『アルタセルセ』@ケルン初日は、白白歌合戦の趣で白組の勝ち

カウンター・テナー・ファンの間では、今年一番の話題はなんと言ってもヴィンチの『アルタセルセ』
上演である。
なにしろ、当世随一の人気を誇る若手実力派CTが5人も出演するということはめったにない。
これを企画し実現にこぎつけたのは、マックス・エマニュエル・チェンチッチとそのパートナーである
ラング氏の手腕に負うところが大きい。

c0188818_5382323.jpg

     ケルン歌劇場は改修工事中のため、テント・ホールでの上演。

当初このプロダクションを共同推進していたケルン歌劇場が、今年に入って財政危機のごたごたが
続き、全ての演目の上演回数を減らすことになり、しかもとばっちりで『アルタセルセ』はコンサート
形式に変更になってしまったというのが、ファンにとっては晴天の霹靂で残念無念だった。
フランスのナンシー歌劇場を皮切りに、ウィーン、ローザンヌ、パリと公演が続き、最後がケルン
だった。
(結局、舞台形式の上演が行われたのはフランスのナンシー歌劇場のみ。昨日ラング氏に確認した
最新情報によると、『アルタセルセ』は2014年に再演され、3月のヴェルサイユでは舞台形式、
5月のアムステルダムではコンサート形式の上演が決定している。その他のヨーロッパの劇場とは
現在交渉中)

1年前から楽しみにしていたケルン遠征をsarahoctavianさんと共に行った。
しかし、泥縄式予習としてはCDを1,2度聴いただけで、もうすでにネット上に全編アップされている
ナンシーの舞台動画はさわりを観ただけで、予習とは言いがたい態度で臨んだのだった。

コンサート形式になったことで事前に残念に思っていたのは、CT歌手たちの女装やバロックなコス
チュームおよび化粧によるケレンミたっぷりのちょっと倒錯した耽美の世界を見ることが叶わない、と
いう点であった。
ところが、実際に行ってみると、コンサート形式であってもそれが全く不満に感じられない上質なエン
ターテインメントになっていて、客を飽きさせないショーマン精神に満ち溢れていた。

c0188818_5552641.jpg

        終演後のサイン会には、CT4人が並んだ。(座長チェンチッチは
        サイン会には多分病気のため欠席)

まず、ヴィンチのこのオペラは、コンサート形式にもとても向いているのだと確認できた。
バロック・オペラと言ってもいろいろあるが、ストーリーが明快で、登場人物の性格づけが比較的
単純かつ心理の葛藤が込み入っていないこのオペラには、器楽演奏とレチタティーボとアリアとが
ほとんど交互に現れ、しかも登場人物に割り当てられたアリアの長さや重要度もほぼ同等。
歌われる内容は、しんみりと悩みを吐露したり、怒り狂ったり、悪巧みだったり、勇気を奮ったり、
歓喜や哀しみくらいのヴァリエーションしかない。
そういう、絵に描いたようなバロック・オペラだから、常套手段がうまく使えるのだ。
すなわち、歌謡ショーの要領で、歌手が一人ずつもしくは二人ずつ登場して、大見得を切りつつ
歌っては引っ込むという繰り返しで、歌手は全員男性(CT5人にテノール1人)だから、ほとんど
白白歌合戦という趣になる。

c0188818_691371.jpg

       サバドゥス(左)は26歳、ファジョーリ(右)は30歳と若い。

歌謡ショーと同じような構成のコンサート形式だから、一曲歌い終わると歌手が引っ込む前に必ず
拍手およびブラボーの歓声が起こるという按配である。
舞台上演を行った歌手達ばかりだから皆暗譜しているし、動きに多少の演技も取り入れているから
コスチュームこそ私服だが、役に成りきっている。
そして、うれしいことに、上手くて絶好調の人が歌うと、次にはそれに他が引っ張られるような具合に
コンサート中にも歌手同士が互いに切磋琢磨して、多少コンディションが悪くてもどんどん歌唱の質が
高まっていき、全体的に尻上がりに盛り上がるのであった。
次々と入れ替わり舞台にCTたちが登場しては、見事な喉を披露するという、歌合戦そのものの
コンサート形式で、勝負は白組の勝ち!という結果に終わった途端スタンディング・オヴェーション。
拍手が鳴り止まず、最後の合唱をアンコールに歌ってくれた。

ファゾリス指揮コンチェルト・ケルンのオーケストラともCD録音からツアーまで行った、最後の締めく
くりがケルンでの公演であった。オケも歌手も長いことかけて作り上げたものがまとめあがり完成した
感じで最高の状態に近かったのではないか。演奏者も皆満足できたコンサートのようだった。

チェンチッチは、休憩中のラング氏の話ではどうやらまだ風邪が全快していないらしかったが、
それはほとんど聴衆には悟られなかったと思うくらいの意地を見せた。ちょっとヒステリックな女性役
を、演歌調に恨みを帯びた低音を響かせ聴かせた。高音は苦しかったのかもしれないが、全くそれは
表に出さなかったのがさすがだ。

c0188818_636297.jpg

         サイン会でのジャルスキー(私服もステージ衣装もなんだか似てる)

ジャルスキーはやっぱりいつでもジャルスキーというか、他のCTとは全く異なる声質でなるほど
唯一無二の存在感が光るのだが、どんな役でも独特の個性が勝るので、コンサート形式の場合、
彼が歌い演じる役柄が聴衆の頭には浮かんでこないで、ジャルスキーを聴いてるという思いが強く
なる。
だから、彼の場合、単なるコンサートでなくオペラの役柄を歌ってるんだと視覚的に理解させる
ようなエキセントリックなステージ衣装を着てもらいたかった。チェンチッチのように。
天使のようでありかつ全体的に声量およびエネルギーに満ちた声が素直で真摯なのだが、ちょっと
一本調子に押し捲ってるように感じた。
サイン会での彼は、とてもファンに優しく丁寧に対応していた。ファンには舞台でも舞台を下りても
誠意のありったけを見せる、という印象だ。

c0188818_654563.jpg

           最年少のサバドゥスは、期待の新人。

今回の5人のCT中、唯一今まで生の声を聴いたことがなかったのが、サバドゥス君である。
そして、今回初めて彼の歌唱に接して、すっかりファンになった。歌心や表現の幅の広さでは、
ファジョーリに近いものがあり、今後とてつもなく成長しそうな気がする。
彼の長所は、なんといってもすらりとした現代的なプロポーションと、派手で甘いマスクという、
舞台栄えするルックスである。しかも、指先や表情での演技が繊細で上手いのだ。細やかさという
点で典型的女形といえる。声もいいから、これからテクニックをもっと身に付けたら鬼に金棒である。


c0188818_732698.jpg

           今回一番の立役者ファジョーリ

とにかく、期待に背かない実力のファジョーリである。まこと、ファリネッリの再来と呼んでもいい
抜群の歌唱力と技術を身につけている
小柄だが舞台での存在感・求心力は凄まじく、ルックスが男性的なのに対して、声は女性的でメゾ・
ソプラノそのものの自由自在にコントロールが利いたテクニックで圧倒する。
CTには無理だと言われていた繊細な歌唱および表現力と、どの音域でも安定した声と音程と
乱れないテクニック。進化したCTの理想の姿と言える。
一見声量がないかのように思えるが、実は深みと芯があって通る声が魅力的だ。歌い方や声質、
表現力など、様々な点でバルトリそっくり。男バルトリと呼びたいのは賛めてるつもりである。

サイン会では、ほとんど一番最後に並んだので1時間待たされたが、ファジョーリとは結構
いろいろおしゃべりできた。
ケルンでは『ポッペアの戴冠』初演および再演でおなじみの彼だ。「来年は、ウィーンでお会い
できるかも」とわたしが言うと、「2月、3月と11月に歌います」との返事。
11月は初耳なので問うと「11月にアン・デア・ウィーン劇場で『リナルド』」と言うではないか。
「え、ウィーンであなたが『リナルド』のタイトル・ロールを歌うの?」と訊ねると、うれしそうに
「ええ、来シーズンなんですが、決まりました」と頷いた。でも、コンサート形式だそうだ。
(アン・デア・ウィーンでは4月に『ゴーラのアマディージ』に出演と噂に上ったが、いつの間にか
それがスケジュールから消えている)
「それから、『ポッペアの戴冠』の再々演はないのかしら?」と問うと、「その話は今のところ
ありません。今年再演があったばかりですし」とのこと。
来年の11月といえば、バルセロナでマレーナ様(決定)とサラ様(多分)の『アグリッピーナ』
が上演される。ウィーンの『リナルド』と組み合わせて日本からヨーロッパ遠征することをお勧めする。
[PR]
by didoregina | 2012-12-18 23:50 | オペラ実演 | Comments(27)
Commented by アルチーナ at 2012-12-19 11:11 x
早速のレビュー、どうも有難うございました・・
ああ、何から書こうか・・
先ず、素敵な写真、どうも有難うございます。
今回はPJもカメラ目線でしたね!
それから、ファジョーリのリナルド情報もどうも有難うございます!!
そうそう・・アマディージは無くなったようですね。
ポッペアは数ヶ月前に更新していたリアルちゃんの事務所にはケルンでポッペアの件、残っていたんですけれども・・・やっぱり別の何かなのかもしれません。

ええーーーっと、ところで気になったのはサバドゥス君のファンになったんですね!!
フラちゃんは???!!!(笑)
それはそうと、私もサバドゥス君はファジョーリに似たタイプだと思ってます。
フレージングだとかテクニックなんかが。
個人的にはこういう歌い方が「歌」を聴く楽しさが感じられて好きです。
ジャルスキとミネンコはどちらかと言うと一本調子のイメージなのですが、
若しかしたら、彼らの方が、所謂昔からバロック声楽を聴いている方々からしたら
違和感が無いのかもしれないな・・と最近思ったりもしいます。

Commented by アルチーナ at 2012-12-19 11:11 x
(続く)
ジャルスキが何を歌ってもジャルスキというのは私もそう思います(笑)
でも、(だからこそ?)スター歌手なのかも?という気も最近しています。
チェンチッチはちょっと分からなくて、こういうタイプではないし、
かと言って、ファジョーリやサバドゥスのようなフレージングなどでもなく・・・
演歌的な所なんかを見るとイタオペ的なのかしら?などと思ったり・・

それにしてもテクニック的にも声の音色的にも色々で、
それを一度に聴けて羨ましいです!!いいなーー!!
ちょっと気になっていた音響も悪くなかったようですし♪

・ ・・で、お着物は??
記事はまだ続きがあるのでしょうか?(笑)
Commented by Mev at 2012-12-19 17:29 x
レビュー、お待ちしておりました!

私も行きたいところですが、わんこの調子が微妙で夢が叶うかどうかまだわからないので、お話だけでも読ませていただいて嬉しいです。

写真、よく撮れていますね!PJも正面だし、ファジョーリもすごく男前に撮れています!!

PJは演技という意味では素が出るタイプなので衣装があると雰囲気がでそう、というのはうなずけます。彼の場合は多分ドラマというより音楽そのものを作っていく職人タイプかもしれません。そこがチッチとは対照的なのかもしれませんね。チッチはポイントをつかむ、そして芸術品として全体を肉付けしていくっていうか。。。ほんと玉三郎みたいです。
鯖どすくんは若いし、将来性を感じる歌い手さんなのですね!それをうかがうとますます行きたいです~。
Commented by galahad at 2012-12-19 23:40 x
早速レポート、ありがとうございます。 サイン会でのすごい人だかりのお写真を見てビビりまくっていたんですが、レイネさんのお写真はなごやかなのでちょっと安心しました。ケルンオペラがテント小屋になってることもきっぷ取るまで知りませんでした…。
演奏会形式もまた楽しということで、わくわくです。
もうマドリッドへお出かけですよね。 『マクベス』レポもお待ちしております!
Commented by レイネ at 2012-12-20 06:55 x
アルチーナさま、お待ちかねと思って、フラちゃんのニュースと写真を速攻アップしました。ほとんど全ての歌手の全てのアリアにブラヴォーがかかったのですが、そうでない場合も何回かあり、かえって冷たい仕打ちっていう感じ。ファジョーリはいつでもブラヴォーの嵐浴びてました。
ミネンコは、何年か前に生で聴いたときには印象が薄かったのですが、大分上手くなってる。音楽的にはチッチとファジョーリの中間みたいな印象で、悪くありません。ただし、この5人の中では平凡と言うか、影が薄い。それと、典型的ロシア顔がCTの声にそぐわない感じで、どうも贔屓する気になれないの。。。とにかく華がない。
チッチは本調子ではなかったようですが、それとは別に衰えとはいかないまでも、今後これ以上の伸びは期待できないようなビミョーさが。他の歌手の若々しいのと比べるとね。。。
何はともあれ、5人の生の声聞き比べ歌合戦は大変贅沢で満足のいくものでした。
Commented by レイネ at 2012-12-20 07:01 x
アルチーナさま、張り切って初おろしの着物で行ったんです。そして、ファンにはいつも優しいPJから(着物が)「きれい!」と言われたんですが。ホテルの部屋に姿見がなかったのがガンで、夜更けに部屋に戻って脱いだら、なんと帯の二重太鼓作るのに使ったクリップを付けたままでした。。。誰も(sarahさんも気がつかなくて)何も言ってくれないんだもの。帯のアクセサリーだと思われたのか。。。
Commented by レイネ at 2012-12-20 07:09 x
Mevさま、今年のケルン行きが無理でも、1年半後にはアムスで公演がありますから!(でも、次は舞台形式で見たい。ヴェルサイユまで行きたいわ)
写真は、人ごみがなくなるまでずっと待ってから最後に撮ったんです。ドイツ語ができないファジョーリとは、ドイツ人が話しかけないのが幸いして結構いろいろ英語でしゃべれたし。
チッチもPJも歌手としてのパーソナリティが強すぎて、ご本人そのものって感じの歌唱なのが、わたしにはイマイチ。。。ぜひ別のオペラでまた聴きたいと思わせる歌手が、サバドゥスとファジョーリなんです。おっかけしようかしら。
Commented by レイネ at 2012-12-20 07:15 x
galahadさま、サイン会場が出口近くなので、帰る人の流れがすごいから列が作れず、縄とかも張ってないからカオスなんです。まるで休憩中のドリンク売り場みたいな状態。でも、最後まで待ってたら大丈夫、じっくりお話もできるし写真も撮れる。(1人だとずっと待つのは辛いかもしれませんが)
マドリッドの『マクベス』は、出遅れて高い席(値段が)しか残ってないので、潔くパスします。だって、125ユーロ出してもかなり見切れるのって、嫌だわ。二人分だとよけい痛いので。
Commented by bonnjour at 2012-12-20 11:26
レポを心待ちにしていた私たちのことを考えての、記事&写真の速攻アップに大感謝。いきなりミーハー視点から切り込みますが、フラちゃんが、すごい二枚目になってるではないですか!実は先月、ナンシーで2度目の生フラちゃんに接して、2年前にロンドンで聴いた(バルトリ姐がツアー引き廻し)ときから何倍もバージョンアップしてる様子に腰を抜かしたのですが、ルックスも同時バージョンアップされてて、「彼ってこんなにセクシーだったんだ」と認識を新たにしたわけです。それで、この記事のレイネさん撮影の写真を見て、ますますそれを確信しました。これはアーティストとして成長目覚ましい彼の、内側からにじみでる自信の効果ですね。ナンシーでは素晴らしい舞台を見ることができて幸せだったけれど、唯一残念なのはフラちゃんに直接お目にかかることがかなわなかったこと。それで、ケルン組&パリ組の報告をワクワク聞きながら、心の片隅では嫉妬心がメラメラと(笑)。でも昨夜、フラちゃんが夢の中に出てきたから、いいんだ(詳しくは拙ブログに)。
(続く)
Commented by bonnjour at 2012-12-20 11:36
(続き)
5人ものカウンターテナーが登場すると、まさに生演奏のサンプル盤というか、否が応でも各人の個性や技量が競われる歌合戦になりますね。アルバーチェ役は、いわゆる「美味しい役」なので、フラちゃんの大成功はキャスティング段階から約束されてたといえますが(そういう意味で、キャスティング担当チッチの手腕はすごい)、難曲を楽々と歌って役柄に生命を吹き込んだのは彼の功績ですね。

あ、これからはPJの追っかけと兼務しますので、ヨロシク(どうせPJはこれから8カ月の長期休暇だし)。2014年の「アルタセルセ」再演を楽しみにしつつ、フラちゃんの他のコンサートもチェックします。

ところで、アルチーナさんのブログ友であるファジョーリ・ファンのドイツ人lotus-eaterさん(ブログ名:operasora)に、レイネさんのブログにケルンのレポと写真が載ってるよって、英語のサマリー付きで通報しちゃった。彼女、ここに遊びに来るかもしれませんのでヨロシク。事後承諾でごめんなさい。
Commented by bonnjour at 2012-12-20 11:40
(続き)
当日のお召し物、初おろしの着物とは気合が入ってましたね!sarahさん経由でFacebookで拝見しましたが、きれいな色で、さぞかし会場で映えたことと思います。PJに美しいと褒められるなんて、女冥利につきるではないですか。
Commented by アルチーナ at 2012-12-20 11:55 x
BONNjourさま!有難うございます!!私も彼女にリナルドの事を教えてあげねば!とは思ったのですが、いかんせん英語が・・・(汗

そうそう、本当に写真が素敵なので何度も見に来てしまっています(笑)
事後報告で申し訳ございませんが写真DLさせてもらいました。
悪用・流用は致しませんのでお許しを!

2014年のヴェルサイユ、観に行きたいですよね!でも同キャストなんだろうか・・というのも気になる所ではあります。
Commented by bonnjour at 2012-12-20 12:43
アルチーナさま: うふふ、考えることは皆、同じ。二枚目になったフラちゃんの写真を見にきてほしくて「空さん」に声、かけちゃった。なにせミーハー、ビジュアル派の私ですから(笑)。空さん、PJや鯖娘も好きみたいだから、写真見たら喜ぶよね。そして最新の出演情報をシェア!なのであった。

2014年のヴェルサイユは、もしかすると選手交代もあるかもしれませんね。でもアルバーチェはフラちゃんじゃないといやだな。

レイネさま、ブログ主さんそっちのけでコメント欄使わせてもらって、すみません!
Commented by レイネ at 2012-12-20 14:32 x
bonnjourさま、ファジーリのルックスのヴァージョン・アップは、歌手としてのゆるぎなき自信の上に成立したのでしょうね。それから、きっちりとカメラ目線だと口元の緩みがなくなるのも男前度を上げてる要因かと。素顔は、マルコメ君と呼びたいくらいかわいいわ。
夢は、努力および意識するとかなり好みのが見ることができるようですね。また、実現させる方法もあるようですし。
SM(サド・マゾではなくてソーシャル・メディア)ってすごいなあ、とケルンで思ったのは、譲二(この綴りで合ってる?)ことラング氏を会場ですぐ見つけられ、しかもあのカオスのようなフォアイエでも窮地のごとくおしゃべりできちゃうという点。向こうも「ああ、FCからね」と屈託ないし。もう1人sarahさんの『アルタセルセ』繋がりというだけのドイツ人FB友も、あの混雑した会場でわたし達を見つけ出し、昔からの親しいファン同士のように接するのにもびっくり。
今日からまた家を空けることが多くなり、アップもコメント返しもできなくなりますが、コメント欄は皆様ご自由におしゃべりの場としてご利用くださいませ。
Commented by レイネ at 2012-12-20 14:39 x
アルチーナさま、ケルンでsarahさんに親しく話しかけてきたFB友ドイツ人と空さんは別人よね?
2014年の再演ともう一つ新しいプロダクション実現に向けて譲二とチッチは休む間もないことでしょう。

ところで、今年のマルティナ・フランカのこと、ファジョーリに訊くの忘れた!
Commented by 守屋 at 2012-12-26 02:27 x
こんばんわ。現在、ロンドンから逃避中でやっとナンシーの舞台を観ています。

 レイネさんのコメントの一部と、特にジャルスキィの写真を観て感じたのは、CTって旬の時期は短いのかなと。ファンの方にはむっとされるかもしれないですが、こちらに掲載されているジャルスキィの写真の額の深いしわと左目の下のしわに、34歳のジャルスキィが40代に見えてしまいました。30歳のファジョーリもその若さでここまで極めてしまってという印象が強まります。
Commented by アルチーナ at 2012-12-26 16:06 x
マルティーナ・フランカの件、一応演目が公式サイトで発表になっているのですが、演目を見る限り・・と言ってもレア過ぎて良くわかりませんが、ファジョーリが出るとしたらレオナルド・レーオかな?と思うのですが、これはロドルフォ・チェレッティベルカントアカデミーのプロジェクト、となっているので出ないような気がしますね・・
なので来年出演するかどうか、かなり怪しい感じがしております。
少なくともポルポラ「ポリフェーモ」は無いようです。

でも、本当に色々と聞いて下さって有難うございます!

それから2014年はやっぱり、歌手が少し変わりそうですね・・まだ確定ではないのかもしれませんが・・やっぱりコンサート形式でも、聴いておいて良かったですよね!うーー、羨ましい!!
サラさんのレビューが出てないのですが、最終日組のレビューも楽しみですね。最終日はPJの長期休暇前の最後の公演にもなるので、サイン会が凄いコトになりそう!!
Commented at 2012-12-29 07:22 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by レイネ at 2012-12-30 20:31 x
守屋さま、ナンシーと同じ演出の舞台を2014年にヴェルサイユで観たい!と思ってます。

CTの盛りは確かに他の男声と比べると短いのですが、新しい世代ではテクニックが著しく進化してるし、喉のメンテもバルトリ姐を見習って上手く調整していけば、今後は結構長いキャリアも可能になるかもしれません。
終演後のPJの写真には疲れが目に付きますが、長いステージの後ですからね。彼は、27日のケルン公演を最後に、8ヶ月のサバティカルに入ります。健康管理と精神衛生上、長期の休みを取ることも大事なことですよね。きっとその間に、埋もれた作曲家や曲などを発掘・研究するのだと思います。
ファジョーリは男バルトリですから、体調や喉のコントロールも姐に倣って末永く活躍することを期待してます。
Commented by レイネ at 2012-12-30 20:40 x
アルチーナさま、今後はマルティナ・フランカからペーザロのロッシーニ・フェスティヴァルに昇格出演ってことも考えられますよね。
『ポリフェーモ』は、それじゃあ、ウィーンだけなの今のところ?コンサート形式一回だけってのはなんだか腑に落ちない。。。パリあたりでもやりそうなものなのにね。『ゴーラのアマディージ』@ウィーンから消えてしまったのがショックだわ。
galahadさんと Mevさんの千秋楽レポが出ましたね!やっぱり最終日だけあってすごい熱狂のスタンディング・オヴェーションとまたもやカオスのサイン会。。。
Commented by didoregina at 2012-12-30 20:52
鍵コメのアイコさま、ようこそいらっしゃいませ。
オランダ映画、少ない予算でがんばってますが、国際的にはなかなか認められないのは、残念ながら水準的にイマイチだからです。
俳優では故シルヴィア・クリステルとか、ルトガー・ハウアーとかカリス・ファン・ホウテンとかは結構知名度が高いけど、オランダ制作の作品だと埋もれてしまいがちで。

そちらのブログにもお邪魔します。エスプリに富んだ楽しいブログですね。こちらこそよろしく!
Commented by bonnjour at 2012-12-30 23:34
「アルタセルセ」は千秋楽も、すごい熱気だったようで、行けなかった私は指をくわえてみていますが、アムスのP様のご配慮で、こんなすてきなものが手に入りました=> http://bit.ly/VpLkso とプチ自慢。あと、レ様とsarahさんに加え、galahadさんとMevさんにも日本のファンからの熱い思いを伝えていただきました。

ウィーン、ローザンヌ、パリ、ケルンとヨーロッパ各地を巡業した「アルタセルセ」の生舞台を見ることができなかったので、せめてものなぐさめに、各国で出たレビューを抄訳してFacebookに載せています。アルチーナさんのブログにも順次、転載していただいてます。

フラちゃんはこれからもロッシーニに意欲的に取り組んでいくそうです(27日にP様に聞いていただきました)。なので、ペーザロに登場というのもありかも。楽しみですね。行きたいな。

今日、これからスイス ロマンド放送でローザンヌのライブの放送があります。そちらの時間で本日日曜 17h00 ~
サイト==> http://bit.ly/X6Ig76
Commented by レイネ at 2012-12-31 00:08 x
bonnjourさま、まあ、このヴィデオのことだったのね、Twで皆様盛り上がってたのは!今年も実り多き年になりましたこと。そしてまた、Pさん、すごいやり手だわ。さすが譲二置屋のお馴染みの貫禄でしょうか。ことづてやお願いを託せる頼もしいお方。

でも、フラちゃんのフランクフルトのチケット売れ行きが芳しくないそうですね。。。微妙な日程と場所だからね。

色々な情報のご提供ありがとうございます。
よい年越しと新年をお迎えくださいませ。
Commented by bonnjour at 2012-12-31 00:53
当初、P様が「サイン会でフラちゃんに何か伝えたいことは?」といってくださったので、P様を畏れ多くもメッセンジャーに仕立てたのですが、なんと、思いもしなかったビデオメッセージをゲットしてくださって、狂喜乱舞するとともに、P様の「現場力」に敬服した次第です。初対面の譲治社長とも、早速仲良しになって集合写真撮ってらしたし、P様のパワーにはこちらまで元気づけられます。

フラちゃんのフランクフルトのチケットの売れ行きが悪いことは、現地在住の「空」さんが心配してますね。まるでPJの日本公演の売れ行きが悪かったときの私と一緒の気持ち(笑)。土壇場になって席が売れ切れることを遠くから祈ってるのですが…。

来年もよろしくお願いします。良い年をお迎えください。
Commented by レイネ at 2012-12-31 02:48 x
bonnjourさま、CETに合わせて生活してらっしゃるの?そのおかげで、直前にいただいたラジオ放送情報がジャスト・オン・タイムで、今ライブで聴いてます。夕飯の支度と仕事しながら。普段、動画付きのストリーミングはPCで鑑賞しますが、ネット・ラジオでライブを聴くことはないのですが、『アルタセルセ』は聴き逃せませんからね。ケルンのステージが眼前に蘇るようです。歌合戦になってるというのもわかっていただけるでしょ?

2014年には、日本人仲間打ち揃ってヴェルサイユとアムスに行きましょうよ!
Commented by bonnjour at 2012-12-31 05:15
うふふ、今日のネットラジオの放送はオンデマンドの再放送があるはずなんですが、リアルタイムで聴きたくて夜更かししてしまいました。日本からはアルチーナさん、オランダからはMevさん、そしてシンガポールからSさんという方が同じ番組を聴いていて、互いにTwitterでおしゃべりしながら(合いの手を入れるってやつ)、とうとう最後まで聴いてしまいました。

2014年のヴェルサイユとアムス制覇、実現させたいですね。
Commented by レイネ at 2012-12-31 19:20 x
bonnjourさま、フラちゃんキッスでハイになってたのね。PJが休暇に入るこれからの8ヶ月間は、フラ様で盛り上がるというバランス感覚がよろしいわ。ヨーロッパに戻られたらおっかけもできますね。
4月のウィーンでの『ゴーラのアマディージ』またキャスト変更にならないかな、と強く希望。


コンサート、オペラ、映画、着物、ヴァカンスなど非日常の悦しみをつづります。


by didoregina

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

プロフィール

名前:レイネ
別名: didoregina
性別:女性
モットー:Carpe diem

オランダ在住ですが、国境を越えてベルギー、ドイツのオペラやコンサートにも。
ハレのおでかけには着物、を実践しています。
音楽、美術、映画を源泉に、美の感動を言葉にしていきます。


最新のコメント

Vermeerさま、多分..
by レイネ at 01:38
トマスのソロ・コンサート..
by Vemeer at 01:25
Vermeerさま、この..
by レイネ at 20:56
詳細なレポート、楽しく拝..
by Vermeer at 18:02
ロンドンの椿姫さま、それ..
by レイネ at 17:03
大満足のマスタークラスで..
by ロンドンの椿姫 at 23:41
鍵コメさま、ヴェロニカ・..
by didoregina at 18:57
Mevrouwさま、北海..
by レイネ at 18:46
レイネ様も怒涛の更新で、..
by Mevrouw at 23:33
Mevrouwさま、サー..
by レイネ at 22:10
Mevrouwさま、夏の..
by レイネ at 22:05
新作オペラに挑むのは本当..
by Mevrouw at 20:56
クロアチア~ベネチアを自..
by Mevrouw at 20:27
Mevrouwさま、ご高..
by レイネ at 20:19
ようやく一息つける日なの..
by Mevrouw at 19:57
Mevrouwさま、癒し..
by レイネ at 16:49
このところネットからも音..
by Mevrouw at 16:37
斑猫さま、もうすでにパリ..
by レイネ at 16:57
ロンドンの椿姫さま、まさ..
by レイネ at 16:54
こんにちは CT研究会..
by 斑猫 at 00:16

以前の記事

2017年 08月
2016年 11月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 06月
2015年 04月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月

タグ

最新のトラックバック

究極の愛を描いたワーグナ..
from dezire_photo &..
バッハが人類に残したメッ..
from dezire_photo &..
バッハが『ロ短調ミサ曲』..
from dezire_photo &..
ルター派のプロテスタント..
from dezire_photo &..
ダンテの『神曲』 ”地獄..
from dezire_photo &..
ポン=タヴァン派、総合主..
from dezire_photo &..
倉冨亮太さんの繊細な美し..
from dezire_photo &..
ダイナミックで刺激的な多..
from dezire_photo &..
贅沢と快楽に生きる娼婦な..
from dezire_photo &..
バッハとヘンデルの音楽性..
from dezire_photo &..

カテゴリ

全体
バロック
映画
オペラ実演
オペラ映像
オペラ コンサート形式
着物
セイリング
コンサート
美術
帽子
マレーナ・エルンマン
イエスティン・デイヴィス
クイーン
CD
20世紀の音楽
旅行
料理
彫金
ビール醸造所
ベルギー・ビール
ハイ・ティー
サイクリング
ダンス
ハイキング
バッグ
教会建築
カウンターテナー
演劇
未分類

検索

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

音楽
映画

画像一覧