
自転車道が整備されているのと、国土が平坦で坂道が少なく乗りやすいのが決めてだ。
特に7.5キロ以下の近距離移動手段としては、自転車が34%を占めるという。

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         カラフルな自転車よりも、こんな地味な自転車の方が多い。質実剛健。

子供たちは、雨の日も雪の日も毎日、中高6年間、自転車通学だ。さすがに、それくらい
酷使すると、最後には直しようがない状態になって、使い切ってしまう。
長男は、それでもデルフトまで持っていったが、寿命が尽きたので買い換えた。
高3の次男の自転車も、最後の1年というところで壊れてしまった。新品を買うのは危険である。
すぐに盗まれたり、壊されたりする。(今までに主人の自転車が2回、わたしのが1回、
盗まれた経験がある)

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オランダでは、中古でも結構いい値段だ。200ユーロ以下の中古は半分壊れたような代物。
新品なら、毎日の通勤・通学に使えるようなしっかりした自転車だと600ユーロ以上。
それ以下で買えるのは、子供用の小さいものか、買い物用のママチャリだ。

それでも、長男はデルフトの自転車店で探しまくり、200ユーロ未満でも乗れる中古を買った。
現在、次男は、私の自転車で通学している。それを乗り潰してくれたらいい。
次男の代わりに、私が新しい自転車を買うことにした。(これは、次男の申し出である)
私も、週に3回、片道12キロを自転車で通っている。

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オランダには全国自転車プラン(NFP)という政策があり、自転車通勤を奨励している。
自転車購買費用749ユーロまでは雇用主が負担したり、税制上優遇措置がある。例えば、
使い切れない有給休暇分は定年退職の前倒し(早期定年退職)という形で戻してもらうのが
普通だが、年次の払い戻し分をNFPに充てて、自転車を購入することもできる。
このプランが、交通手段としての自転車の普及率をかなり高めていると思う。

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          年齢に関係なく、自転車は万人の交通手段。
          新品のいい自転車に乗ってるのは、シニア世代のほうが多い。
          電動アシスト付きも流行っている。
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by didoregina | 2011-10-03 09:32 | サイクリング | Comments(2)

風に吹かれて、サイクリング

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10年続いた主人のハイキングクラブは、去年からサイクリングクラブに変わった。
大学時代の友人5人で、毎年9月に1週間アルプス縦走を行っていたのが、10年を区切りに、サイクリングに宗旨替えしたのだ。
1週間の留守宅を守る奥さん方を交えて、冬に交歓会を行うのも恒例行事だ。
今回は、マース川沿いのサイクリングになった。エルスローから全長24キロを自転車で走るのだ。

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   河川敷に生える樹齢1000年の木と馬たち。対岸はベルギー。

川の堤を走ったり、教会を取り囲む集落や知らない村をいくつも通りぬけ、12キロの折り返し地点には、おりよくカフェがあるのでそこで休憩。

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そんじょそこらにある村のカフェとはわけが違う。自前のビール醸造所を持っているのだ。
ワーヘニンゲン農業大学を卒業した若者が2年ほど前に建てた、De Fonteinという名前の醸造所が敷地内にあり、フレッシュな自家製樽入りビールが5種類もある。
これは、もちろん、試さないわけにはいかない。
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最初に名前で選んだEuleteulという不可思議な名前のビール(右)は、香りも味もハチミツ風味でコクがある。甘いので飲みやすいが、アルコール度数8.5%!
左のMaaskanter(マース川沿い、の意味)は、ちょっとブラウンで、これも悪くない。
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一杯で終わるわけがなく、次はSteinder Wit。ちょっとにごり酒のような白ビールだが、これもすっきりと酸味はほのかで、おいしい。アルコール度数4.5%なので、本当はこちらから始めるべきだった。

どれも、ベルギービールのような洒落た味わいで、飲み心地がまろやか。癖になりそう。
これは、いいめっけもん、また来よう、と決めたのはいいが、まずは、あと12キロ自転車をこがなければならない。ちょっとフラつき気味になりながら、川風に吹かれて酔いを醒ましつつ出発点の友人宅に戻った。
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by didoregina | 2009-01-25 23:52 | サイクリング | Comments(4)


コンサート、オペラ、映画、着物、ヴァカンスなど非日常の悦しみをつづります。


by didoregina

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名前:レイネ
別名: didoregina
性別:女性
モットー:Carpe diem

オランダ在住ですが、国境を越えてベルギー、ドイツのオペラやコンサートにも。
ハレのおでかけには着物、を実践しています。
音楽、美術、映画を源泉に、美の感動を言葉にしていきます。


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