ブリュッセル雪中遠征記 その1

エファ=マリア・ウェストブルックがタイトル・ロールのプッチーニ『マノン・レスコー』鑑賞の
ためにブリュッセルに遠征した。
遠征というほどの距離ではないのだが、平日夜のオペラ鑑賞となると帰りの足が不便なので
1泊することにした。オペラ鑑賞のためだけにブリュッセルに泊まるのは初めてだ。(先月の
ケルン1泊も同様。いずれの都市も家から100kmちょっとなので、天候や時間が許せば
日帰り圏内。)

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           泊まった部屋から見えるモネ劇場

ブリュッセルでのオペラ観劇はいつもマチネ狙いで、日曜日に電車で行く。オペラ終演は
どうしても遅くなるから、平日夜だと帰りの電車がなくなるし、終わってから車を運転して帰るの
は冬だと特に億劫である。
しかし、マチネ公演の『マノン・レスコー』はBキャストで、ウェストブルックは出演しない。
どうすべきか大変悩んだが、思わぬ運が巡ってきた。主人が珍しく一週間の海外出張すること
になったのだ。ウィーンやストックホルムへの遠征も全て主人が留守の時に行っている。これで
ブリュッセルにも大手を振って遠征できる。

泊まるところを確保しなくては。なるべく歌劇場に近いホテルを探したが、平日はいずれも高めの
値段設定である。
丁度お誂え向けのアパートメントが格好の値段で見つかった。40平方メートルで1泊85ユーロは
うれしい。1人では広すぎるから、義妹を誘った。

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        窓辺のコーナー。リビング・ダイニングにはこういう窓が2つ。
        寝室は別にあり、通りに面した窓は全部で3つ。

アパートメントの場所はこれ以上は望めないほどの位置にあり、モネ劇場の斜め前。広場を突っ切
るだけである。
その日の最高気温はマイナス10度くらいであったから、これは非常に有り難い。
そして新しくて広々した部屋!家具やキッチンは機器から小物まで全て、家具付き賃貸アパートや
貸し別荘にはお約束のイケア製だが、のんびりくつろげる。

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       ダイニング・テーブル。左手奥が玄関とトイレ、浴室。
       右手奥がキッチン。テーブルの左壁側にTVセット、
       右側にソファーとサロン・テーブルが置かれている。

アパートなので自炊することが基本になっていて朝食は付かないが、近くにはカフェやレストランが
沢山あるし、スーパーもほぼ並びにあるから朝食の材料は簡単に揃えられる。
キッチン設備は貸し別荘並みに整っていて、鍋釜・食器・カトラリー類はもちろんのこと、冷蔵庫、
冷凍庫、オーブン・電子レンジ、食器洗い機、トースター、コーヒー・メーカー、電気ケトル、
電磁調理器が完備されている。電気掃除機も置いてあるし、浴室にはドライヤーもあった。
シーツ、タオル、トイレットペーパー、布巾、液体食器洗剤、スポンジ、食器洗い機用の固形洗剤
も揃っていて、ホテル宿泊と同様の荷物で大丈夫だ。(ただし、石鹸やシャンプーは置いてない。)

荷物を解いてから、外に飛び出したが、厳しい寒さと風で10分も歩くと凍えそうになる。

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         近くのホテル・メトロポールのカフェに飛び込んでお茶。

義妹は、4月のウィーン遠征にも参加することになったので、今回は二人で事前演習である。
ウィーンっぽい重厚なインテリアのカフェに入ってみた。

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         インテリアはキンキラでゴージャス、飲み物の値段はめちゃ高だが、
         味はひどかった。ショコラ・ショーは、出来合いのショコメルを蒸気で
         暖めただけの薄いヤツで、カップも小さい。それが3ユーロ90セント。
         ギャルソンの数はやたらと多くて、皆愛想がとてもいい。ほとんど、
         1つのテーブルに1人くらい付いてる感じ。それで値段が高くなってる。

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         座った椅子の後ろにある柱に飾ってあったカルーソの写真とサインと似顔絵。


ブリュセル遠征が近づくと、このところ雪と寒さのためオランダ鉄道は連日間引き運転していて、
毎日「電車はなるべくご利用なさらぬよう」との案内メールが届いたので、ベルギー鉄道の方はどう
なってるだろうか、と不安になった。

ベルギー鉄道10回乗り放題回数券(76ユーロで1年有効)を買ってある。乗る前に日付と乗車駅と
降車駅を自分で記入するという自己申告制である。それで、ベルギー国内ならどこからどこまででも
片道7ユーロ60セントというわけだ。(複数人数での同時利用も可能)

家から近いベルギーの駅はヴィセで、駅の横に大きな駐車場があってしかもタダ。高速に乗れば
すぐで、15分くらいだ。マーストリヒト中央駅へは町中を通るので渋滞の時間だと下手すると車で
30分もかかったりするし、駅付近に駐車したら1時間で3ユーロ近く取られる。ベルギーの方が
ずっと有利である。

ただし、ブリュッセルに1泊するから、車を外に1晩置くのは気にかかる。盗難と凍結が心配だ。
ドアが凍って開かなかったり、エンジンがかからなくなったら困る。それで、ヴィセとマーストリヒト
中央駅の中間にある無人駅(歩いて15分と至近)から出発することにした。まだオランダ国内
にある駅なので、ベルギーのヴィセまでの切符を買わないといけない。
これが、思った以上に大変なのだった。

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        リエージュ駅は近年カラトラバ設計でリニューアルされた。
        駅構内のグラン・カフェもオシャレに変身。

ヴィセまでの乗車時間は11分と、オランダ鉄道のサイトからは時刻表の検索はできるのに、
ベルギー国鉄管轄の国際線なので料金が出てこない。オランダ鉄道の国際路線のサイトへ
飛ぶようにと張ってあるリンク先で料金を検索すると、なんと50ユーロと出てきた。
しかも、マーストリヒト中央駅、ブレダ、ローゼンダール経由で国境を越え、アントワープ、
ブリュッセルまで出てリエージュに向かい、そこからヴィセへという人をバカにした経路だ。
乗ってる時間は6時間。
11分で行けるところへ大回りして行けと。

(年頭から運行予定だったオランダとベルギーの首都を結ぶ超高速特級Fyraは、テクニカル・
プロブレムが露見されて、全面的に運行取りやめになったから、現行の普通特級ICかフランス
の新幹線タリスを利用するほかない。1月以前のFyraの運行時刻表を元に予定を立ててブリュッ
セル・アムステルダム間を移動しようと思っている人は、プラン見直し・変更をされるよう、この場で
注意を喚起したい)

次にベルギー国鉄のサイトで料金を探すと、特別マーストリヒト路線という項目が出てきた。
さくさく検索すると、片道2ユーロ90セントで、往復5ユーロ80セントだ。オンラインで買おう。
記入する内容は、氏名、住所、メールアドレスとクレジット・カードの種類だけだが、購入ボタンを
押すと、なぜかエラー表示が出て先に進めない。
仕方がないから、駅まで行って自販機で切符を買った。片道3ユーロ60セント、往復7ユーロ
20セントとオンラインよりも割高である。
電車に乗ると、国境駅間分の切符を車掌から直に買っている人が多い。いくらなんだろうか。
次回試してみよう。

当日、心配した電車の遅れは全くなくて、リエージュでの乗り換えもスムーズに出来、予定通り
午後2時にブリュッセルに到着し、安堵に胸をなでおろしたのだった。
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by didoregina | 2013-01-26 13:52 | 旅行 | Comments(20)
Commented by bonnjour at 2013-01-27 00:10
立地条件最上のそのアパートメント、1泊85ユーロって信じられない良心料金ですね。そして、遠征の交通費を細かく計算して比較するところがオランダ的(?)でいいです。私も遠征の交通ルートで複数の候補があるときにはexcelで明細を作って(エールフランス便なら荷物は無料だけどeasyjetだと別料金とか、列車なら市内にダイレクトで入れるけど空路だと空港バスが割高だとか)トータルの料金を出した上で所要時間も考慮して選ぶので、ナカマーです。
Commented by レイネ at 2013-01-27 01:19 x
bonnjourさま、モネ目当てならこのアパートメントは超お勧めです!ホテルの部屋より断然広いし、リッチで鷹揚な気分になれます。長期滞在割引とかもありそうだからオペラ出演者も利用してるんじゃないかと、窓辺に座って出入りをチェックしようかとも思いました。でも、初日だったので終演後パーティーがあって誰もすぐには帰りそうもないので止めました。

>遠征の交通費を細かく計算して比較するところがオランダ的(?)

そりゃもう身に染み込んでますよ、値段の細かい徹底比較の習慣は。bonnjourさんもおナカマーとは、うれしいわ。
Commented by hbrmrs at 2013-01-28 21:35 x
マイナス10度ですか??ひええ、心配になってきたなあ。ブリュッセルからアムスに電車で移動する予定ですけど、大丈夫かなあ。飛行機も心配だなあ・・・。

マノン・レスコーいかがでしたか?鑑賞記楽しみにしています。
でもネタバレには注意しないと(笑)。
Commented by レイネ at 2013-01-29 05:25 x
hbrmrsさま、気温は昨日から急激に上がり、もう氷点下ではありません。雪も全部融けたし、少なくとも1週間は暖かさが続きそうですから、飛行機は大丈夫でしょう。
ただし、ブリュッセル~アムステルダム間の高速特急FYRAは、安全面で問題がありすぎて全面運行中止になったまま、再開のめどは全く立っていません。この数日、両国間政府の最大の懸案事項なのでニュースを追ってます。くれぐれも移動には時間の余裕を十分みてください。通常のICでの移動になると途中何度か乗換えが必要ですし。
『マノン・レスコー』はネタバレなしでレポしますので、実演お楽しみに!
Commented by Mev at 2013-01-30 04:54 x
冷え込んでいるときだし、雪もあって電車はほんとに心配だったでしょう?
無事に移動できて本当によかったですね!
泊まったアパートメントもいい物件で、ラッキーでしたね!
Fyraは興味あって乗りたいと思っていたらすぐ動かなくなっちゃって、これだから「Aldi trein」は困るなんて言われてるし。(アルディに対して失礼じゃないですかね?)イタリアから機械モノを買っちゃいかんですね。フィアットのクルマはは別として。
というわけで、もし私がモネ詣でをするとしたらふつーのインターシティですね、きっと。
Commented by レイネ at 2013-01-30 05:39 x
Mevさま、雪で電車の運行にはひやひやさせられました。

イタリアの機械ものには家でも散々悩まされてます、はい。まず、暖房と温水のボイラーが最初の15年間イタリア製だったので、毎冬寒い時期に必ずストップして。そして、キッチン機器は全て見た目で選んだSMEG製なんですが、食器洗い機が昨年の大晦日に動かなくなりました。さんざん騒いでいじくってるうちに、いつの間にかひとりでに直って復活しましたが、いずれの機器もセンサーが妙に高度にセンシティブすぎて、ちょっとしたことに反応して安全装置が働いてしまうのです。Fyraもねえ、予算ケチった結果がこうなるとはなんともオランダらしくてしまりませんね。
Commented by alice at 2013-01-30 15:15 x
雪の日の移動の大変さは身に染みておりますので、はらはらしましたが、順調に動かれて良かったですね。
モネ劇場の近くのアパートに私も泊まったことがありますが、それ以上に至近距離でしかも安いので、さすがに宿選びも上手と感心しました。
雪の日の着物は札幌の場合滑って転びそうなので、出番が少なくなりました。
Commented by レイネ at 2013-01-30 16:28 x
aliceさま、たまに大雪(といっても、この3,4年は毎年だし、積雪といっても10センチ未満)になると、オランダもベルギーも慣れてないので交通網が乱れてヤキモキ。でも、冬の寒い時期に特に見たいものがあるんですよね。。。
モネ劇場近くのアパートに関しては、貴ブログの過去記事も参考にさせていただきました。
劇場前広場はきれいに除雪されていて、肩透かし。これならちゃんとした草履でも大丈夫でした。
Commented at 2013-02-06 16:44 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by didoregina at 2013-02-06 17:16
鍵コメさま、ユリアちゃん@モネ劇場、楽しみですね!
わたしが泊まったこのアパートメントホテルは、The Opera Residence で、AtartmentAparteの経営です。後者オフィスまで鍵を取りに行くのですが、2ブロックしか離れてないし、チェックアウト時は鍵はアパートのテーブルの上に置いたままでOKで返しに行く必要なし。
後者は市内に色々アパートメント・ホテルを経営していて、もっと安いのもあったのですが場所が選べないのが不安で、とにかく劇場至近距離ということでちょっと高めでしたが前者を選びました。予約サイトでの評や点も高かったし、満足できました。
Commented by M. F. at 2013-02-14 03:42 x
初めまして.短い期間ながらベルギー在住、またオペラ好きという事で、度々貴blogに辿り着き拝見しているので、ご挨拶させていただきます.

Fyraは年明けに浜辺のアインシュタインを観に行った折に使ったのですが、まさかあれが貴重な体験になるとは思いもよりませんでした.折角Thalysより安価かつ迅速快適な移動手段ができたと喜んだのに、今やアムステルダム~ブリュッセル直通ICが廃止されローゼンダールで乗り継がないといけなくなったので却って不便.切符の手配の事など(私は反対方向ですが)個人的にも覚えがあり、思わず頷いてしまいました.
Commented by レイネ at 2013-02-14 16:06 x
M.F.さま、ようこそ、いらっしゃいませ。ベルギー在住でオペラがお好きなら、モネの常連でいらっしゃることでしょうね。

>折角Thalysより安価かつ迅速快適な移動手段ができたと喜んだのに、今やアムステルダム~ブリュッセル直通ICが廃止されローゼンダールで乗り継がないといけなくなったので却って不便.

本当に残念ですよね。アムス~ブリュセル直通ICがないのは旅行者にとって不便の極みだと思います。デン・ハーグ~ブリュッセルなら直通があるけど。
それから、国際列車の切符購入や時刻表の検索など、双方の国の鉄道サイトは不備ばかりで、全くあきれるばかりです。

また、オペラのご感想などお聞かせくださいね。
Commented by お散歩犬 at 2013-02-15 06:18 x
ツボを押さえたアパートメントホテルの追加情報、大変参考になりました、ありがとうございます。
カウンターテナー・ルネッサンスの記事にあった”時と悟りの勝利”パリ公演を聴いてきました。噂に聞くばかりで、なかなか聴く機会のなかったレジネーヴァ、堪能しました。今シーズンは6月にもう一度TCEで、ロジーナを歌う予定で、これもまあ楽しみです。
11月のバルセロナのアグリッピーナの顔ぶれ、豪華ですねぇ。パリでは5月に2日続きで別々の劇場でこの演目の公演があって、ごひいきのAnn Hallenbergも出るとはいえ、スペインではマレーナ様にサラ様!遠征したいですねぇ。
マレーナ様といえば、4月のアン・デア・ウィーン、どうせなら違う演目・役柄でみたいかなぁと思い、ためらってましたが、滞在日程にも合うことだし手配してしまいました。前にディドナートとかで聴いた気がするのですが、やっぱりズボン役のマレーナ様を見たいというか聴きたいというか…
Commented by レイネ at 2013-02-15 16:19 x
お散歩犬さま、おお、『時と悟りの勝利』@TCEで、ナマのユリアちゃん聴かれたんですね!わたしのデュモー選手はいかがでした?ああ、今晩、ケルン公演。。。ユリアちゃんのレジーナは、若さでストリートな喉のコロラチューラを披露するんでしょうね。

>11月のバルセロナのアグリッピーナの顔ぶれ、豪華ですねぇ。
2年前マレーナ様から直接聞いた情報では、ダニエルちゃんは確定。デビッド・ダニエルス出演という噂とB.メータも出るんだっけか。ただし、サラ様アグリッピーナに関しては、昨年8月の時点でマレーナ様やファン・クラブ会長も知らないようでした。だから、サラ様出演は、3年前のスケジュール記事を元にした推測の域を出ないんです。
アン・ヘレンベリとハマーストレームの『アグリッピーナ』は、昨年アントワープでもあったのに、行きそびれてしまって。。。

4月の『ベアトリスとベネディクト』@ウィーンにもいらっしゃるのね。カスパー・ホルテン演出だから期待しましょう。
ネローネ以外で確定のマレーナ様のズボン役は2014年にバルトリ姐主演の『アルチーナ』@チューリッヒでルッジェーロです!
Commented by お散歩犬 at 2013-02-16 04:17 x
そうそう、デュモー選手のこと書き忘れました。とてもよかったですよ。近年存在感がどんどんましてきている感じですね。
数年前に、クリスティー指揮でバルトリなどが出たG.チェーザレがあったのですが、そのときの彼、コンサート形式なのにトロメオが刺されるときの倒れ方の派手だったこと、競演のAnna Bonitatibusが本当に
びっくりして目をまん丸くしていたのが印象的でした。オペラより大きな音を立てて倒れていたかも、3日間その調子だったので痛くないのかなと心配になるくらいでした。
この時のチェーザレ、若干腹ぺこ気味にも聞こえたショル兄でしたが、
デュモーも確かそろそろチェーザレを歌い出していますよね。

バルトリ、マレーナ様@チューリヒですか、いいですね!ただあそこは、HTL等滞在費がネックかなぁ…つい食事の楽しい国へなびいてしまう傾向が…でもバルトリをオペラで見たいと思えば、チューリヒかウィーンとかになりますものねぇ…フム…
Commented by M. F. at 2013-02-16 05:02 x
偏食の激しい人間なので、モネ劇場の演目は「サボって」しまったものも多いのです.

お散歩犬さまの触れられているアル・アイレ&ハレンベリのアグリッピーナは、5月13日にブリュッセル公演もありますね.でも平日20時開演の演奏会形式ですし、という事はカットも多そうですが.フラームス・オペラの方(珍しくゲントだけでした)は彼女の題名役に惹かれて聴きに行ったけれど、全体的にはやはり満足には至りませんでした.
Commented by レイネ at 2013-02-18 03:20 x
お散歩犬さま、デュモー選手は、METでのトロメオがHDで全世界の劇場配信されて大ブレーク、一躍メジャーになりそうな予感がします。でも、わたしのデュモーでいてほしいんです。

>オペラより大きな音を立てて倒れていたかも、3日間その調子だったので痛くないのかなと心配になるくらいでした。

フラームス・オペラでのジャゾーネでも、かなり高い所から飛び降りたり、せりあがったベッド上で複数の手でなでなでされるシーンで肘が開き戸に挟まれても熱演してました。去年のザルツブルクでもベッドを鞍馬みたいに軽々と飛び越えたり、「選手」と呼ばれる所以ですね。

チューリッヒにマレーナ様登場というのはうれしいけど、チケット自体が高いのに加えスイスでは滞在費・食費も高額。しかも美味しいものはほとんどないし、バルトリ人気でチケット争奪戦になるのは必至だし。。。
Commented by レイネ at 2013-02-18 03:28 x
M.F. さま、ブリュッセル在住だったら、年間アボネメントで全演目鑑賞したいとと思わせるのがモネ劇場です。

演奏会形式の『アグリッピーナ』にも、ちょっとだけそそられます。

>フラームス・オペラの方(珍しくゲントだけでした)は彼女の題名役に惹かれて聴きに行ったけれど、全体的にはやはり満足には至りませんでした.

そうでした、昨年のハレンベリのアグリッピーナは、アントワープでなくてゲントだけの上演だったのと日程的に都合が付かなくて諦めたんでした。演出が『ジャゾーネ』と同じ女流によるものだったので期待してたんですが、イマイチでしたか。
Commented by M. F. at 2013-02-19 08:27 x
この辺りは好みもあるかもしれませんね.ハレンベリはもちろん余裕で歌を仕切り、ハマーストレムも端正でしたが、M. Clementのドタバタは歌い慣れない歌手を、若干性格描写を平板化する方向に引っ張ってしまったように感じました.私はジャゾーネには間に合わなかったのですが、それも是非聴いてみたかったです(カヴァッリ自体、そう実演の機会がありませんので…).
Commented by レイネ at 2013-02-19 16:24 x
M.F.さま、クレマン女史も、視覚的に盛り沢山の舞台を作るタイプかもしれませんね。ドタバタにも秩序があればいいんですが。ハレンベリは、どちらかというと演技派ではないようだし。。。

>カヴァッリ自体、そう実演の機会がありませんので…
そうなんですよね。だから、マイナーなバロック・オペラの実演機会があれば逃さないようにしてます。数年前にモネでカヴァッリの『ラ・カリスト』を鑑賞しました。当時のヴェネツィアらしさが出ているコメディア・デッラルト風演出で楽しめました。


コンサート、オペラ、映画、着物、ヴァカンスなど非日常の悦しみをつづります。


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別名: didoregina
性別:女性
モットー:Carpe diem

オランダ在住ですが、国境を越えてベルギー、ドイツのオペラやコンサートにも。
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音楽、美術、映画を源泉に、美の感動を言葉にしていきます。


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