2014年も若手カウンターテナーが大活躍!

2014年のコンサートおよびオペラは、基本的にカウンターテナー出演のものに食指が動いた
ので、若手CTの旬の声を生で聴く機会に恵まれた一年だった。だが、行ったものすべてを
ブログ記事にしたわけではないので、漏れていたものをここにまとめて、今年のCTの活躍を
振り返ってみよう。

ブログにレビューを書いたが、1月18日のドルトムントでのカルダーラの『惑星の調和』コン
サート形式には、CTはフランコ・ファジョーリカルロス・メナのみの出演となりクリストフ・
デュモー
の歌唱が聴けなかったことが大変な心残りというか痛手であった。結局、
今年は一度も彼の歌唱の実演に接することができなかった。来年2月の『タメルラーノ』まで
待たねばならない。

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5月4日にケルンでコンサート形式の『タメルラーノ』を聴きに行った。CTは題名役のシャビエ・
サバタ
マックス・エマニュエル・ツェンチッチが出演。
Musikalische Leitung Maxim Emelyanichev
Tamerlano Xavier Sabata
Bajazet Daniel Behle
Asteria Sophie Karthäuser
Andronico Max Emanuel Cencic
Irene Ruxandra Donose
Leone Pavel Kudinov
Orchester Il Pomo d'oro

このオペラはコンサート形式だったためか、どうもあまり印象に残らなかった。なぜか、
この日の指揮者は非常に若いのに、オケのポモ・ドーロから若々しさや躍動感が引き出せず、
全体的にのっぺりとした演奏で退屈してしまうのだった。オペラそのものも地味で魅力が乏
しいこともあり、好きなCTが出演しているというのに、聴きながらついうとうとしてしまう
こともしばしばあり、レビューを書きたくなるほどの感動につながらないのだった。
なぜだろう、と今でも腑に落ちないほどだ。

4月の復活祭の前に1日おきに『マタイ』と『ヨハネ』受難曲をそれぞれ聴くことができ、
若手イギリス人CTであるイエステイン・デイヴィスティム・ミードをバッハで聴き比べる
という贅沢に浸れた。共にイギリスの教会系CTであるから、バッハとの相性は抜群だ。

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バッハといえば、なぜかレビューを書かなかったのだが6月24日のウィグモア・ホールでの
イエスティン君のコンサートも、バッハがメインだった。
Cantatas for the Soul

J Christoph Bach
Ach dass ich wassers gnug hätte

JS Bach
Brandenburg Concerto no 6
BWV 54 Wiederstehe doch der Sunde
Violin Concerto in A Minor
BWV 170 Vergnügte Ruh, Beliebte Seelenlust

The Dunedin Consort
Iestyn Davies - Countertenor
Cecilia Bernardini - Violin

今年はイエスティン君のヨーロッパとイギリスでのコンサートとオペラはほとんど制覇した
と言ってもよいほどだが、このウィグモアでのコンサートは当初予定に入れてなかった。
チケットはすぐに売り切れになってしまい、リターンを狙っていたのだがいい席はなかなか出
てこず、少なからず諦めていた。
ところが、直前になって友人の友人が出張のため行けなくなり、棚ぼた式に最前列中央の席が
手に入った。
ヨハン・クリスチャン・バッハのこのラメントは、コジェナーのCDをよく聴いたものだが、
CTによって歌われると、哀しみよりは、じりじりと身を焦がすかのような渇望が甘美な官能
の響きに聴こえるのである。しかも、イエスティン君のストレートでしみじみとした歌唱に
よってそのほてりのような感覚が聴きながら体にすっと入り込み、哀しみと裏表の諦めに近い
ようなマゾヒスティックなイメージすら湧いてくる。こういうところにCTの歌唱の真価が現れ
るのであろう、この最初の一曲で打ちのめされてしまった。

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9月1日にはユトレヒト古楽祭のコンサートを二つ梯子したのだが、まず、ピータース教会で、
Cinquecentoというウィーンのアンサンブルによる6声のポリフォニー・コンサート。
16世紀にウィーンの宮廷で活躍したリエージュ出身の作曲家によるものという渋い内容だ。
'Jean Guyot de Chatelet & Philippe Schoendorff'

Terry Wey, coutertenor
Franz Vitzthum, countertenor
Tore Tom Denys, tenor
Achim Schulz, tenor
Tim Scott Whiteley, bariton
Ulfried Staber, bas

グレゴリオ聖歌とリエージュ出身の二人の作曲家による作品が交互にア・カペラで歌われる。
お目当ては、若手CTのテリー・ウェイ君である。彼は、昨年のデュッセルドルフでの『セルセ』
で、ヴァラー・サバドゥス君と組んで弟役を歌ったのだが、この二人はほぼ同年代でCTでも
メゾとアルトと声質的に異なるのだが声の親和性は抜群である。
今回、テリー君は渋いポリフォニーのコンサートで、教会系らしいすがすがしさとふくよかな
温かみのあるアルトの歌声を聴かせてくれた。

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9月14日には、デン・ハーグのアントン・フィリップス・ホールでのフィリップ・ジャルス
キー
とナタリー・シュトゥッツマンのコンサートに行った。
Ensemble 55
Philippe Jaroussky en Nathalie Stutzmann

Antonio Vivaldi (1678 – 1741)
Concert voor strijkers in g (RV 157)
Uit: OLIMPIADE Aria Lo seguirai felice [PJ]
Adagio uit Concert voor strijkers in C (RV 109)
Uit: IL GIUSTINO Aria Vedro con mio diletto [NS]
Uit: FARNACE Aria Gelido in ogni vena [PJ]
Allegro multo uit Concert voor strijkers in C (RV 109)
Uit: OLIMPIADE Aria Gemo in un punto [NS]
Uit: OLIMPIADE Duet Nel giorni tuoi felici [Megacle PJ / Aristea NS]

Georg Friedrich Händel (1685 – 1759)
Uit: SERSE Ouverture
Uit: RODELINDA Aria Se fiera belva ha cinto [NS]
Uit: SERSE Sinfonia uit Acte III
Uit: RADAMISTO Aria Qual nave smarrita [PJ]
Adagio uit Sinfonia voor strijkers (HWV 338)
Uit: ARIODANTE Aria Scherza infida [NS]
Largo uit Concerto Grosso, opus 3 nr. 2 (HWV 313)
Uit: ORLANDO, Sinfonia uit Acte III
Uit: SERSE Aria Crude furie [PJ]
Uit: AMADIGI Ballet voor herders en herderinnen uit Acte III
Uit: ATALANTA duet Caro/ Cara [Atalanta PJ / Meleagro NS]

前半はヴィヴァルディ、後半はヘンデルというわかりやすい構成のプログラムで、器楽曲では
アンサンブル55を指揮しながらアルトのシュトゥッツマンと、メゾというより誰とも比較でき
ない独特の声の持ち主であるジャルスキーとが、ほぼ交互に歌うのだが、デュエットでの二人の
声の相性も素晴らしい。
PJの生の歌声は何度か聴いているので、この日はナタリー姐の歌唱を聴くのを楽しみにしていた。
ほれぼれとするほど深みのある声と噛めば噛むほど味わいのある歌唱とで、姐は期待以上だった。
PJの人気はオランダでも高いから、会場は熱気に溢れ、アンコールも3、4曲に及んだらしい。
(電車の時間の都合があるためアンコール一曲だけで会場を出てしまった。)
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12月16日には、風邪で咳が止まらなくなったMevさんの代りにコンセルトヘボウでのトン・
コープマン指揮アムステルダム・バロック・オーケストラによるバッハ『クリスマス・オラト
リオ』コンサートに行った。座席は平土間4列目中央である。
Amsterdam Baroque Orchestra & Choir
Ton Koopman (dirigent)
Yetzabel Fernandez (sopraan)
Maarten Engeltjes (countertenor)
Tilman Lichdi (tenor)
Klaus Mertens (bas)

J.S. Bach - Eerste cantate: Am ersten heiligen Weihnachtsfeiertage (uit 'Weihnachtsoratorium', BWV 248)
J.S. Bach - Tweede cantate: Am zweiten heiligen Weihnachtsfeiertage (uit 'Weihnachtsoratorium', BWV 248)
J.S. Bach - Derde cantate: Am dritten heiligen Weihnachtsfeiertage (uit 'Weihnachtsoratorium', BWV 248)
J.S. Bach - Vierde cantate: Aufs Fest der Beschneidung Christi (uit 'Weihnachtsoratorium', BWV 248)

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ソリストでは、CTのマールテン・エンゲルチュスとソプラノのイェザベル・フェルナンデス
に注目して臨んだ。
エンゲルチュスはオランダ人CTであるが、やはり教会系と呼ぶにふさわしい声と歌唱なので
バッハは安心して聴くことができる。ちょっと収まりすぎていて物足りないと感じるほどだ。
ところが、イェザベルの方は、かなりラテン的な骨太さのある声の持ち主で、イギリス系教会系
ソプラノの歌唱に耳が慣れていると、彼女の歌うバッハには最初戸惑ってしまった。しかし、
今回のソリスト全体のバランスから言うとそれは悪いチョイスではなく、ソプラノがあまり
活躍する曲ではないからかえって時折ピリッと隠し味が効いているのであった。
トン様の指揮は、オルガンでガンガンと通奏を弾きながらもしくは体全体でオケとコーラスを
率いていくのだが、どうもコーラスもオケもそれに応えるほどの迫力を伴わないのだった。
特に残念だったのがコーラスの薄っぺらさで、あまりにぼやけすぎていてつまらない。これは、
もしかしたら教会でのコンサートの音響を念頭に入れた人員構成のせいなのか、それとも座席が
ステージに近すぎたため、頭上をコーラスの声が通り過ぎて行ったのか。
祝祭的音楽だから、元来太鼓やトランペットやホルンなど華々しく活躍する曲なのに、それら
は非常にストイックかつ控えめなのも意外だった。あまりにトランペットを高らかに鳴らし
すぎたらそれはクリシェっぽくなってしまうが、主キリストの誕生を寿ぐめでたい曲なのだから
もう少しガンガン太鼓も響かせたらよかったのにと思った。
ABOによる受難曲演奏を非常にプロテスタント的だと評したパリ在住の知人がいるが、今回、
それがよく納得できた。それはそれで衒いがなくピュアで潔くよろしいので、純然たる好みの
問題である。

こうして、コンサートもCTメインに明け暮れた1年が終わろうとしている。来年もこの調子で
邁進したいと思っている。
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by didoregina | 2014-12-28 01:04 | カウンターテナー | Comments(6)
Commented by ロンドンの椿姫 at 2014-12-28 05:25 x
テリー・ウェイは来年4月2日にウィグモア・ホールに出ますよ。私はすでにフレンズ予約申し込み済み。
Commented by レイネ at 2014-12-28 05:43 x
ロンドンの椿姫さま、テリー君ウィグモア・デビューというニュースを先週知って、彼のサイトを見たらシュッツ、J.C.バッハにブクステフーデというなかなか意欲的なプログラムなんですよね!イエスティン君が6月にウィグモアで歌ったバッハ息子の曲も入ってるし、楽しみですね。
Commented by M. F. at 2014-12-29 01:54 x
エンゲルチュスはベネルクスではわりと聴く機会が多い様に思いますけれど、確かに小さく収まるというか、そこにだけ注目すると満足とも言えないですね.CTがベルカントのスターとして脚光を浴びる以前の歌手という感じかも.私は、今年はもしかしてナタリー・ドゥッセーとのデュオ・コンサートでのデュモーしかCTを聴いていないかも….モネは予算不足でバロックを切るそうですから、アルチーナとタメルラーノ行った方が後悔しないかなとか考えています(もし行くなら、パリのブーレーズにシュトゥットガルトのイエヌーファと組み合わせるつもり).
Commented by レイネ at 2014-12-29 03:22 x
M.F. さま、来年早々『ニオベ』コンサート・ツアーにエンゲルチュスが参加(テリー君の代わり)します。PJとカリーナ姐と共演よ。
うううう、ドゥセとデュモー選手のチェーザレ・コンサートに行かれたとはうらやましい。モネの来季バロック・オペラ上演凍結問題なんですが、昨年ブログ記事にした選手の今後の予定「ウィーンとブリュッセルで『ポッペア』のオットーネ」って言ってたのを昨日思い出して、あちゃ~、こりゃ痛い!と今頃骨身に沁みてます。モンテヴェルディ3作オペラ上演予定だったのがお流れってことなので。。。。バロックオペラ大好きという大口のスポンサーかパトロン救世主が現れてくれることを望みます。
Commented by M. F. at 2014-12-29 05:05 x
モンテヴェルディ3本は、当初計画では新制作なんですよね?個人的には、ヤーコプスの指揮はバロック・古典派以降問わず余り感心した事がないのでまあ無くなってもいいやという感じなんですが、追っかけの歌手が出演予定だと痛いですね.

それにしても、今までは独自性でポジションを築く事が生き残りに繋がるとばかり思っていたんですが、実際にはその逆で、予算が減ると通り一遍のもの以外の独自性ある部分があっさり切られて終わる事が近年広範に検証されていて何というか….SWR響、ベルギーのバロックに現代舞踊、レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル….
Commented by レイネ at 2014-12-29 07:11 x
M.F. さま、『ポッペア』は来季アン・デア・ウィーン劇場でも上演予定で、そちらはスピノジ指揮のようです。もし、デュモー選手がオットーネ役で出演なら飛んでいきます。(TAWの来季プログラム正式発表が待たれます。)
『アルチーナ』と『タメルラーノ』鑑賞にいらっしゃるのであれば、ベルギー・ビール・オフ会も実現できるかもしれませんね。

結局、某国立歌劇場みたいに当たり障りのないような大衆路線演目に、とんがってるのが取り柄のモネも収斂されていくってことでしょうか。資金問題で切り捨てられちゃうバロック・オペラって本当にニッチなんだなあ、と改めて納得(いかないけど)。


コンサート、オペラ、映画、着物、ヴァカンスなど非日常の悦しみをつづります。


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プロフィール

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別名: didoregina
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モットー:Carpe diem

オランダ在住ですが、国境を越えてベルギー、ドイツのオペラやコンサートにも。
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音楽、美術、映画を源泉に、美の感動を言葉にしていきます。


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