カテゴリ:CD( 19 )

Lorraine Hunt Lieberson の歌うNeruda Songs その他

この夏のセイリングはイタリア南部のティレニア海、サレルノからエオリア諸島を経てトロペアまでの
ワン・ウェイだ。
エオリア諸島(なんと美しい響き!)といっても、活火山のストロンボリ島ぐらいしか名前は知ら
なかった。寄港予定地を調べたら、映画『イル・ポスティーノ』の舞台になったサリーナ島も
含まれている。

c0188818_18585663.jpg



映画はもうずいぶん前に観たので内容はあまりよく覚えていないが、チリ人詩人ネルーダが住む
イタリアの孤島での、詩人と朴訥な郵便配達人とのふれあいを美しい自然の中に描いたものだ。
ぶらぶらと単調な生活を送っていた郵便配達人だが、詩人との交流から詩心が芽生え世界が広がり、
人を愛することや共産主義に目覚めていくというお話だったと思う。夏までに、もう一度観たい。





ネルーダつながりで、昨年秋にゲットしたCDのことを思い出した。
ロレイン・ハント・リーバーソンの歌う『ネルーダ・ソングス』である。
彼女の夫であるピーター・リーバーソンがパブロ・ネルーダの詩に音楽をつけ、ロレインが歌う。
初演されたのはロレインの死の1年前で、CDは2005年のボストンでのライブ録音。

c0188818_18104450.jpg


収められたネルーダの詩、5編は全て、恋人に捧げる愛の賛歌である。情熱がほとばしり熱い。
(詩はスペイン語で書かれていてそれに曲が付けられているのだが、第一曲目の英訳を載せる)

If your eyes were not the color of the moon,
of a day full of clay, and work, and fire,
if even held in you did not move in agile grace like the air,
if you were not an amber week,

not the yellow moment
when autumn climbs up through the vines;
if you were not that bread the fragrant moon
kneads, sprinkling its flour across the sky,

oh, my dearest, I could not love you so!
But when I hold you I hold everything that is -
sand, time, the tree of the rain,

everything is alive so that I can be alive:
without moving I can see it all:
in your life I see everyghing that lives.

愛する女性の身体と彼女への愛を表現するのに、はっとするほど巧みで斬新、しかし難解でない
比喩が散りばめられていて、美しい。

しかし、煌くエスプリに溢れた詩に付けられた音楽は、なんだかブリテン風でかなり暗いのである。
(ロレインの歌う動画が見つからなかったので、サラ・コノリーによるバービカンでの2010年ライブ)



サラ様の歌唱および声質のせいで暗さは少し抑えられて、情感みなぎっている。

この歌集は、ピーター・リーバーソンからのロレインへの愛の発露であるが、現代音楽に付きまとう
暗さから逃れられないのはいかがなものだろうか。詩だけ読んでる分には、とても心地よいのに。


このCDを含め10枚のCDを昨秋、市立図書館の放出セールで一枚1ユーロでゲットした。
1ユーロは安い!と浮き足立って、両手に抱えたCD30枚ほどの中から10枚を選りすぐった。
マイナーな演奏家や歌手や作曲家や作品が多く、ほとんど借りた形跡がないようなものも。
それらを改めて並べてみると、詩に曲をつけた作品が多いことに気が付いた。

その他選んだCDは
● 南アフリカの詩人イングリッド・ヨンカーの詩にフランス・エールハルトが曲を付けオランダ人ソプラノ
 のシャーロット・マリギオーノが歌っているCD Hierdie Reis
● ジェラルド・フィンレーが歌うサミュエル・バーバー歌集 Songs by Samuel Barber
● カサロヴァが歌うシューベルト、ブラームス、シューマンのリート集
● ドビュッシーの『アッシャー家の崩壊』他
● ドビュッシーがD.G.ロセッティの詩に曲を付けた『祝福されし乙女』他
● カルダーラの『ミサ・ドロローサ』『スターバト・マーテル』
● ジェズアルド・コンソートによる『オランダの古楽 1400年から1600年』
● 向山朋子(Pf)他によるワーゲマンス曲集
● アンスネス(Pf)とバイエルン放送響による北欧・東欧作曲家の『沈黙の影』

これらのCDは、家に1人でいるときに聴くのにはいい。仕事するときのバック・グラウンドにもいい。
しかし、聴かせられた人の感想は大概、「暗い」というにべもないものであった。
[PR]
by didoregina | 2013-03-19 11:05 | CD | Comments(0)

ピオー千変万化

ラジオから、サンドリーヌ・ピオーの新譜Apres un Reveより、アポリネールの詩に
プーランクが曲をつけたという4曲が流れてきた。美しいフランス語の七色の声で歌われ、
ペル・エポックやエコール・ド・パリっぽい洒落た雰囲気が漂う曲でとても気に入ったのだが、
音源や動画が見つからない。

色々物色していると、ピオーが『セルセ』のアタランタ役を歌っている動画を見つけた。
今月、ウィーンでマレーナ様が主演するオペラだから、予習に丁度いいかも。


        2000年の映像だから、ちょっと古びている。ルセ指揮。

このアタランタ役は、今回ウィーンではダニエル・ド・ニースだ。
『ジュリオ・チェザーレ』のクレオパトラ役といい、『ポッペアの戴冠』のポッペア役といい、
ピオーとダニエルちゃんのレパートリーは結構被るのが不思議。だって、声質もルックスもほぼ
対照的と言ってもいい二人なのに。。。


こちらは上記新譜から、フォーレの『月の光』




そして、なんとこんなものを見つけた。1994年、ジョン・アンダーソンとのデュエット。
ジョン・アンダーソンって、まさか、あの、イエスのジョン・アンダーソン?と思ったら、
まさしくあのジョン・アンダーソンだった。





ピオーの話題からは外れるが、『セルセ』マレーナ様のつぶやきによると、来年4月21日に
バーデン・バーデンでガラ・コンサートに出演。イアン・ボストリッジ、ヴェロニカ・カンジェミ、
イルデブランド・ダルカンジェロ等々も出演!
[PR]
by didoregina | 2011-10-06 13:31 | CD | Comments(6)

イングリッド・ヨンカーの詩に素敵な曲をつけたCD

カリスちゃんとルト様が親子の役を演じた、南アフリカの女流詩人イングリッド・ヨンカーの伝記
映画は、作品としては期待したほどの出来ではなかった。
今ちょっと彼女のリバイバルというか、ブームというほどではないが、彼女の名前をよく見かける。

ヨンカーがアフリカーンス語で書いた23の詩に、オランダのフランス・エールハルトというピアニ
スト・作曲家が曲をつけたものがCDになった。
歌手は、オランダ人ソプラノのシャルロッテ・マルジョーノだ。
c0188818_9232367.jpg

CDのタイトルはHierdie Reis。



このトレイラーを見て聴いて、曲の自然で自由奔放な美しさと歌声のみずみずしさに引き込まれた。
まるで、映画のヨンカー役だったカリス・ファン・ホウテンが歌っているかのような可憐さと洒脱さだ。

しかし歌っているのは、50台後半のマルジョーノである。その意外なギャップに驚く。
というのは、わたしが見聞き知っている彼女は、DVDになっているヴィーラーとモラビト演出による
DNOプロダクションのダ・ポンテ3部作に登場する中年女性歌手なのだから。
『ドン・ジョヴァンニ』のドンナ・エルヴィーラと『フィガロの結婚』のマルチェリーナ役(フィガロは
ルカ・ピサローニで、その母親というのにどんぴしゃ)だった、そのイメージが頭にこびりついている。
オバサン・タイプの外見と大人の女性らしいふくよかな声の持ち主だ。

別の動画を見てみよう。CDに収められている曲を作曲家自身のピアノ伴奏で歌ったライブ。



姿を見たらいつものマルジョーノだが、歌声はまるで少女のように叙情的だ。さらりとした歌い方の
センスがいいし、品もいい。
曲もいい。現代クラシック音楽のイメージとは少々異なり、清々しく耳になじみがいい。ちょっと
ドビュッシーの歌曲のような印象も受ける。
現代人の心に響いて染み入ってくるものがある。だから、もしかしたら、聞き継がれ歌い継がれて
後世に残るかもしれない。そんな気さえする。
このCDは、買いである。
[PR]
by didoregina | 2011-07-09 02:27 | CD | Comments(2)

ナタリー・シュトゥッツマンの『プリマ・ドンナ』

車を運転するときはいつも聴いているベルギーの(クラシック)ラジオ放送局Klaraは、新譜やレア
録音情報の宝庫である。
今朝聴こえてきたのは、ナタリー・シュトゥッツマンの新譜『プリマ・ドンナ』からの一曲だった。
ヴィヴァルディのオペラから(コントラ)アルトのアリアを集めたCDだ。
彼女の歌唱は、大人っぽく落ち着いた低音の魅力に溢れ、抑制が効いた理知的なアプローチのため
安心して聴くことができるのが常だが、今回は、深みのある音色に加えて情熱のほとばしりというか
ツヤのある色彩感が感じられて、思わず聞き惚れてしまった。

c0188818_21201432.jpgヴィヴァルディ:
・アジタータ・インフィド・フラトゥ
・『狂乱のオルランド』~リトルネッロ
・イオ・セント・イン・クエスト・セノ
・我が血による栄光
・涙の雨の中に
・コン・クエスト・フェッロ・インデグノ
・ジェモ・イン・ウン・プント・エ・フレーモ
・デル・ゴデア・ラ・ベッラ・スペーネ
・運命よ、お前は私を招いたが
・私の胸中にはそれほどに強き心がある
・『テウッツォーネ』~リトルネッロ
・ラシア・アルメン・ケ・ティ・コンセグニ
・『テウッツォーネ』~リトルネッロ
・太陽はしばしば
・『オリュンピアス』~シンフォニアI
・『オリュンピアス』~シンフォニアII
・『オリュンピアス』~シンフォニアIII
・コル・ミオ、ケ・プリジョン・セイ
・コン・ラ・ファッチェ・ディ・メジェラ
・ヴィンチェラ・ラ・アスプロ・ミオ・ファト
・トランシット・アエタス
・『狂乱のオルランド』~リトルネッロ
・リンノセンツァ・S.フォルツアータ
・カラ・ギオイア

 ナタリー・シュトゥッツマン(アルト&指揮)
 オルフェオ55

 録音時期:2010年9月

まだ買っていないが、メジャー・レーベルDGから出たこのCDは、ジャケット写真も彼女らしからず
女っぽい。しかも曲目の選定がDGらしくないというか、妙に凝っている。

録音の模様を撮影したプロモート用動画で、断片およびインタビューを聴くことが出来る。
フランス語のみで字幕なしなので、しゃべってる内容を聞き取れる方からのご教示を待ちたい。
自らの楽団アルト55を指揮しながら歌うのが、かっこいい。


 
        歌声も話し声も男性っぽく力強く、説得力満点。


Klaraのサイトに本日限定のクイズがあって、正解者の中からこのCDが当たるというから応募した。
しかし、ここのクイズは質問に答えるのが難しい。
「ヴィヴァルデイは、女のパワーみなぎるアリアの数々をある女性歌手のために作曲した。
彼女はフィレンツェのテアトロ・アラ・ペルゴラの興業主でもあった。男性役で鳴らしたその
歌手の名前を以下から選べ」

A Lucrezia Baldini
B Maria-Maddalena Pieri
C Antonia Maria Laurenti

そして、さらに「応募者の中で正解を出した人数は?」とあり、予想数値が一番近い人が懸賞に
当選というわけだ。

Aは、ソプラノ歌手だからバツ、Bは時代的に遡った15世紀の女性だ。Cはコントラアルトだし、劇場
のマネージメントにも関与していたようである。Cを選んだ。
正解者数は423人と予想した。こんなに応募する人がいるのかどうかは疑問だが、前回の正答者が
386人だったそうだから、適当に数字を当てはめた。当選しなかったら、買ってみようと思う。

追記:正解はB!でした。。。えええ~、わたしはどこかで読み違いをしたのか。。。
そして、正解者数は、373人。そうか、大体このくらいの人数の人が毎日応募するのね。
これから出来る限りクイズに答えてみようっと。
[PR]
by didoregina | 2011-05-23 14:45 | CD | Comments(6)

ジモーネ・ケルメスの『愛の色』

c0188818_2511292.jpg

オペラ『リナルド』の幕間(!)でのケルメス姐サイン会で購入したのは、2010年発売のCD
『愛の色』Colori D'Amoreである。

前作Lavaに続いてのクラウディオ・オゼーレ指揮レ・ムジケ・ノーヴェとのコラボだ。というより、学究
肌のオゼーレが主導して作られた、という気がする。いいブレインである。
アレッサンドロ・スカルラッティ作曲のアリアが5曲入っているのと、CDに収められた全14曲のうち
13曲までが世界初録音というのが気に入った。ボノンチーニ、カルダーラなど、ナポリ派の作曲家に
よるアリアを集めてある。
ボノンチーニ作曲の『オンブラ・マイ・フ』は、ヘンデルが後にこれを元にして似た曲を作ったという
いわくつきだが、ケルメス姐曰く、こちらのほうがよりシンプルで美しく心に響くので好きだ、と。


       レコーディングで感極まってしまったケルメス姐。


しかし、このCD全体としては、どうもケルメス姐らしいハチャメチャ感に乏しく、妙にしおらしく
大人しすぎるというか抑制のききすぎたような歌い方に終始している。だからこのCDだけ聴くと、
ケルメス姐、もうすこし羽目を外してもよろしいのでは、と言いたくなる。
しかしこれはLavaとの対比で、Colori D'Amoreのほうでは弱音を強調してしんみりと聴かせる
ことに徹した結果だと思う。弱音の美しさにそそられる人にはたまらないだろう。

つまり、以前アンドレア・マルコン指揮ヴェニス・バロック・オーケストラと組んで続けて出した2枚の
CDと同様、続き物としての陰陽コンセプトになっている。
すなわち、ヴィヴァルディの宗教モテット集のAmor Sacroでは、炎のような激しさで押しまくり、
宗教曲らしからぬぶっ飛び具合を売りにしているのに対して、同じヴィヴァルディのアリア集Amor
Profanoでは、世俗の愛を歌った曲を集めてあるのに、逆にしみじみ切々とした歌い口で意外性を
出しているのだ。
押しの一手というのは若い子にまかせておけばよろしい。中年以降は、あの手この手の手練手管で
騙すのである。

だがまた、やはり姐は舞台で見て聴いてみないとその本領がわかりにくい、ということもはっきりした。


舞台『リナルド』では、魔女アルミーダ登場の際歌われる「恐るべき鬼女たちよ」でのいかにも
ケルメス姐らしいパフォーマンスで観客の心をぐっとつかんだのだった。


        ヴェニス・バロック・オーケストラとの2010年ライブ

やっぱり、動画だとちょっと迫力不足だ。息を呑むような弱音の美しさが伝わらない。


聞き比べのため、カリーナ・ゴーヴァンの歌唱(オッタビオ・ダントーネ指揮2009年ライブ)↓


       迫力はあるが、単に重量に物言わせてるだけのような気もするゴーヴァン。
       ディドナート主演の『アリオダンテ』(カーティス指揮)には、
       ゴーヴァンとルミューの重量級歌手が2人登場するので楽しみ。


ついでに、ロベルタ・インヴェルニッツィ↓


       巻き舌と演歌的熱唱で押し出すのが、ロベルタお姉様さまの特徴。
       この人の場合、宗教曲では清楚に、魔女や愛の歌では恨み節
       と、割と正統的な歌い分けをしている。


最後に駄目押しで、チェチリア・バルトリ(2010年12月@コンセルトヘボウ)↓


       華麗な技巧と力強さはバルトリ姐そのもの。
       隠し撮りのため歌唱の音質はイマイチだが嵐の効果音が楽しい。
        
[PR]
by didoregina | 2011-05-12 20:56 | CD | Comments(2)

ヨハン・クリスチャン・バッハのピアノ・ソナタとPJの偉業

昨夏のオール・ドビュッシー・コンサート以来、どうも今ひとつピアノ練習の意欲が減退気味
である。目の前に目標がないと燃えない性質なのだ。
おフランスものを続けようと、ラヴェル、クープランなどを弾いたり、やっぱり好きなスペイン
ものだけれどマイナーなブラスコ・デ・ネブラとか、初心に戻ってモーツァルトのソナタやロンドを
練習したりしたのだが、どうも師匠もわたしも飽きてきた。やはり、次は20世紀の作曲家だ、
ヤナーチェクだ、と言いながら楽譜も取り寄せようとしないわたしに業を煮やしたペーターが、
「これで行こう!」と持ってきてくれたのは、なんとヨハン・クリスチャン・バッハのソナタ集で
あった。
あまり取り上げる人がいないから、レパートリーにしようと思いつつ、本棚に埋もれていたと
いうヘンレ版の楽譜はまっさらで、全く練習した形跡がない。マイナーだが面白そうだから、
自分が弾いたことがない曲をまず生徒に先に弾かせるという態度はプラグマティックでよろしい。
本と同様、世には古今東西の楽譜が溢れている。読みたい本は多し、弾きたい曲は多し、
しかし人生は短し、とビブリオフィルのペーターのママといっしょにため息をついたことがある。

ピアノ・ソナタOpus 17にはソナタが6曲収められている。楽譜をぱらぱらと見ると、大バッハ
とモーツァルトの中間という感じで古典派和声の面白そうな譜面ツラだ。特に4番、5番、
6番が、モーツアルト風でオペラチックで、どこかで聴いたことがあるようなキャッチーな
メロディーにあふれている。でも、J・Cはモーツァルトの師匠格であったから、パクったとしたら
それはモーツァルトのほうだろう。


5番を、ロバート・ヒルという人がフォルテ・ピアノで弾いている。↓




6番を、12歳だったバレンボイムが弾いている貴重な音源。↓




しかし、ヨハン・クリスチャン・バッハといえば、なんといってもフィリップ・ジャルスキーである。
埋もれていた作曲家のオペラ・アリアを発掘して録音した、彼の功績は偉大だ。
『甘い炎』が、先月、8ユーロと安くなっていたので、発売から1年以上たってようやく買った。

録音風景の動画。↓



若手イケメン二人(指揮者と歌手)の絡みが見られるのがうれしい。

いつか、これらのオペラが上演されたり、全曲版で録音されたら喜ばしい。だって、扱っている
テーマが、バロックや古典派に好まれたギリシャやローマの歴史的題材だけに、甘いだけでなく
なかなかにドラマチックで壮大な味わいが感じられるからだ。大バッハが作曲したオペラはないが、
その息子による、ヘンデルやヴィヴァルディの流れを繋げて築いたオペラ世界が堪能できれば、
と夢の実現をほのかに予見させる、PJの歌声と演奏だ。
[PR]
by didoregina | 2011-03-07 09:45 | CD | Comments(8)

Arias de zarzuela barroca 超レア・マイナー・バロック

拙ブログに不定期で登場する超レア・マイナー・バロックというシリーズに格好のCDを買ってしまった。
先月初めて聴いて、その摩訶不思議な面白さにハマッた、スペインのバロック期作曲家ブラスコ・
デ・ネブラの別の曲を探していたら、これが見つかったのだ。

c0188818_21192731.jpg
マリア・バーヨの歌うスペイン・バロック・オペラ(バロック・サルスエラ)アリア集。
器楽演奏は、ルセ指揮レ・タラン・リリック。
2003年録音だが、現在Naiveの Baroque Voicesシリーズに入っていて、お買い得。


Jose Melchor de Nebra Blasco (1702 - 1768)
Iphigenia en Tracia, zarzuela (1747)
1. Aria d'Orestes Llegar ninguno intente
2. Recitatif d'Iphigenia Suspéndete tirano
3. Aria Piedad, Señor


Vincente Martin y Soler (1754 - 1806)
La Madrileña, o Tutor burlado, zarzuela (1778)
4. Ouverture
5. Seguidilla de Violante Inocentita y niña

Jose Melchor de Nebra Blasco
Amor aumenta el valor, zarzuela (1728)
6. Récitatif Triste cárcel oscura
7. Aria d'Horacio Ay! amor! Clelia mia

Antonio Rodriguez de Hita (1724 - 1787)
La Briseida, opera (1768)
8. Aria No. 4. Amor, sólo tu encanto

Luigi Boccherini (1743 - 1805)
La Clementina, zarzuela (1786)
9. Ouverture
10. Cavatina de Clementina Almas que amor sujetó

Antonio Rodriguez de Hita
La Briseida, opera
11. Aria No. 13. Deydad que las venganzas

Jose Melchor de Nebra Blasco
Amor aumenta el valor, zarzuela
12. Aria d'Horacio. Adiós, prenda de mi amor
13. Iphigenia en Tracia, zarzuela: Ouverture
14. Amor aumenta el valor, zarzuela:
Aria de Porsena. Más fácil será al viento


しかし、これが、早とちりであることに気がついたのは、CDが届いてからだった。
このCDには、全14曲中、デ・ネブラ・ブラスコの曲が8曲収められている。しかし、その名前を
よく見るとブラスコ・デ・ネブラとは異なるではないか。どちらも生きていたのは18世紀ではあるが、
生年も没年も少しずれている。二人は、全くの別人であった。。。

しかし、気を取り直して聴いてみたら、これが予想以上にいいのであった。

どこがいいのかというと、まず第一に、マリア・バーヨのとろけるような声で歌われるスペイン語
のアリアである。ダイナミック、ヒステリック、エキセントリックという形容詞とは無縁の、澄んで
伸びやかな歌声には、聴いていると耳が洗われるような気がする。

マリア・バーヨは、インゲラ・ボーリン、ソフィー・カルトホイザーらと一組でバロック系ソプラノの
ぶりっこ3人娘を結成している、という認識がわたしにはある。すなわち、可憐で甘い声のソプラノ
で、出演および録音のオペラは、無垢な存在ゆえに悪人に横恋慕されるようなカマトト役ばかり、
という印象なのだ。
どうしてぶりっこなのか、というのは、写真を見てもらえばわかると思う。声とは裏腹に、ルックス
には少々トウが立っているからだ。
c0188818_2220253.jpg

       2009年夏@ブルージュ古楽祭でのマリア・バーヨ

例えば、ヌリア・リアルが同じ役を歌ったとしたら、これは彼女の地のままなんだろうな、と思わせる
ものがあり、ぶりっことは呼ぶのは憚られる。元祖清純派美少女でしかも美声の持ち主という魅力に
は抗し難いものがある。聖にして犯すべからざる清純さそのものであり、ヌリアちゃんなんか嫌いだ、
という人にいまだかつて出会ったことがない。


そして、次に、スペイン語の歌詞を読みながら聴いてみると、バーヨの魅力が少し解明できた。
本人がライナー・ノーツに書いているように、スペイン語の歌詞の発音は恐ろしく難しいようである。
しかし、全くひっかかるところもなく、滑らかに、無理なく喉から発せられているように聴こえる。
会話での現代スペイン語は、イタリア語に比べて、一般的に荒いというか、非音楽的に聴こえる。
(これは、地方や階級による発音の違いもあるから、そうでない場合もまれにある)
それが、ここまで耳に心地よく響く優しい声で歌える、というのは、天性の才能に間違いない。
ぶりっこだなんて失礼しました、もうあなたの声の虜です、と、ひれ伏したくなった。



Jose de Nebra(1702 - 1768) Amour aumenta el valor
ポルセンナのアリア Mas facil sera al viento

       「風が磐石を揺るがすほうが、
        地獄の闇の洞が甘く歌を歌うほうが、
        よほど易かろう、
        我に与えた賜うた命を奪おうとする
        ローマを、我があきらめる(滅ぼす)よりも。

        信じるがよい、
        平和(包囲の陣)を守るのは、
        我の栄誉の礎となろう
        砦を得んがためなのだ。」

ここで歌われているのは、ローマの初期共和制時代に、ローマを包囲したエトルリアの王ポルセンナの
アリアだ。このオペラは、ローマ愛国少女クロエリアとその許婚のローマ兵ホラティウス、クロエリアに
横恋慕するポルセンナ王らが登場する歴史モノらしい。断片的なアリアしか収められていないので、
ストーリーはよくわからないが、なかなかにヘンデルっぽい。
(上記拙訳は、スペイン語の原詩の英訳からのまた訳。CDブックレットの英訳がちょっとわかりにくい
ので、別の英訳も参考にした。両訳が内容的に全然違う。括弧内はブックレットの英語を訳したもの)
びっくりしたのは、このCDには、ホラチオやポルセンナ、オレステスなど男役の歌のほうが女役の歌
よりも多く収録されていることだ。当時は、いったいどういう歌手が男役を歌っていたんだろう。


サルスエラといえば、スペインのオペレッタみたいなものだと思っていた。
19世紀後半に出てきたサルスエラは、確かにそのとおり、軽い喜劇オペラなのだが、実は、
サルスエラはバロック時代(17世紀~18世紀)に創成期を見たのだ。歌詞はスペイン語だが、
当時のバロック・オペラの中心地だったイタリア風の音楽をいいとことりして出来上がっている。
時代的な理由から、デ・ネブラ・ブラスコの曲は、まるで、ヘンデルとヴィヴァルディにグルックと
モーツアルトを加え攪拌した混合物質のようだ。

ともあれ、バロック・サルスエラは、今では全く埋もれてしまってスペイン本国ですら省みる人が
ほとんどいず、ごく最近になって研究・発掘が始まった、という状況のようだ。
サルスエラの語源になった、スペイン王家の別荘サルスエラ荘の王室劇場で上演されたバロック・
オペラというジャンルは、だから、宝の詰まった遺跡かもしれない。今後の発掘に期待したい。
[PR]
by didoregina | 2010-11-15 15:03 | CD | Comments(8)

なんだか、似てない?

なんだか、とってもイメージの似た2枚の写真だ。
間違い探しの要領で見比べてもらいたい。

c0188818_328420.jpg

c0188818_3285421.jpg


上の写真は、Arno Baniという写真家が1999年に撮影したマイケル・ジャクソン。ボツになった
CDの未公開・未使用写真で、オリジナルを引き伸ばした写真は12月13日に競売に掛けられる。
この写真やそのほかを集めた写真集も発売予定。

下の写真は、Denis Rouvre によるNaive のヴィヴァルディ・エディション40枚目、最新CDの
ジャケット。
トピ君が歌うテノール・アリア集だ。

写真の雰囲気が似ているのは、どちらも星空をイメージしたような、左目にほどこされたメイク
もしくはアイ・パッチと、被写体が着ている黒いジャケットのせいだ。
どちらも、スタイリッシュなファッション写真みたいで、センスが近いのだ。最初見たときは、同一
写真家によるものかと思った。

トピ君のCDは、今月下旬発売予定。
曲目は以下のとおり。今のところ、音源も動画も見つからない。

Vivaldi: Arie per tenore
Topi Lehtipuu (tenor)
I Barrochisti & Coro della Radiotelevisione Svizzera, Diego Fasolis

La fatal sentenza (from Tito Manlio)
La tiranna avversa sorte - version a (from Arsilda, Regina di Ponto)
Non sempre folgora (from La costanza trionfante)
Va per selve e sol pien d’ira (from Arsilda, Regina di Ponto)
Care pupille (from Tigrane)
Concerto for strings RV 110
Col furor ch’in petto io serbo (from L’incoronazione di Dario)
Cessa tiranno amor (from L’incoronazione di Dario)
La tiranna e avversa sorte - version b (from Arsilda, Regina di Ponto)
Cada pur sul capo audace (from Artabano, Re de’ Parti)
Va superbo quel vassallo (from Arsilda, Regina di Ponto)
Fido amante frammento strumentale (from L’incoronazione di Dario)
Il figlio, il reo (from Tito Manlio)
Già lasciò la nobil salma (from Tito Manlio)
Vinta a piè d’un dolce affetto - version b (from La verità in cimento)
Coro Gemiti e lagrime (from Dorilla in Tempe)
Alle minacce di fiera belva (from Farnace)
Andiam Prence...A’ suoi piedi Padre esangue (from Bajazet)
Dell'aura al sussurrar (from Dorilla in Tempe)

仕方ないから、このCDとは全然関係ないオペラの、トピ君のインタビュー付動画を貼り付ける。
こちらは、共演の女性歌手たちがなかなかすごい。


[PR]
by didoregina | 2010-10-10 21:00 | CD | Comments(4)

ペリアネスによるブラスコ・デ・ネブラのピアノ・ソナタ集

聞いたことのない名前のピアニストによる、初めて聞く名前の作曲家のピアノ・ソナタ集である。

c0188818_2310522.jpgブラスコ・デ・ネブラ
・ピアノ・ソナタ第1番ハ短調(アダージョ-アレグロ)
・ピアノ・ソナタ第2番変ロ長調(アダージョ-アレグロ)
・ピアノ・ソナタ第5番嬰へ短調(アダージョ-プレスト)
・マニュスクリプト2998(モンセラート古文書館より)
・ピアノ・ソナタソナタ第3番ニ長調(アダージョ-アレグロ)
・ピアノ・ソナタ第4番ハ長調(アダージョ-アレグロ)
・ピアノ・ソナタ第6番ホ短調(アダージョ-アレグロ)
・パストレーラ第2番ヘ長調(アダージョ-パストレーラ-メヌエット)
・パストレーラ第6番ホ短調(アダージョ-パストレーラ-メヌエット)
 ハビエル・ペリアネス(ピアノ)
 録音時期:2009年7月

HMから2010年にリリースされたこのCDは、ひょんなことから家にやってきた。

クロアチアで知り合ったHとT夫妻とは妙に趣味が合い、その後もお付き合いしていることは、
報告済み。
Hはフルートを趣味で吹くので、一度、わたしのピアノと合奏したいと言う。
楽譜を準備してくれるならOKと返事をした。その時点で、わたしはラモーのクラブサン曲を
アレクサンドル・タローのように弾きたいと思って練習中であった。だからバロックもしくは20世紀の
曲ならフルートと合わせるのも楽しそうだ、と注文をつけた。
Hはスペイン語も上級レベルだ。わたしは、グラナドスとかアルベニスなどのスペイン人作曲家の
ピアノ曲が妙に肌に合うことも付け加えた。

そうしたら、先月食事に招待したとき、このCDと楽譜を持ってきてくれたのだ。

マヌエル・ブラスコ・デ・ネブラ(1750 - 1784)はスペイン・アンダルシア出身の作曲家で、
生年も没年もほぼモーツアルトと同じだ。こちらのほうがもっと若くして亡くなったが。
鍵盤曲は170ほど作曲した。若死にしたのにそんなに沢山作ることが出来たのは、彼の
ソナタは、まるでドメニコ・スカルラッティのソナタのように短いからだ。
これは、わたしにとって非常に喜ばしいことである。
彼が生きたのは古典派の時代だ。古典派のハイドンやモーツアルトはたまたベートーベンなどの
ピアノ・ソナタは、長くて退屈なので敬して遠ざけている。聴くにはいいが弾くのは大変なのだ。
(実は、現在また、バック・トゥ・ベイシックスと称してモーツアルトのソナタを練習しているのだが)

このCDに収められているのは、チェンバロもしくはピアノのためのソナタ1番から5番、
鍵盤楽器のためのソナタ(モンセラット修道院古文書館写本ソナタ)3,4,6番、
鍵盤楽器のためのパストレーラ(モンセラート修道院古文書館および音楽古文書)2,6番。

まず、作曲家の経歴を知らず楽譜を見ないでCDだけ聴くと、いったいいつの時代の曲なんだろう、と
大きな疑問符が頭に浮かぶはずだ。知っていても、これはいったい何?とびっくりしたくらいだから。
聴こえてくるのは、まるでショパンかジョン・フィールドのノクターンみたいで、ロマン派音楽のような
響きの、そしてドビュッシーに通じるような霧のかかったような近代的な陰影のある音なのである。
繰り広げられる音楽の予想外に多彩なニュアンスに驚く。

そして楽譜を読みながら聴き、自分でも弾いてみると、妙に納得できるのである。
ああ、これは、ピアニストの独自で素晴らしい解釈と腕の賜物なのだと。
スペイン人若手、ハビエル・ペリアネスは、端倪すべからざるピアニストだ。
彼の演奏・解釈には、アレクサンドル・タローによるラモーやクープランのクラブサン曲のピアノ
演奏に通じるものがある。
紡ぎ出される音には、静謐と洞察および深い内省そして秘められた情念が揺らいでいる。
モダン・ピアノによるクラブサン曲の、とても現代的な表現である。
包まれると非常に心地よい、場の雰囲気が作られている。

ユーチューブで探しても、彼の演奏による動画が見つからないのが残念だ。(バレンボイムの
マスタークラスでベートーベンを弾いているのはみつかったが、ブラスコ・デ・ネブラのは、ない)
そして、他のピアニストによるピアノもしくはフォルテピアノ演奏と聞き比べてみると、ペリアネスの
オリジナルな表現能力に唸ってしまう。

マイナーな作曲家による音楽は、このピアニストに出会って稀有な美しさに昇華された。
バロックと近・現代音楽好き、マイナーな作曲家の知られざる曲を聴きたいという方には、
力を込めてお勧めしたい。
[PR]
by didoregina | 2010-10-07 17:19 | CD | Comments(10)

Love and Madness 

ヨハネット・ゾマーのヘンデル・アリア集を、前回に書いたような経緯で(サインが欲しいがために)買った。
c0188818_2094624.jpg


ヘンデル・イヤーだった昨年の9月にリリースされたものだ。
皆がこぞってヘンデルCDを出したので、財布は軽いわ、食傷気味だわという最悪のタイミングだった。
しかも、このジャケット写真のイケてなさは、言語道断である。だから、食指は動かなかった。
しかし、コンサート後に、サインしてもらって16ユーロというのは、なかなかお得かな、と心が動いたのだった。

ヘンデル・アリア集は、雨後の筍のようにやたらと出た。だから、なにか、これだと言えるような特色がないと弱いから、財布の紐を緩ますことはできない。
このCDの売りは、バート・シュニーマンによるバロック・オーボエとの絡みである。
このアイデアは、わたしの想像だが、数年前にジョン・ガリヤードの「パンとシュリンクス」を録音した事から派生したのではないかと思う。
ガリヤードは、ヘンデルの同時期の作曲家で、オーボエ奏者としても名高かった。ヘンデルの「テゼオ」には、彼にオーボエ・パートを演奏してもらうため、オーボエ・ソロがやたらと多い。
それが、ヨハネット・ゾマーの頭にこびりついていたのではないか。それで、閃いたのだ、オーボエとの共演でヘンデル・アリア集を出そう!と。(単なる想像。本人に訊けばよかったのに、井戸端会議で終わってしまった)

• Chi t’intende?    Berenice’s aria from ‘Berenice’
• Morirò    Medea’s aria from ‘Teseo’
• Concerto a quattro
• Lascia ch’io pianga    Almirena’s aria from ‘Rinaldo’
• Oboe concerto in G minor
• Ah! Spietato    Melissa’s aria from ‘Amadigi’
• Cantate fragment ‘Languia di bocca lusinghiera’
• Dolce riposo    Medea’s aria from ‘Teseo’
• Io sperai    Bellezza’s aria from ‘Il trionfo del Tempo’
• Scherza infida!    Ariodante’s aria from ‘Ariodante’
• Cantata ‘Mi palpita il cor’ - Adagio/Aria
• Introduzione from cantata ‘Delirio amoroso’
• Caro, vieni a me    Costanza’s aria from ‘Riccardo Primo’

タイトルに「愛と狂乱」とあるのは、選んだ曲の歌詞を読むかぎり、激しい内容なので納得できる。
しかし、オーボエという楽器には、どうも狂乱のイメージは合わない。ほのぼのと牧歌的雰囲気の音色だと思う。

「テゼオ」から、メディアのアリアが2曲収録されていて、オーボエとの絡みもあるから、これが目玉であろう。
しかし、ヨハネット・ゾマーのノン・ヴィヴラートの高音で歌われると、いかんせんドラマチックではないので、禍々しい毒婦の印象を与えない。頭に浮かぶのは、清らかな天使である。だから、かえって、この2曲が一番弱かった。あんまり音量を大きくして聴くと、キンキン響いて不快になるほど。
それよりも、カンタータや「アマディージ」のメリッサのアリア、「リチャード1世」からコスタンツァのアリアのほうが、役柄に無理がないから、ずっと自然で、聴いていて違和感がない。

それから、「リナルド」から、お決まりの「わたしを泣かせてください」。
いつも不思議に思うのだが、女性歌手のヘンデル・アリア集では、これが漏れていることがない。
必ず収録すべし、とでもいう不文律でもあるのだろうか。
よよ、と泣き崩れる、か弱き深窓のお姫様の歌声、という感じで、バルトリ姐とか、マレーナ様とか、サラ様とか、その他の歌手による怨念あふれる嘆きとは、異なるアプローチである。

それから、「アリオダンテ」から、「不実な女よ」。
これも、超有名曲だから入れるべし、とプロデューサーが言い出したからか?
ゾマーのようなストレートに純粋古楽系のソプラノで歌われると、恋人の不実をなじる男の強さも嘆きも感じられない。きれい、きれいに終始した悲嘆調なので、まるで我が子を失った母親の歌のように聴こえるのだ。

c0188818_2058566.jpg


「愛と狂乱」というタイトルに惑わされると、がっかりするかもしれないが、ゾマーの声でヘンデルが聴けたので、許そう。
[PR]
by didoregina | 2010-02-03 13:03 | CD | Comments(10)


コンサート、オペラ、映画、着物、ヴァカンスなど非日常の悦しみをつづります。


by didoregina

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

プロフィール

名前:レイネ
別名: didoregina
性別:女性
モットー:Carpe diem

オランダ在住ですが、国境を越えてベルギー、ドイツのオペラやコンサートにも。
ハレのおでかけには着物、を実践しています。
音楽、美術、映画を源泉に、美の感動を言葉にしていきます。


最新のコメント

Vermeerさま、多分..
by レイネ at 01:38
トマスのソロ・コンサート..
by Vemeer at 01:25
Vermeerさま、この..
by レイネ at 20:56
詳細なレポート、楽しく拝..
by Vermeer at 18:02
ロンドンの椿姫さま、それ..
by レイネ at 17:03
大満足のマスタークラスで..
by ロンドンの椿姫 at 23:41
鍵コメさま、ヴェロニカ・..
by didoregina at 18:57
Mevrouwさま、北海..
by レイネ at 18:46
レイネ様も怒涛の更新で、..
by Mevrouw at 23:33
Mevrouwさま、サー..
by レイネ at 22:10
Mevrouwさま、夏の..
by レイネ at 22:05
新作オペラに挑むのは本当..
by Mevrouw at 20:56
クロアチア~ベネチアを自..
by Mevrouw at 20:27
Mevrouwさま、ご高..
by レイネ at 20:19
ようやく一息つける日なの..
by Mevrouw at 19:57
Mevrouwさま、癒し..
by レイネ at 16:49
このところネットからも音..
by Mevrouw at 16:37
斑猫さま、もうすでにパリ..
by レイネ at 16:57
ロンドンの椿姫さま、まさ..
by レイネ at 16:54
こんにちは CT研究会..
by 斑猫 at 00:16

以前の記事

2016年 11月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 06月
2015年 04月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月

タグ

最新のトラックバック

究極の愛を描いたワーグナ..
from dezire_photo &..
バッハが人類に残したメッ..
from dezire_photo &..
バッハが『ロ短調ミサ曲』..
from dezire_photo &..
ルター派のプロテスタント..
from dezire_photo &..
ダンテの『神曲』 ”地獄..
from dezire_photo &..
ポン=タヴァン派、総合主..
from dezire_photo &..
倉冨亮太さんの繊細な美し..
from dezire_photo &..
ダイナミックで刺激的な多..
from dezire_photo &..
贅沢と快楽に生きる娼婦な..
from dezire_photo &..
バッハとヘンデルの音楽性..
from dezire_photo &..

カテゴリ

全体
バロック
映画
オペラ実演
オペラ映像
オペラ コンサート形式
着物
セイリング
コンサート
美術
帽子
マレーナ・エルンマン
イエスティン・デイヴィス
クイーン
CD
20世紀の音楽
旅行
料理
彫金
ビール醸造所
ベルギー・ビール
ハイ・ティー
サイクリング
ダンス
ハイキング
バッグ
教会建築
カウンターテナー
演劇
未分類

検索

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

音楽
映画

画像一覧